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試験勉強

フリーターから公務員になることは可能!フリーターの受験戦略について解説します

スタッフを管理するマネジメント能力や、対人関係をうまく取りまとめる折衝能力を身に付けました。 ある時、シフトの時間割でスタッフ同士が喧嘩することがありました。 そこでリーダーである私が、話し合いを行ってシフトに関するルールぎめを行い、さらに店長に掛け合って人が足りないときは、店舗間で応援要請を行える体制を整えました。 この仕事を通して身につけた強みを、地域の住民や関係機関と協働する機会の多い、公務員の仕事にも生かしていきたいです。

といったような自己PRを作成できます。

志望動機をどのように作成するか?

アルバイト経験の中で感じた社会に対する問題点を志望動機とすることができます。

正社員でなく、アルバイトだとしても社会と接点を持つ限り、仕事をする中で何かしらの課題を見つけることができるからです。

例えば、

「病院で医療事務のアルバイトをしていた」 場合、

 病院に通う患者さんから「医療費が高くて病気を治せない」という嘆きを聞きました。  調べてみると、患者さんが使えるはずの医療費制度を使っておらず、医療費制度が十分周知されていないという問題点に気づきました。  困っている患者さんたちを行政側から支援したいと思い、公務員を志望しました。 現場の経験を活かし、医療費制度を周知し、いつも患者さんの目線で制度を考えられる公務員になりたいです。

といった志望動機を作成できます。

仕事を通じて自分が見つけた課題と、それに対してどのようなアプローチを行ったかを論理的に説明することができれば面接試験を突破することが可能です。

立派なものでなくても論理的なものであれば大丈夫です。

まとめ

フリーターであっても公務員になることは可能です。

フリーターから公務員を目指すのであれば、一般受験枠を利用して、予備校に通うのがベストです。

また、受験勉強中は可能な限りアルバイトを辞めることをおすすめします。

面接の志望動機や自己PRは、アルバイトの仕事からでも見つけ出すことが可能です。

ご覧頂きありがとうございました。

フリーターから公務員になることは可能です。

フリーターから公務員になることは可能です。

それは実際に、フリーターから公務員になった人が私の市役所にも存在するからです。

例えば、

お笑い芸人の道を目指していたけれど、挫折してフリーターから公務員になった

前職が激務で心身を壊して退職し、数年間コンビニバイトを続けていたけれど公務員になった

こういった人たちが実際にいます。

また、私が人事課で面接する受験生でフリーターの方は非常に多いです。

というのも、正社員として働いている方でも、受験勉強に専念するために、仕事をやめてフリーターをやっていたり、仕事をしていないという方が非常に多いからです。

採用のために受験勉強が存在する公務員ならではの状況かもしれません。

公務員の面接会場にはフリーターの方がありふれた存在で、面接官も驚くことはありません。

ですので、フリーターであることに引け目を感じたりする必要は全くありません。

ただし、フリーターから公務員になる人がいるからと言って全員がなれるわけではありません。

ですが、正しい努力をすれば公務員になることが可能です。

公務員受験で「フリーター」って不利になるの?

フリーターをしていたというだけで不利になることはありません。

公務員の採用面接に職業は関係無いからです。

フリーターをしていた経歴を論理的に説明できれば、面接で不利になることはありません。

建前だと思う方もいるかも知れませんが、実際に私が人事課で採用面接に立ち会ったときに、フリーターをしていることで印象がマイナスになったケースはありませんでした。

むしろ正社員の人でも、志望動機などを論理的に話せない受験生は不合格となることもよくあります。

確かに、世間一般では「フリーターは受験に不利」と言われますが、私の経験上は、どちらかというと志望動機や自己PRに問題があるケースが多いです。

少なくとも公務員受験では、フリーターというだけで受験で不利になることはありません。

フリーターから公務員を狙う具体的な心構え

受験勉強中はアルバイトを辞めましょう

受験勉強期間中はきっぱりとバイトを辞めるのをおすすめします。

少なくとも直前3ヶ月位は勉強に専念したほうが良いです。

仕事をしながら受験勉強を行うのは、時間が足りなくなるリスクが高くなるからです。

また、アルバイトの場合、正社員よりも復職することが容易だからです。

実際に、私の市役所のフリーターから公務員に合格した方々も、受験直前はアルバイトを辞めている人がほとんどです。

確かに、役所のアルバイトは面接対策には役立ちますが、それも試験勉強対策の時間が取れることが前提です。

アルバイトに入れ込みすぎて、勉強時間が十分に取れずに筆記試験に通らなくては本末転倒です。

もし可能であればアルバイトを辞めてできる限り時間を作って合格率をあげるほうがいいです。

どうしてもアルバイトをするなら、役所のバイトがおすすめ!

受験勉強期間中はアルバイトを辞めるほうがいいですが、経済的な理由などでどうしてもアルバイトをしなくてはいけない人は、県庁や役所でアルバイトするのがおすすめです。

役所のアルバイトは面接で役立つことが多いからです。

行政の仕事に接するため志望動機として語ることが多く、採用する側にしても役所の勤務経験がある人は職務上も期待できます。

実際に、私の職場に多いのは県庁や市役所でアルバイトしながら公務員受験をした人は多く存在します。

市役所や県庁、税務署などの役所ではアルバイトを通年で募集している事が多いです。

私の市役所でもアルバイトは常に不足しており、応募いただいた方にはたいてい採用のお声がかかります。

ただし、役所のアルバイトをしているから採用確実!と言うわではありません。

反対に、役所でアルバイトをしていないから面接に不利というわけではありません。

どんなアルバイトをしていても、経験から自己PRや志望動機をどのように見出すかが重要です。

ですが、公務員として実際の職務に携わった経験のある人は、採用側にとってもプラスの印象を与えるのは間違いありません。

予備校代は「未来への投資」と割り切ったほうがいい

予備校代は高額ですが、予備校に通うことをおすすめします。

予備校に通うのが最も合格率が高いからです。

予備校はノウハウやサポートが充実しているだけでなく、同じ目標に向かっている仲間がたくさんいるためモチベーションを維持するのに役立ちます。

また、数十万園の予備校代を払ったとしても、就職して、定年退職時まで働けば、どんなに低く見積もっても生涯年収が2億円以上は確実にリターンとして得られます。

目先のお金を節約するよりも、生涯年収を得るほうが合理的と言えます。

特に、面接対策は独学が難しく、欠点に気づきにくいため、予備校に所属したほうがメリットが大きいです。

確かに、公務員予備校は数十万程度かかるため、フリーターの方にとっても金銭的な負担は大きいと思いますが、代わりに「時間」を節約することができます。

一年でも早く公務員員合格すれば、年収300万〜400万円の生涯年収が増えます。

一方で、独学をして失敗した場合、年齢が高くなることで、受験できる役所が減ったりすることで余計に追い詰められる状況になり得ます。

フリーターの方は、予備校代を蓄えてから公務員予備校に通うことをおすすめします。

フリーターは「社会人受験枠」よりも「一般受験枠」を狙え!

フリーターの方は社会人受験枠よりも、一般受験枠を狙うことをおすすめします。

理由はいくつかあります。

一般受験枠のほうが倍率が低い

社会人受験枠よりも一般受験枠のほうが圧倒的に倍率が低いです。

もともと一般受験枠のほうが合格者定員が多く、また社会人受験枠は筆記試験勉強が保とん不要なため、非常に多くの人が受験するからです。

例えば、横浜市の場合社会人受験者枠は倍率が40倍近いです。

一方で、大卒程度受験枠は倍率が例年約4〜5倍程度です。

つまり、10倍くらい合格する確率が異なります。

「時間が豊富」というフリーターの強みを活かせる

一般受験枠の方が、「時間の融通が効く」というフリーターの強みを活かせます。

一般受験枠は筆記試験に大量の勉強時間を必要するからです。

また、仮に社会人経験者枠で受験する場合、競合となる人は「正社員」であることが多いです。

社会人経験者枠では「面接試験」の配点が最も高く、正社員として社会人経験のある人のほうが面接で話せるエピソードや強みがフリーターより優れていることが多いです。

そのため、社会人経験者枠ではフリーターの強みをあまり活かせません。

ただし、現在フリーターだとしても長年正社員として働いていた事があり、面接に自信がある人は社会人経験者枠で受験することも可能です。

しかし、社会人枠は倍率が非常に高く、正社員と違って、フリーターの方は落ちても「正社員」という身分保障がありません。

そのため、少しでも合格可能性の高い一般受験枠の対策をする方がいいでしょう。

いずれにしてもフリーターにとって「一般受験枠」の方が強みを活かすことができます。

 正社員フリーター
社会人経験者枠おすすめ度:◎
社会人経験者枠は面接を重視しているため、正社員の仕事のエピソードが強みになるため向いている
おすすめ度:△
フリーターとして経験できるエピソードが正社員により劣ることが多く向いていない
一般受験枠おすすめ度:△
正社員は勉強時間を取ることが難しいため、筆記試験勉強を十分に対策できないため向いていない
おすすめ度:◎
フリーターは勤務時間の融通がききやすく、受験勉強時間を十分に取れるため向いている

社会人経験者枠を受験する条件のハードルは結構高い

フリーターの方でも社会人経験者枠を利用することができますが、受験するための条件が「正社員並みの勤務時間」に設定されていることが多く、事実上フリーターを除外するようなハードルの高さとなっています。

例えば、横浜市であれば社会人経験者枠を利用する場合、

「企業・団体等で休憩時間を除き、週 30 時間以上の勤務を2年以上継続し、すべての企業の勤務経験が通算で5年以上」

であることが要件となっております。

週30時間ということは、週5日勤務で1日6時間働く必要があり、さらに一つの企業に2年以上継続して勤務する必要があります。

このようにフリーターにとっては結構ハードルが高い条件となっていることが多いです。

もし条件を満たしており、受験できるのであれば受験することも可能です。

社会人経験者枠は面接が最重要視されるため、面接に自身がある人なら合格できる可能性があります。

ただし、合格倍率は一般受験枠の10倍以上となるため、合格率は低くなります。

具体的な勉強方法

筆記試験対策

大手予備校の教材を使用するのが最も効率的です。

効率的な勉強のメソッドが凝縮されているからです。

過去問を自己流で手当たりしだいに解くのは効率が悪いです。

予備校の問題集は、カテゴリーごとに問題が分けられており、基本例題から発展問題へとバランス良く問題が載っているため理解しやすい作りになっています。

もし大手予備校に通えず独学で勉強する場合、筆記試験には有名な問題集を使用するのがおすすめです。

例えば、「スーパー過去問ゼミ」などを利用するのをおすすめします。

たしかに、独学の教材でも学ぶことができますが、それでもやはり予備校の教材には勝てないと思います。

ですが、筆記試験に関しては独学でもある程度はカバー可能かとは思います。

面接試験対策

予備校を使用する最も大きなメリットは面接対策です。

面接試験は、筆記試験のように正解が一つでなく、そもそも正解がどんなものか決まっているものではないため、独学が難しいからです。

書店で本を読んでも、自分にとっての正解は本に載っていることはありません。

そのため、予備校などでメンターの指導が必要となるケースが多いです。

例えば、 コンビニアルバイトしていた人と、医療事務でアルバイトしている人では、仕事内容や職場環境も異なるため、そこから作成される志望動機も全く異なるものとなります。

面接の自己PRをどのように作成するか?

フリーターの方で最もネックとなるのは面接だと思いますが、たとえアルバイトだとしても自己PRに使える自分の強みを発見できます。

アルバイトを通して自分の強みを裏付けるエピソードを見つけられるからです。

例えば、「コンビニアルバイトでリーダーをしていた」 場合、

スタッフを管理するマネジメント能力や、対人関係をうまく取りまとめる折衝能力を身に付けました。 ある時、シフトの時間割でスタッフ同士が喧嘩することがありました。 そこでリーダーである私が、話し合いを行ってシフトに関するルールぎめを行い、さらに店長に掛け合って人が足りないときは、店舗間で応援要請を行える体制を整えました。 この仕事を通して身につけた強みを、地域の住民や関係機関と協働する機会の多い、公務員の仕事にも生かしていきたいです。

といったような自己PRを作成できます。

志望動機をどのように作成するか?

アルバイト経験の中で感じた社会に対する問題点を志望動機とすることができます。

正社員でなく、アルバイトだとしても社会と接点を持つ限り、仕事をする中で何かしらの課題を見つけることができるからです。

例えば、

「病院で医療事務のアルバイトをしていた」 場合、

 病院に通う患者さんから「医療費が高くて病気を治せない」という嘆きを聞きました。  調べてみると、患者さんが使えるはずの医療費制度を使っておらず、医療費制度が十分周知されていないという問題点に気づきました。  困っている患者さんたちを行政側から支援したいと思い、公務員を志望しました。 現場の経験を活かし、医療費制度を周知し、いつも患者さんの目線で制度を考えられる公務員になりたいです。

といった志望動機を作成できます。

仕事を通じて自分が見つけた課題と、それに対してどのようなアプローチを行ったかを論理的に説明することができれば面接試験を突破することが可能です。

立派なものでなくても論理的なものであれば大丈夫です。

まとめ

フリーターであっても公務員になることは可能です。

フリーターから公務員を目指すのであれば、一般受験枠を利用して、予備校に通うのがベストです。

また、受験勉強中は可能な限りアルバイトを辞めることをおすすめします。

面接の志望動機や自己PRは、アルバイトの仕事からでも見つけ出すことが可能です。

ご覧頂きありがとうございました。

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