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公務員予備校

理系公務員(技術系公務員)におすすめの予備校はLEC、次点でTACとクレアール!講座の費用と特徴をランキング形式で解説【土木/建築/化学/林学/農学など】

理系公務員志望者
理系公務員志望者

理系は公務員試験の情報が少なくて、どうすればいいか悩むな〜。どの予備校を受講すればいいんだろう?

理系公務員志望者
理系公務員志望者

理系公務員・技術系公務員を目指すのにおすすめの予備校を知りたい!

こういった方に向けて記事を書いています。

今回紹介するのは以下の職種の公務員予備校です。

  • 土木職
  • 建築職
  • 電気・電子・情報職
  • 化学職・環境職・衛生職
  • 造園職
  • 薬剤職・薬学職
  • 林業・林学職

それ以外の職種を受講する方はこちらの記事をご覧ください。

公務員予備校のおすすめ徹底比較【費用・特徴・職種ごとに】公務員予備校は、予備校ごとに得意分野があります。 相性の合わない予備校に通うと多額のお金を失い、試験にも失敗します。 公務員予備校選...
Contents
  1. 理系公務員(技術系公務員)を目指すのにベストなのはLEC、次点でTACとクレアール
  2. 【第1位】LEC(理系・技術系公務員講座)
  3. 【第2位】TAC(理系・技術職公務員講座)
  4. 【第3位】クレアール(理系・技術職公務員講座)
  5. 【まとめ】理系(技術系)公務員予備校はLECが一番無難だけど、次点でTAC・クレアールもあり

理系公務員(技術系公務員)を目指すのにベストなのはLEC、次点でTACとクレアール

理系・技術系志望が公務員予備校を選ぶ際の2つのポイント

【条件1】理系(技術系)公務員向けの専用講座が存在すること

まず、理系(技術系)専用対策講座があることが前提条件です。

というのも、理系(技術系)向けの公務員対策講座を開講している予備校は意外と少ないからです。

各予備校の理系公務員(技術系公務員)講座の有無

予備校名理系(技術系)対策講座の有無
LEC
TAC
クレアール
大原
(一部の校舎のみで実施)
EYE×
東京アカデミー×
Z会×

理系(技術系)の専用対策講座を揃えているのはTAC、LEC、クレアールの3社だけです。

(大原は札幌などの一部の地域しか開講していません。)

したがって、理系の公務員予備校はこの3社から選ぶことになります。

【条件2】面接対策講座が充実していること

理系の専用対策講座があれば、最低限の条件はクリアしています。

そこで、次に重要となるのが面接対策講座が充実していることです。

なぜならば、理系公務員の試験は面接試験の配点が高いからです。

理系公務員志望者
理系公務員志望者

理系公務員だし、文系公務員と違って専門的な技能を持っていることが一番大切だよね!
面接よりも専門科目に力を入れた方がいいだろうな〜

という勘違いをされている方は少なからずいます。

ですがあえて声を大にしていいたいのは

ススム
ススム

理系の場合も面接試験の配点はかなり高いですよ〜!

ということです。

たしかに、理系は文系よりも専門的な仕事をするので筆記試験の知識が実務に直結する部分は大きいです。

土木職であれば、図面を書いたり現場の視察を行うときに専門知識は必要です。

しかしそれ以上に、住民対応や業者とのやり取りの中でコミュニケーションスキルが重視される機会が非常に多いです。

(国・都道府県庁は市役所よりも筆記試験の比重が高い傾向ありますが、それでも面接の比重が大きいです。)

そのため、配点の高い面接対策までしっかりとサポートしてくれる予備校がおすすめです。

これらの条件を踏まえた上で、理系公務員におすすめの予備校をランキング順に紹介します。

理系公務員予備校3社の職種別講座の有無

試験区分LECTACクレアール
土木職
建築職
電気
電子
情報職
化学職
環境職
衛生職
×
造園職
薬剤職
薬学職
林業職
林学職
農学職

※△は教養科目のみ対策可能なコースが存在する場合

【第1位】LEC(理系・技術系公務員講座)

LEC(理系・技術職公務員講座)の概要( ↓ 表はスライドできます)

コース名費用特徴
国家総合職
工学の基礎対策コース
【一般価格】
・265000円(通学)
・239000円(通信)

【代理店価格(10%オフ)】
・225000円(通学)
・229000円(通信)

・通学コースは教養科目のみ教室講義(それ以外の科目は通信講義)
・国家一般職本試験8年分の過去問をゲットできる
・国家総合職(工学区分)本試験4年分の過去問サンプルをゲットできる

    目指せる職種

  • 国家総合職
地方上級・国家一般職
土木職合格コース
【一般価格】
・339000円(通学・教養+工学の基礎)
・304000円(通学・教養のみ)
・289000円(通信)

【代理店価格(10%オフ)】
・329000円(通学・教養+工学の基礎)
・294000円(通学・教養のみ)
・279000円(通信)

・国家一般職本試験8年分の過去問をゲットできる
目指せる職種

  • 国家一般職
  • 東京都Ⅰ類
  • 特別区Ⅰ類
  • 道府県庁
  • 市役所
  • 国立大学法人等職員
地方上級・国家一般職
建築職合格コース
地方上級・国家一般職
電気・電子・情報職合格コース
地方上級・国家一般職
機械職合格コース
地方上級・国家一般職
化学職合格コース
地方上級・国家一般職
農学職合格コース
【一般価格】
・339000円(通学・教養+工学の基礎)
・304000円(通学・教養のみ)
・289000円(通信)

【代理店価格(10%オフ)】
・329000円(通学・教養+工学の基礎)
・294000円(通学・教養のみ)
・279000円(通信)

・国家一般職本試験8年分の過去問をゲットできる
目指せる職種

  • 国家一般職
  • 道府県庁
  • 市役所
  • 国立大学法人等職員

(※上記以外にも理系公務員コースが存在します。詳細はLECホームページでご確認ください。)

公務員予備校は数多くあるため、

理系公務員志望者
理系公務員志望者

どの予備校にすればいいのか正直よくわからん、、、

と思う方も少なからずいると思います。

こう思っている方はとりあえずLECを選んでおけば間違いありません。

理系公務員においてはLECがすべての予備校の中で最も歴史が長く、カリキュラムが充実しているからです。

LECの合格実績がそれを裏付けています。

LEC(理系・技術職公務員講座)の合格実績(2019年度)

  • 【1位合格】
    特別区1類(土木造園(土木))
  • 【2位合格】
    国家一般職(大卒・土木)
  • 【3位合格】
    国家一般職(大卒・建築)、特別区1類(電気)
  • 【6位合格】
    東京都1類A(技術)
  • 【9位合格】
    国家一般職(大卒・電気電子情報)

他の予備校と比べて、LECは理系公務員受験で圧倒的な上位合格実績を誇っています。

LEC(理系・技術系公務員講座)のメリット・デメリット

メリット
  • 過去問8年分をゲットできる(TACは過去5年分まで)
  • 国家総合職(理系・技術職)に唯一対応している予備校
  • 面接指導を行う担任講師が優れている
  • 過去の面接情報データベースを無料で閲覧できる
デメリット
  • 特になし

【LECのメリット】国家一般職本試験の過去問8年分をゲットできる

LEC公務員講座の最大のメリットは本試験過去問8年分と詳しい問題解説が入手できる点です。

(国家総合職講座の受講生は、上記に加えて「国家総合職最新4年本試験過去問のサンプル」を入手できます)

公務員試験の過去問は過去3年分程度しか公表されておらず、マイナーな理系公務員は市販の問題集も多くないからです。

ここまで膨大な量の理系公務員の過去問を得られるのは、日本でLECだけと言っても過言ではありません。

【LECのメリット】国家総合職(理系・技術職)に唯一対応している予備校

試験区分対応職種LECTACクレアール
工学土木職
建築職
××
農業科学
水産
農業職
水産職
××
数理科学
物理
地球科学
数理科学職
物理職
地球科学職
××
農業農村工学農業機械職××
化学
生物
薬学
化学職
生物職
薬学職
××
森林
自然環境
林学職

国家総合職の試験種に幅広く対応している公務員予備校はLECだけです。

TACやクレアールは、国家総合職の一部の教養科目であれば対策できますが、肝心の専門科目の対策をとることはできません。

そのため、理系の国家総合職を狙いたいと考えるひとは予備校はLEC一択だといえます。

(むしろ予備校に通うならLEC以外の選択肢はありません。)

【LECのメリット】面接指導を行う担任講師が優れている

LECは面接指導をおこなう担任講師が優れています。

LECは実力主義の社風であるため、講師一人ひとりの指導力が他の予備校に比べて圧倒的にハイレベルです。

私が某LEC講師の面接指導を受講した時は、私が半泣きするくらい全力で怒鳴られるというものすご〜く熱のこもった指導を受けることができました。笑

その講師に怒られたくないがために、お尻に火がついたように死に物狂いで面接対策を行ったことで、特別区や市役所の面接試験で1位合格を達成できました。

(もちろん厳しいだけではなく、アドバイスも的確でした。)

別のLEC講師に横浜市の面接相談したときは、志望動機に基づいて街歩きの具体的なルートを細かくアドバイスしていただき、横浜市を上位の成績で合格できました。

LECは他にも様々な面接官がおり、どの人も非常にハイレベルな面接対策のアドバイスをいただけます。

理系の筆記試験対策だけでなく、面接試験対策も充実しているLECが最もおすすめの予備校です。

具体的には、以下のよう各業界で経験や実績を持つ講師陣をそろえています。

  • 理系公務員専属担任講師
  • 現役のキャリアカウンセラー
  • 元公務員や人事採用経験者

理系(技術職)公務員専属担任講師がいる

文系受験生に比べて、理系公務員の受験生は圧倒的に数が少ないため周囲に相談できないという人も多いのではないでしょうか。

そんな方にとって、理系専属の担任講師がいるのはとても心強いです。

理系ならではの専門科目に関する相談や学習スケジュールの相談をできます。

私はLECの担任講師との面談は主に面接対策やエントリーシート作成の際に大いに活用しました。

どうしても独りよがりになりがちな志望動機やエントリーシートを、専門知識を持った第3者から見てもらえるのは本当に貴重です。

理系公務員の受験生は面接対策を乗り切るために予備校を活用しているといっても過言ではありません。

現役のキャリアカウンセラーが面接指導をしてくれる

担任講師だけでなく、現役のキャリアカウンセラーが面接指導を行っています。

ハローワークなどの実際の就労支援の現場で経験を積んだカウンセラーが面接対策やエントリーシートの指導を行ってくれます。

LECは公務員対策事業以外にも就労支援事業などを行っており、面接指導経験が豊富なカウンセラーとのネットワークを持っています。

元公務員や人事採用経験者と回数無制限の面接練習ができる

LECでは、元公務員や人事採経験者とweb上で面接練習を行うことができます。

面接官は公務員や元企業の採用担当を務めていた50代〜60代くらいのベテラン面接官ばかりです。

しかも、面接練習は無制限で何度でも受講できます。

パンフレットに載っているだけでも20名以上の面接官がおり、マンネリ化せずに新しい気持ちで面接練習に臨むことができます。

面接練習は回数を重ねるほどの上達していくため、多くの面接経験を積むほどに合格可能性がアップしていきます!

過去の面接情報データベースを無料で閲覧できる

LECでは過去の本番面接で質問された内容をデータとして蓄積しており、LECの理系公務員本科生は無料で閲覧できます。

LECは過去30年以上も理系公務員対策をおこなっているためそれまで受験してきた受講生の面接ノウハウが蓄積されています。

特に、理系公務員の受験生にとって面接対策の情報はとても少ないです。

面接試験本番で失敗しないためにも、面接情報データベースを閲覧できるのは非常にメリットが大きいです。

資料請求でLEC理系・技術職公務員講座の割引情報をゲット!

LECは公務員講座の資料請求をすると割引情報をゲットできます。

  • 公開講座・受講相談割引:最大2万円割引
  • 退職者・離職者応援割引:20%割引
  • 学卒未就労者応援割引:20%割引
  • Web奨学生割引:最大30%割引

最大で約10万円も割引を受けられる割引制度もあります。

また、LECはここで紹介しているもの以外にも、時期によって早期受講割引などのお得なキャンペーンを実施してます。

資料請求は無料なので理系公務員を検討している方は、下記のリンクから「理系(技術職)公務員パンフレット資料請求して割引情報をゲットしましょう!

【第2位】TAC(理系・技術職公務員講座)

TAC(理系・技術職公務員講座)の概要( ↓ 表はスライドできます)

コース名費用特徴
土木職本科生【一般価格】
・260000円(web)
・290000円(教室)
・290000円(ビデオブース)
・310000円(教室+ビデオブース)
国家一般職本試験5年分の過去問を入手できる
・理系専用の面接対策テキストを入手できる目指せる職種

  • 道府県庁
  • 市役所上級
  • 東京都1類B
  • 特別区1類
  • 国家一般職(大卒)
  • 国立大学法人等
建築職本科生【一般価格】
・250000円(web)
・280000円(教室)
・280000円(ビデオブース)
・300000円(教室+ビデオブース)
機械職本科生
電気・電子・情報職本科生【一般価格】
・260000円(web)
・290000円(教室)
・290000円(ビデオブース)
・330000円(教室+ビデオブース)
化学職本科生【一般価格】
・260000円(web)
・280000円(教室)
・280000円(ビデオブース)
・300000円(教室+ビデオブース)
技術職本科生
(工学の基礎コース)
【一般価格】
・180000円(web)
・220000円(教室)
・220000円(ビデオブース)
・240000円(教室+ビデオブース)
専門科目対策がない(都庁などに対応していない)
目指せる職種

  • 道府県庁
  • 市役所上級
  • 国家一般職(大卒)
  • 国立大学法人等
技術職本科生
(教養科目コース)
【一般価格】
・160000円(web)
・180000円(教室)
・180000円(ビデオブース)
・200000円(教室+ビデオブース)
・造園、農学、林学、水産、薬学、衛星、食品衛生監視員、環境が対象
(「工学の基礎」が出題されない職種)
専門科目を独学で対策する必要あり目指せる職種

  • 道府県庁
  • 市役所
  • 東京都1類B
  • 特別区1類
  • 国家一般職(大卒)
  • 国立大学法人等職員

※上記に加えて、別途入会1万円がかかります。
詳細はTACでご確認ください。

TACのカリキュラムはある意味でLECの下位互換といえます。

TAC
  • 国家一般職過去問5年分をゲット
  • 一部の理系公務員職種のコースが存在しない
  • 国家総合職コースが存在しない
LEC
  • 国家一般職過去問8年分をゲット
  • すべての理系公務員職種に対応した講座を提供
  • 国家総合職コースが存在する

しかし、公務員予備校業界最大手であるTACならではの強みがいくつか存在しています。

TAC(理系・技術職公務員講座)の合格実績

残念ながら、理系公務員単体での合格実績は公表されていません。

しかしながら、私が働いている市役所や友人が勤める都庁や特別区にもTAC出身者は相当数います。

(私の体感ではLECの次に合格者が多いです)

そのため、相当数の合格実績を出していることは間違いありません。

TAC(理系・技術職公務員講座)のメリット・デメリット

メリット
  • 論文系科目のテキストの質がとても良い
  • 国家一般職本試験5年分の過去問をゲットできる
  • 面接対策が充実
デメリット
  • 理系の国家総合職コースが存在しない
  • マイナーな理系公務員のコースが存在しない

【TACのメリット】論文系科目のテキストの質がとても良い

TACのテキストは公務員予備校の中で最も良質です。

私が各公務員予備校のテキストの中身を見て比較した結果、TACのテキストが最も理解しやすいと感じたからです。

特に、専門記述論文などの論文系科目ではTACのテキストはLECのテキストよりも圧倒的に質がよかったです。

理系の受験生は論文系科目が苦手な方が多いため、専門論文対策に不安がある方はLECよりもTACを受講することをおすすめします。

【TACのメリット】国家一般職5年間分の本試験過去問を入手できる

TAC公務員予備校では5年間分の過去問を入手できます。

国家一般職の過去問を8年入手できるLECには分量は劣りますが、過去問5年分でも本試験には十分太刀打ちできる問題量です。

また、テキストの解説は個人的にはTACの方がより丁寧な印象を受けました。

そのため、理解力に自信のない人は解説が丁寧なTACの理系公務員講座がおすすめです。

いずれにしても、過去問は5年分もあれば受験では十分だといえるでしょう。

【TACのメリット】面接対策が充実している

TACもLECと同様に面接対策が充実していますが、その中でLECよりもTACが優れている点を挙げてみました。

  • 数多くの受講生とグループ面接対策できる
  • 担任講師制度で相談ができる
  • 過去の面接情報が豊富

数多くの受講生とグループ面接対策ができる

TACのグループ面接対策では事務系の受験生と合同で面接対策を受けられます。

TACは公務員業界で最も受講生が多いため、数多くの受講生と意見交換できるのが大きなメリットです。

一緒に受験対策をする仲間が少なくなりがちな理系受験生にとって、文系の受験生から情報を共有してもらうことで志望動機やエントリーシート対策に役立てることができます!

特に、地方自治体を受験する人は街歩きやイベントの参加を一緒にできるため、TACは受講生同士のネットワークを生かしやすい環境にあります。

担任講師制度で相談ができる

TACは担任講師制度があり進路相談や勉強スケジュールを相談できます。

私はTACに通っていたときに、エントリーシート対策や面接対策で担任講師制度はとても重宝しました。

理系の知識を持った人が面接対策や志望動機のチェックをしてくれるのは大きなメリットです。

ただし、TACの場合登録している校舎でしか担任面談が受けられない点がデメリットです

過去の受験情報がLEC以上に豊富に蓄積されている

TACはLECと同様に30年以上理系公務員講座を運営しています。

そのため、過去の面接受験者の情報などを豊富に持っています。

ただし、受講生数はLECよりもTACの方が多いため、受講生が多くスケールメリットのあるTACの方が多くの面接情報が蓄積されているでしょう。

面接対策の情報の多さという点では、LECよりもTACに軍配があがります。

【TACのデメリット】理系(技術職)の国家総合職コースが存在しない

TACには理系の国家総合職専用のコースが存在しません。

教養試験や政策課題討議試験は対応できますが、専門択一試験や専門記述試験に対応できません。

TAC公務員講座が対応している国家総合職の試験科目

国家総合職試験科目科目国家総合職の対応
1次試験教養択一
専門択一
2次試験専門記述×
政策課題討論
面接試験

つまり、TACを受講して国家総合職を目指す場合、専門択一と専門記述を独学する必要があります。

したがって、理系の国家総合職を目指す場合、専門択一・専門記述対策まで網羅しているLECの方が無難です。

(実際に、LECは理系国家総合職の上位合格者が多いです。)

ただし、TACには国家総合職の単科講座が存在する

TACには「国総過去問解説講座(工学の基礎)」という単科講座(オプション講座)があります。

工学の基礎は国家総合職の専門択一試験に一部出題されるため、TACでも部分的ではありますが専門択一試験の対策ができます。

【TACのデメリット】一部の理系公務員(造園、農学、林学、水産、薬学、衛星、食品衛生監視員、環境)の専用講座が存在しない

TACには、造園、農学、林学、水産、薬学、衛星、食品衛生監視員、環境の講座が存在しません。

そのため、専門科目は独学で対策する必要があります。

したがって、専門科目科目を独学できる自信のない人はLECの理系公務員講座を受講することをおすすめします。

TAC公務員講座の資料請求で授業を無料体験できる!

TACの資料請求をするとTACの授業を体験受講できます。

各校舎ごとの無料体験スケジュールが送付されてくるので、LECとどちらを受講するか悩んでいる人は一度体験入学してみましょう!

また、時期によってはお得な割引情報も入手できるため以下のリンクから資料請求してみることをおすすめします。

【第3位】クレアール(理系・技術職公務員講座)

クレアールは通信教育をメインとする公務員予備校です。

クレアール(理系公務員講座)の概要( ↓ 表はスライドできます)

コース名費用特徴
1年合格
技術系公務員コース
【一般価格】
・225000円(通信)
※3万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる制度がある
・通信制授業が基本となる
・通信制だが面接対策講義もついている

    目指せる職種

  • 地方上級
  • 東京都1類B
  • 特別区1類
  • 市役所
  • 国立大学法人

クレアール(理系・技術系公務員講座)のメリット・デメリット

メリット
  • 価格が非常に安い
  • 3万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる安心保証プランがある
    (合格すれば3万円返金保証)
  • 面接対策を早期からスタートできる
デメリット
  • 面接対策が水道橋校でしか行われていない
    (ただし、電話面談も対応可能)

【クレアールのメリット】価格が非常に安い

クレアールは受講価格が非常に安いです。

TACとLECが26万円程度するのに対して、クレアールは22万円で受講できます。

また、基本的に年間を通してキャンペーンを行っているため、いつでも一般価格よりも安く受講できます。

割引も組み合わせれば20万円以下で講座を受講することも可能に!

【クレアールのメリット】3万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる(安心保証プラン)

あらかじめ3万円の追加料金を払っておくことで、万が一不合格になった場合に受講期限をもう1年延長できます。

これは他の予備校には存在しないクレアールならではの大きなメリットです。

合格すれば返金されるし、不合格だったらそのまま受講期限を延長できます。

例)土木職講座を2年間受講するケース

予備校2年間でかかる料金
クレアール1年目:24.0万円
2年目:  3.0 万円
合計:27.0万円
LEC1年目:28.9 万円
2年目:20.23万円
合計:49.13万円
TAC1年目:26.0 万円
2年目:18.2万円
合計:44.2万円

(※LEC・TACは再受講割引30%を適用した価格で、最も安いweb講座で計算しています。)

仮に1年目の受験で不合格になってクレアールに2年間に通った場合、LEC・TACに通う場合に比べて約20万円も費用を安くできます。

最も大きなポイントは、不合格になった場合でも、2年目に面接対策サポートを受けられる点です。

LEC・TACの場合、面接対策のために約20万円もの再受験費用がかかります。

多額の費用を抑えられるクレアールは大きなメリットがあります。

【クレアールのメリット】面接対策を早期からスタートできる

クレアールは受講開始と同時に面接対策を開始できます。

面接対策を早期から開始することで、面接試験を万全の状態で受講できます。

さらに、自分が本当にいきたい志望先を明確に意識できるようになり効率的に受験勉強に取り組めるようになるメリットもあります。

他の大手公務員予備校は面接試験直前2次試験の直前期から面接対策を開始するところが多く、面接対策が不十分で試験に落ちてしまう人も多いです。

早期から面接対策にとり組めるのはクレアールだけの強みだといえます。

【クレアールのデメリット】面接対策が水道橋校でしか行われていない

クレアールのデメリットは、対面で行う面接対策が水道橋本校でしか実施されていない点です。

人件費や設備投資にかかる費用を抑えることで低価格を実現していることが理由です。

しかし、裏を返せば水道橋本校に通える人であれば全くデメリットとはなりません。(通学できない人は電話で担任講師と模擬面接ができます)

また、クレアールの提供する講座以外に以下の方法で面接対策ができます。

  • 東京しごとセンターのジョブカフェ
  • 新卒応援ハローワークの面接
  • 大学のキャリアセンターの模擬面接

面接対策の方法は面接対策の記事で詳しく解説しています。

価格を安く抑えつつ面接練習を行いたい人はクレアールがおすすめです。

クレアールの資料請求で社会人転職ハンドブックと講座の情報をゲット!

クレアールの資料請求を行うと、ネット上で公開されていない割引情報をゲットできたり、社会人転職者向けのハンドブックを無料でゲットできます。

特に、社会人転職者向けのハンドブックは、社会人でこれから公務員に転職を考えている人に非常に役立つ本です。

このハンドブックは無料でゲットできるので、他の予備校にかよう人も入手しておくことをおすすめします。

理系公務員(技術系公務員)は独学よりも予備校通学がおすすめ

理系公務員職は独学受験生と予備校通学者で大きな差がでやすいです。

理系公務員は試験対策の情報はインターネット上、書店などにもそれほど多く存在していないため独学での受験難易度が高いからです。

(文系の公務員受験であれば、教材も豊富に存在しているため独学合格も比較的簡単です。)

特に、理系受験者向けの面接対策の情報が少なく、独学の難易度をさらに高めています。

実際に、私の市役所に入庁してきた受験生で一般受験枠で独学合格した人は一人もいませんでした。

(面接重視の社会人経験者採用枠では1名だけ独学合格者がいました。)

私の実体験からいっても合格を確実にゲットしたい人は多少お金を支払ってでも予備校に通うことをおすすめします。

予備校代は「未来への投資」と割り切ったほうがいい

予備校代は高額ですが予備校に通うことをおすすめします。

予備校に通うのが最も合格率が高いからです。

予備校はノウハウやサポートが充実しているだけでなく、同じ目標に向かっている仲間がたくさんいるためモチベーションを維持するのに役立ちます。

特に、面接対策は独学が難しいため、予備校に所属したほうがメリットが大きいです。

たしかに、公務員予備校は数十万程度かかるため経済的な負担は大きいです。

一方で、予備校に通ったとしても公務員試験に合格すれば、20万円〜30万円の予備校代を回収できるどころか年間300万円〜400万円のお釣りがきます。

したがって、不合格リスクの高い独学よりも確実に合格を得られる公務員予備校に通うことをおすすめします。

【補足】予備校選びで役立つおすすめのハンドブック(無料)

予備校に通ってみたけど思っていたのと違う、、、

予備校選びに失敗して後悔してる、、、

こんな口コミをたまに見かけることがあります。

このような失敗は事前の情報収集が足りなかったことが原因。

そんな情報収集不足を防ぐためには「ココからスタート!公務員試験入門ハンドブック」がおすすめです。

ハンドブックの要点

  1. 【重要】合格者の体験記
    →合格者が実際に勉強を行った手順を学べるため、合格する大まかなイメージをつかめる。
  2. 公務員の種類・職種について詳細が載っている
    →職種や受験先を知ることで受験先の幅が広がり、予備校選びに役立つ
  3. 受験先の自治体の倍率や年齢制限などの詳細データ
    →受験先に合わせた細かな戦略を立てられる
  4. 合格者が語る「私の苦労したこと&克服法」
    →合格者の失敗談を知ることで、効率的な受験戦略を立てられる
  5. 転職者のQ&A
    →あなたの不安や疑問を解消できる

上記以外にも公務員受験に役立つ情報が満載。

書店で1,000円くらいで売っていてもおかしくないクオリティです。

公務員予備校を選ぶときだけでなく、志望先の選び方やその後の学習計画の参考にもなりますよ。

このハンドブックは公務員予備校のクレアールが発行している冊子ですが、他の予備校に通っている方でも無料で入手可能。

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ちなみに、資料請求をしたからといってしつこい勧誘や電話などが来ることは一切ありませんよ。
実際に、ぼくは何度も資料請求していますが、勧誘を受けたことは一度もありません。

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【無料】公務員を目指す人は全員まずはコレを読め!←公務員試験入門ハンドブックで最短合格しよう こういった疑問にお答えします。 公務員試験の情報は巷に溢れていますが、 情報が多すぎて迷ってしまう どの情報が...

【まとめ】理系(技術系)公務員予備校はLECが一番無難だけど、次点でTAC・クレアールもあり

理系は文系よりも独学で対策するのがむずかしいため、公務員予備校の利用価値は十分に高いです。

最後に、今回紹介した予備校のおさらいをします。

予備校費用特徴
【1位】
LEC
22.5万円〜34万円・理系公務員のほぼ全ての職種に対応している
・国家一般職の8年分の過去問をゲットできる
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16万円〜33万円・教養科目対策のみの安価なコースが存在する
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【3位】
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