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公務員予備校

地方上級の予備校おすすめや費用・特徴を紹介【都道府県庁・政令指定都市】

地方公務員志望者
地方公務員志望者

地方上級の受験におすすめの予備校はどこだろう?

こういった疑問にお応えします。

地方上級とは、都道府県庁や政令指定都市など広域行政を司どる大規模な自治体の試験の総称です。

地方上級に含まれる自治体

  • 都道府県庁
  • 政令指定都市
  • 特別区

地方上級はあらゆる面で上級(ステータスがある・人口が多い・裁量権がある)な人気のある自治体です。

ススム
ススム

本来、自治体に上級も下級もありませんが、地方上級の方が受験生にも人気があり難易度が高い傾向にあります。

そんな魅力ある地方上級を受験するにあたっておすすめの予備校5つを紹介します。

Contents
  1. 地方上級(都道府県庁・政令指定都市・都庁・特別区)におすすめの予備校5選
  2. 【地方上級】TACのメリット・デメリット
  3. 【地方上級】LECのメリット・デメリット
  4. 【地方上級】クレアールのメリット・デメリット
  5. 【地方上級】大原のメリット・デメリット
  6. 【地方上級】大栄のメリット・デメリット
  7. 【まとめ】地方上級はどの予備校からでも合格可能。自分にあった予備校を選ぼう

地方上級(都道府県庁・政令指定都市・都庁・特別区)におすすめの予備校5選

予備校費用特徴
TAC【総合職本科生】
¥352,000(通信、通学)
公務員合格者5,460名(2019年度)
(うち地方公務員2,672名)
LEC 【スペシャルコース】
¥349,000(通信、通学)
代理店で購入することで1万円割引できる
地方上級の上位合格者が多い
理系公務員の上位合格者が特に多い
資格の大原 【公務員合格コース】
¥355,400(通信、通学)
【速修コース】
¥273,900(通信、通学)
公務員合格者3,259名(2019年度)
(うち社会人講座1,129名、専門過程2,130名)
大栄【地方上級・国家一般コース】
¥493,625(通信)
¥493,625(通学)
2次試験対策(面接・論文)に力を入れている
全国に145校存在する
クレアール【地方上級スタンダードコース】
285,000円(通信、一般価格)
199,500円(通信、1月割引価格)
通信制のみの講義
地方上級試験タイプ別のコースがある

【地方上級】TACのコース価格と特徴

コース名価格特徴
総合本科生¥355,000(web通信)
¥350,000(教室講座、DVD通学)
・国家一般職や市役所を併願できるコース
・TACで一番人気のコース
入門付き総合本科生¥370,000(web通信)
¥365,000(教室講座、DVD通学)
・国家一般職や市役所を併願できるコース
・つまづきやすい理系科目を優しく教えてくれる
トリプル本科生¥405,000(web通信)
¥400,000(教室講座、DVD通学)
・国家一般職・市役所・国税専門官の3つを併願できる

【地方上級】TACのメリット・デメリット

メリット
  • 地方上級の合格実績が最も優れている
  • 圧倒的な試験情報を揃えている
  • テキストの質が高い
デメリット
  • 通学生がWebフォローをつける場合3万円の追加料金がかかる

【TACのメリット】地方上級の合格実績が最も優れている

自治体合格者
(TAC生/最終合格者)
TAC占有率
特別区1類 651名/2032名 32.0%
(3.1人に1人)
東京都1類B 151名/403名 37.5%
(2.7人に1人)
神奈川県 46名/187名 24.6%
(4.1人に1人)
横浜市 91名/391名 23.3%
(4.3人に1人)
川崎市 60名/195名 30.8%
(3.3人に1人)

このようにTACは地方上級試験で優れた合格実績を挙げています。

全ての公務員予備校の中で最も優れた合格実績を上げているからです。

2019年度の公務員合格者は5460名にものぼります。

同じ試験を目指す仲間が多く、優れた実績実績を上げているTACはどんな受講生にもおすすめできるオールマイティーな予備校です。

【TACのメリット】圧倒的な地方上級の試験情報をそろえている

TACは圧倒的な地方上級試験の情報をそろえています。

毎年多くの合格者や受講生を輩出しており、豊富な受験情報を蓄積しているからです。

例えば、各自治体の面接でどのような質疑をされたかが「TACの面接復元シート」に記載されています。

ススム
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TACの面接復元シートの情報量は圧倒的で、面接方法が公開されていない特別区23区の情報も全て載っていました。

【TACのメリット】過去問テキストの質が高い

TACはテキストの質が高いです。

TACが提供するVテキスト過去問は非売品で、LECが教材として使用している市販のクイックマスターなどよりも断然解説がわかりやすいです。

特に、専門記述試験や論文試験の回答や問題集が充実しており、東京都庁や特別区など専門記述が課される試験で効果を発揮します。

合格者のうちおよそ3人に1人がTAC出身者であるため、都庁や特別区を志望する方に特におすすめの予備校です。

【TACのデメリット】通学生がWebフォローをつける場合3万円の追加料金がかかる

通学生はwebフォローが標準されておらず、利用する場合3万円の追加料金がかかります。

(LEC、大原など競合となる大手予備校は標準装備されています。)

TACの通学コース受講生は多くの人がwebフォローを申し込むので実質的な値上げといえるでしょう。

学校の授業や仕事があって講義を受けられない場合、Webフォローを受けて周囲に追いつく必要があるからです。

ススム
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追加費用はかかるのは痛手ですが、TACの通学生だった私としてもWebフォローはつけておいた方が無難です
背に腹は変えられません。

【地方上級】LECのコース価格と特徴

コース名価格特徴
スペシャルコース¥346,000(通信)
¥341,000(通学)
・地方公務員〜国家一般職まで幅広く併願できる
スーパースペシャルコース ¥414,000(通信)
¥409,000(通学)
・国家専門職(国税専門官・財務専門官・労働基準監督官)を併願できる
スペシャル(国税/財務併願コース)¥385,000(通信)
¥380,000(通学)
国税専門官・財務専門官を併願できる
  • 代理店(大学生協・書店)を通して購入すると1万円割引
  • 本試験過去3年分の問題&解説がついてくる
  • 模擬面接の練習は無制限

【地方上級】LECのメリット・デメリット

メリット
  • 地方上級で重要な面接試験対策が優れている
  • 理系・技術職の地方上級試験に強い
  • 公務員試験の過去3年分の本試験過去問をゲットできる
デメリット
  • 講師の質にバラツキがある

【LECのメリット】地方上級で重要な面接試験対策が優れている

LECは地方上級で重要な面接試験対策が優れています。

LECは面接対策に数多くの講師をそろえており多くのお金をかけているからです。

LECの講師陣

  • 地方上級試験の専任講師
  • 企業の元人事担当者
  • 現役のキャリアカウンセラー

さまざまな経歴の人と面接対策を行うことで、より多面的に面接対策を行えます。

(TACや大原は予備校の担任講師としか面接対策ができません。)

【LECのメリット】理系・技術職の地方上級試験に強い

LECの地方上級(理系)の合格実績

【1位】
東京都Ⅰ類B(電気)
特別区Ⅰ類(造園土木(土木))
横浜市(大卒程度・環境)
群馬県(Ⅰ類・農業)
【2位】
愛知県(大卒程度・土木)
【3位】
特別区Ⅰ類(電気)
【4位】
東京都Ⅰ類B(電気)
【5位】
特別区Ⅰ類(建築)
【6位】
東京都Ⅰ類A(電気)
東京都Ⅰ類B(環境検査)
【7位】
東京都Ⅰ類B(一般方式・土木)

LECは理系公務員に力を入れており、非常に優れた実績を上げています。

LECは理系公務員の対策に非常に力を入れているからです。

正確な合格者数は不明ですが、上位合格者に関してはLECから多くの合格者が出ていることがわかります。

実際にLECの理系公務員講座は恵まれた特典をゲットできます。

LEC理系コースの特典

  • 国家総合職〜地方上級まで幅広く併願できる唯一の予備校
  • 過去8年分の本試験過去問をゲットできる(TACは5年分のみ)
  • 理系に特化した面接対策を提供している

理系技術職の地方公務員を目指す方はこちらの記事も参考になります。

【LECのメリット】公務員試験の過去3年分の本試験過去問をゲットできる

公務員試験の過去3年分の本試験過去問を入手できます。

本試験の過去問を入手できるのは予備校の中でLECだけです。

LECを活用すれば過去問題がコース料金に含まれているため、余分なお金をかけずに過去問対策を行えます。

【LECのデメリット】講師の質にバラツキがある

LECは講師の質にバラツキがあり、人によって相性が異なります。

LECは実力な社風のため良くも悪くも尖った講師が多いからです。

もちろんどの予備校でも講師の性格や相性の問題はありますが、LECでは特に講師のクセが強いように感じました。

ススム
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私が受講したある面接対策講義では、講師がスパルタな講義を行っており途中から授業に来なくなる生徒もちらほらいました。
(ただし、その分しっかりとした志望動機を作れるようになりました。)

【地方上級】クレアールのコース価格と特徴

東京都Ⅰ類B
(行政・新方式)
コース
¥160,000
(¥134,000)
都庁(行政・新方式)に特化したコース

    【併願できる職種】

  • 国立大学法人
コース価格
(8月割引価格)
特徴
地方上級(全国型)
コース
¥255,000
(¥200,000)
地方上級(全国型)に特化 したコース

    【併願できる職種】

  • 国家一般職
  • 国立大学法人
  • 市役所
地方上級(関東型)
コース
¥255,000
(¥200,000)
地方上級(関東型)に特化したコース

    【併願できる職種】

  • 国家一般職
  • 東京都庁
  • 特別区
  • 国立大学法人
  • 市役所
地方上級
(中部北陸型)
コース
¥255,000
(¥200,000)
地方上級(中部北陸型)に特化したコース

    【併願できる職種】

  • 国家一般職
  • 国立大学法人
  • 市役所
特別区Ⅰ類コース ¥240,000
(¥190,000)
特別区に特化したコース

    【併願できる職種】

  • 国家一般職
  • 地方上級
  • 国立大学法人
  • 市役所
東京都Ⅰ類B
(行政・一般方式)
¥250,000
(¥197,000)
都庁(行政・一般方式)に特化したコース

    【併願できる職種】

  • 国家一般職
  • 地方上級
  • 国立大学法人
  • 市役所

【地方上級】クレアールのメリット・デメリット

メリット
  • 地方上級に特化したコースがある
  • 費用が安い
  • 通学生がWebフォローをつける場合3万円の追加料金がかかる
デメリット
  • 対面での面接対策を受けられるのは水道橋本校だけ

【クレアールのメリット】地方上級に特化したコースがある

地方上級の試験タイプに特化したコースを提供しています。

地方上級の公務員試験は、全国型、関東型、中部・北陸型の3種類のタイプに分かれています。

地方上級の3タイプ

  • 全国型:教養科目・専門科目が必須回答
  • 関東型:教養試験は必須回答、専門科目は選択回答で知識系の出題が多い
  • 中部北陸型:教養試験は必須回答、専門科目は選択回答で知能系の出題が多い

クレアールは地方上級のタイプ別にそれぞれ特化したコースを提供しています。

クレアールの地方上級コース

  • 地方上級(全国型)
  • 地方上級(関東型)
  • 地方上級(中部北陸型)
  • 特別区1類コース
  • 東京都1類(行政・一般方式)コース
  • 東京都1類(行政・新方式)コース
  • 地方上級(民間併願型)コース

公務員試験は1点の差が合否を左右することが珍しくありません。

1点でも多く獲得するために自分が目標とする地域の出題形式に特化したコースを受験できます。

【クレアールのメリット】費用が安い

予備校費用
クレアール ¥255,000
TAC ¥355,000
LEC ¥341,000
大原 ¥355,400
大栄 ¥455,000

クレアールは費用が安いです。

クレアールは他の予備校と比較して費用が約10万円ほど安いです。

クレアールは設備や人件費を削減することで安価な受講料を実現していることが理由です。

費用を安く抑えたい人にとってクレアールはおすすめの予備校です。

【クレアールのメリット】3万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる(安心保証パック)

クレアールは3万円の追加料金で受講期限を1年間延長できます。

3万円という安い価格で受講期限を1年間延長できるのはクレアールならではの大きなメリットです。

(TACやLECなど他の予備校は際受講する場合でも最大30%程度しか割引を受けられません。)

予備校2年間でかかる料金
クレアール1年目:25.5万円
2年目:  3.0 万円
合計:28.5万円
TAC1年目:35.5 万円
2年目:24.9万円
合計:60.4万円
LEC1年目:34.1 万円
2年目:23.9万円
合計:58.0万円
大原1年目:35.5 万円
2年目:35.5万円
合計:71.0万円
大栄1年目:45.5 万円
2年目:45.5万円
合計:91.0万円

(※LEC・TACは再受講割引30%を適用した価格で、最も安いweb講座で計算しています。大原・大栄に再受験割引がありません。)

仮に1年目の受験で不合格になってクレアールに2年間に通った場合、LEC・TACに通う場合に比べて約30~60万円も費用を安くできます。

【クレアールのデメリット】対面での面接対策を受けられるのは水道橋本校だけ

クレアールは対面の面接対策が受けられるのは東京都の水道橋本校だけです。

クレアールは水道橋にしか校舎や講師がいないからです。

ただし、水道橋校に通えない人は電話で面接対策を受けられます。

また、ジョブフェや新卒応援ハローワークを活用することで面接対策を受けることができます。

【地方上級】大原のコース価格と特徴

コース名価格特徴
公務員合格コース¥355,400(通信、通学)大原で最も人気のあるコース
国税・財務専門官
併願合格コース
¥365,600(通信、通学)地方上級に加えて、国家一般職・国税専門官・財務専門官を併願できるコース
国家一般職・地方上級合格プラン
[教材・Web講義・オンライン個別指導]
¥250,000(通信)オンラインで面接指導まで受けられる独学コース
公務員2年合格コース¥414,500(通信、通学)2年間かけて公務員試験対策を行うコース

【地方上級】大原のメリット・デメリット

メリット
  • 合格実績が優れている
  • いつでも担任講師と相談できる
デメリット
  • 講師の質にバラツキがある

【大原のメリット】合格実績が優れている

大原(社会人講座)の地方公務員の合格実績(2019年度)

3259名(社会人講座1129名、専門過程2130名)

大原は地方公務員の試験で優れた実績を上げています。

専門課程も合わせると、合計で19,667名の合格者がおり、圧倒的な合格実績を誇っています。

特に、地方公務員の中でも公安系公務員(警察官・消防士)の試験に優れており、警察官412名、消防官203名の優れた合格実績を上げています。

【大原のメリット】いつでも担任講師と相談できる

大原はいつでも担任講師と相談できるのが大きなメリットです。

大原は担任講師が校舎に常駐しており、いつでも気軽に担任に相談できるからです。

TACやLECなどはひとりの講師が複数の校舎を掛け持ちして授業を行っているケースが多く、すぐに面談ができません。

一方で、大原であれば校舎に講師が常駐しており相談事があればすぐに講師とお話しできます。

【大原のデメリット】講師の質にバラツキがある

大原のデメリットは講師の質にバラツキがある点です。

非常勤講師の割合も多く、必ずしも公務員試験に特化した講師だけが教えてくれるとは限らないようです。

特に地方の校舎はあまり質の良い講師がいないとの口コミもあります。

一方で、水道橋などの首都圏の校舎には大原で評判の高い講師が常駐しているため、質の高い指導を受けられます。

また、webの授業を活用することでデメリットを補うことができます。

本科生であれば、webフォローで放送されている講義は最も有名な講師が指導しているものが収録されているため活用するのがおすすめです。

【地方上級】大栄のコース価格と特徴

コース名価格特徴
公務員合格コース¥450,000程度・地方公務員〜国家公務員まで幅広く併願できる
・受講カリキュラムによって価格が上下します。

【地方上級】大栄のメリット・デメリット

メリット
  • 地方在住者でも通える校舎が多い
  • 二次試験対策(面接試験・論文試験)が充実している
デメリット
  • 費用が高い

【大栄のメリット】地方在住者でも通える校舎が多い

大栄は地方在住者にも通える校舎が多くおすすめです。

大栄の校舎は公務員予備校の中で最も数が多く、全国に145校舎あります。

TACやLECなどの大手の公務員予備校は首都圏や地方都市(仙台・博多など)にしか校舎がありません。

そのため、地方都市に住んでいない方にとって公務員予備校に通う選択肢がありません。

【大栄のメリット】二次試験対策(面接試験・論文試験)が充実している

大栄の二次試験対策

  • 採用コンサルタントが使用する自己分析ツール
  • 100ページ以上にも及ぶ二次試験対策テキスト
  • 全国各地の大栄受講生と合同模擬面接ができる

大栄は二次試験対策が充実しています。

費用が高い分面接対策などに高額な費用のかかるツールを用いたり、手間のかかるイベントを開いているからです。

特に、地方上級は論文試験や面接試験の配点が高いため、力を入れて対策する必要があります。

上記のように様々な2次試験対策を行なっている大栄は特に配点の高い面接試験で大いに活用できます。

【大栄のデメリット】費用が高い

大栄のデメリットは費用が高い点です。

二次試験対策や設備投資に力を入れている分どうしても費用が高くなってあいまうことが理由として挙げられます。

地方上級コースは約45万円の費用がかかりますが、これは他の予備校と比べて10万円〜20万円ほど高いです。

若干費用は高いですが、10万円〜20万円程度であれば、公務員になればすぐに元を取ることができます。

また、家の近くに公務員予備校がない地方在住者には選択肢があるだけでもメリットは大きいです。

地方上級は試験タイプによって受験方式が異なります。

タイプ都道府県政令指定都市
全国型青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県(行政)、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福島県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県仙台市、さいたま市、千葉市、新潟市、静岡市(事務A)、浜松市、名古屋市(行政一般)、広島市(行政)、北九州市、福岡市、熊本市
関東型 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県、新潟県、静岡県 なし
中部北陸型岐阜県、愛知県、三重県、富山県、石川県、福井県なし
独自方式北海道、東京都、京都府、大阪府札幌市、東京特別区、横浜市、川崎市、相模原市、静岡市(事務B)、名古屋市(法律、経済)、京都市(一般事務職)、大阪市(行政、法律)

特に、東京都庁・特別区・横浜市・川崎市など独自の試験方式を採用している自治体はそれ専用の対策を行う必要があります。

独自方式を採用している自治体は人気のある自治体

独自方式を採用している自治体

【都道府県庁】
北海道、東京都、京都府、大阪府

【政令指定都市】
札幌市、東京特別区、横浜市、川崎市、相模原市、静岡市(事務B)、名古屋市(法律、経済)、京都市(一般事務職)、大阪市(行政、法律)

独自方式をとっている自治体は日本人なら一度は聞いたことがある有名な自治体です。

これらの自治体は受験者数が多いという特徴があります。

ススム
ススム

独自方式の自治体は併願しにくいため、自治体にとっては受験者が減ってしまいデメリットが大きいはず。
にもかかわらず、独自方式をとっているということはそれだけ強気に出られる人気のある自治体ということです。

独自採用方式をとっている自治体は面接試験の難易度が高め

そして、独自方式を採用している自治体は面接試験を重視しているケースが多いです。

独自採用方式をとっている自治体の特徴

  • 東京都1類B:2次試験と3次試験で面接試験とグループワークを課す
  • 横浜市:2次・3次試験で面接試験を課す
  • 特別区:人事委員会では3分間プレゼンテーション、区面接では区ごとに独自の面接試験を課す
  • 川崎市:2次・3次試験でそれぞれ面接試験を課す
  • 相模原市:2次・3次試験でそれぞれ面接試験を課す

このように面接試験が最低2回以上課されている自治体が多く、一般的な地方上級に比べて難易度が高いです。

ススム
ススム

大規模な自治体の行政を担える優れた人物を面接試験を通して選抜しようとする意志を感じますね

地方上級は独学よりも予備校をおすすめする理由

地方上級は独学よりも予備校がおすすめです。

地方上級の合格者は予備校生の割合が多いからです。

私は受験生時代に横浜市や特別区に合格し内定者と話しましたが、合格者の9割以上が予備校出身でした。

独学では試験の得点をゲットするのが難しいだけでなく、孤独に勉強を続けるモチベーションを維持するのも非常に苦労します。

その点、予備校生であれば周囲は同じ目標を持った仲間が多くいますし、地方上級であればその数は非常に多いです。

私は一度予備校に通って、その後独学へ変わりましたが、独学で公務員試験に合格するのは勉強面でもメンタル面でもかなり苦労しました。

【予備校代は未来への投資】予備校費用はボーナス1回で元を取れる

公務員になったら予備校代はボーナス1回で簡単に元を取れます。

少ない費用を惜しんで合格可能性を下げるよりも、少しの出費には目を瞑って自分の一生がかかっている公務員試験の合格可能性を少しでも上げた方がメリットが大きいです。

もちろん、

地方上級志望者
地方上級志望者

予備校に通いたいけど費用が高いよ

という方もいると思います。

予備校費用を安くする方法

予備校費用を安くする方法

  • 費用のやすい予備校・コースを利用する
  • 予備校の割引制度を活用する

公務員予備校は高いですが少しでも安くする方法をご紹介します。

費用の安い予備校・コースを利用する

クレアールなどの費用の安い予備校を活用しましょう。

TACやLECよりも面接対策などの面で劣っている部分もありますが、それでも独学するより勉強の手助けとなること間違いなし。

クレアールは年間を通して割引を実施しているため、パンフレット請求などで割引料金を確認するのもおすすめです。

予備校の割引制度を活用する

予備校の割引制度も活用しましょう。

どの予備校も基本的に割引制度を用意しています。

割引制度の具体例

  • 再受験割引:受講価格の20~30%OFF
  • 奨学生割引:受講価格の最大で30%OFF
  • 他校学習経験者割引:受講価格の最大30%OFF

これ以外にも予備校ごとにパンフレットで割引情報を配布しています。

割引クーポン配布など資料請求者だけが得られる割引情報もあるため、受講料を安くしたい方は無料のパンフレットの請求がおすすめです。

各予備校のパンフレット請求リンク

【補足】予備校選びで役立つおすすめのハンドブック(無料)

予備校に通ってみたけど思っていたのと違う、、、

予備校選びに失敗して後悔してる、、、

こんな口コミをたまに見かけることがあります。

このような失敗は事前の情報収集が足りなかったことが原因。

そんな情報収集不足を防ぐためには「ココからスタート!公務員試験入門ハンドブック」がおすすめです。

ハンドブックの要点

  1. 【重要】合格者の体験記
    →合格者が実際に勉強を行った手順を学べるため、合格する大まかなイメージをつかめる。
  2. 公務員の種類・職種について詳細が載っている
    →職種や受験先を知ることで受験先の幅が広がり、予備校選びに役立つ
  3. 受験先の自治体の倍率や年齢制限などの詳細データ
    →受験先に合わせた細かな戦略を立てられる
  4. 合格者が語る「私の苦労したこと&克服法」
    →合格者の失敗談を知ることで、効率的な受験戦略を立てられる
  5. 転職者のQ&A
    →あなたの不安や疑問を解消できる

上記以外にも公務員受験に役立つ情報が満載。

書店で1,000円くらいで売っていてもおかしくないクオリティです。

公務員予備校を選ぶときだけでなく、志望先の選び方やその後の学習計画の参考にもなりますよ。

このハンドブックは公務員予備校のクレアールが発行している冊子ですが、他の予備校に通っている方でも無料で入手可能。

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ちなみに、資料請求をしたからといってしつこい勧誘や電話などが来ることは一切ありませんよ。
実際に、ぼくは何度も資料請求していますが、勧誘を受けたことは一度もありません。

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※数量に限りがあります。

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【まとめ】地方上級はどの予備校からでも合格可能。自分にあった予備校を選ぼう

地方上級は今回紹介したどの予備校を選んでも十分合格可能です。

地方上級は公務員試験の中でも標準的な科目しか出題されないため、予備校ごとにそこまで大きな差はつきません。

そのため、費用やカリキュラムよりも「自分が勉強に集中できる環境が整っているか?」や「予備校の雰囲気や講師は自分にあっているか?」などの感覚的な部分も重要になってきます。

予備校の全体像を掴むためにも、パンフレットの請求や予備校の受講相談をすることで雰囲気を掴みましょう。

各予備校のパンフレット請求リンク

あなたの予備校選びのお役に立てれば嬉しいです。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

ABOUT ME
susumu
某市役所を首席(1位)で複数合格しました。 公務員を目指している受験生や公務員への転職を考えている人に向けて、公務員の採用現場の裏側や人事制度・仕事などを紹介します。 また、現役公務員に役立つライフハックを書いていきます。

公務員予備校のまとめ記事は以下で紹介しています。

あなたに適した公務員予備校がみつかりますよ!