海外旅行に行くための休みはどのくらい取れるの?
海外旅行先はどんな場所が多いの?
公務員は海外旅行に行きやすい職業です
プライベートで海外旅行へ行きやすい!
公務員は海外旅行に行きやすい職業です。
経済面・職場環境面いずれも海外旅行へ行ける条件が整っているからです。
経済的面では、ボーナスなどを貯蓄して、海外旅行へ行くお金を十分貯められます。
また、職場環境面では、有給取得が推進されており、海外旅行へ行くためのお休みを取りやすくなっています。
実際に、私の同期には毎年必ず海外旅行に行くような人もいるので、海外旅行が好きな方にもおすすめできる職業です。
公務員はプライベートで海外旅行へ行きやすい条件が整っています。
仕事で海外へ行くことも可能!
公務員は仕事で海外に行くこともあります。
職種によっては、仕事で海外出張したり、海外赴任するものもあり、研修制度として海外留学制度があるからです。
海外赴任する際に、余暇時間を観光などに充てれば海外旅行を楽しむことができます。
例えば、国家公務員である外務専門官は外国の大使館に勤務するのが一般的ですし、国家公務員の場合は国費で外国の大学へ留学する制度もあります。
ただし、いずれにしても海外で働ける職種や制度は人気があり、非常に狭き門であるため、かなりの努力を必要とします。
ですが、公務員は職務で海外へ行ける数少ない職業です。
公務員が海外旅行に行く際の注意点は?
海外旅行へ行くときは「私事旅行等の届け出」を提出する必要がある!
公務員は居住地を長期間離れる場合、「私事旅行等の届け出」の提出を必要とするケースが多いです。
緊急事態に連絡体制を整えることを目的としており、各組織の法令で定められているからです。
国家公務員や多くの市区町村の役所で提出を義務付けられています。
私の市役所でも提出が義務付けられており、係長⇛課長の決裁を経てから人事課へ提出する必要があります。
ですが、実は私の職場ではこの届出をしっかりと提出している人は市役所でもほとんどいません。
近年は携帯電話・メール・SNSが発展しており、緊急時に連絡がつくことが多く、必ずしも届け出を出さなくても問題に発展しないケースが多いからです。
ただし、海外旅行に行く場合、携帯電話のデータ通信をオフにしていることが多く、wifiの整っていない国だと常に連絡がつくとは限りません。
万が一、災害時に市役所に緊急招集がかかったときに、連絡がつかない!という自体になりかねません。
後になって、
というのは問題になるケースがあります。
特に、災害時に中心的な役割を果たしている人の場合は注意が必要です。
私事旅行等の届け出を出さずに海外旅行へ行き、災害が発生時に連絡がつかず、災害時業務に支障をきたした場合、懲戒処分が下る可能性もあります。
たしかに、私はこれまで実務で、私事旅行等の届け出を出さないことで罰則を受けたケースを見たことはありません。
ですが、せっかくの楽しい旅行で心配事を増やしたくなければ、私事旅行の届け出を出したほうが旅行を楽しめるでしょう
海外旅行へ行くための休みはどのくらい取れるの?
海外旅行のために10連休以上を取得することも可能
公務員は海外旅行に行くために、10連休を取得することも可能です。
カレンダー通りの休みのため、GWや年末年始休暇に有給を数日付け加えるだけで、10連休も取得することができるからです。
そのため、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、夏休み、年末年始休暇など長期休暇を取れるタイミングに海外旅行に行く人が多いです。
実際に、私の職場の後輩は年末年始休暇に有給をプラスして、14連休を取得し、旅行へ行っていました。
ただし、長期休暇は旅行代金が非常に高額な上、非常に込み合うことが多いです。
有給などを使用して土日祝日をずらして旅行に行く人もいます。
ただし連休を取得できるかどうかは部署にもよります。
海外旅行に行くために長期間休めるかどうかは、所属している部署と担当している仕事の内容によります。
仕事量が少なく、休みをとっても問題ない場合は長期間取得して、海外旅行をしやすいです。
ただし、忙しい部署で仕事をしている場合、連休を取得するのは難しいケースもあります。
ですが、公務員は比較的休みを取得しやすい環境ではあり長期の連休を取得することも可能です。
年度始めや年度末は長期休暇が取りにくい傾向にある
年度始めや年度末など、節目となるタイミングは長期休暇を取りにくい傾向にあります。
これらの時期は忙しいことが多いからです。
年度始めであれば、新人職員や異動で配属されたばかりの人は長期休暇を取りにくいです。
仕事をこれから覚えなくてはいけないタイミングに
というのは周囲の反感を買いやすいですし、周囲の人から仕事で取り残されるリスクもあるからです。
また、役所は年度の総決算が年度末に集中することも多く、年度末は非常に忙しいです。
これまで私が経験してきた部署も年度末は忙しいところばかりでした。
ただし、部署によると思うので一概には言えません。
ですが、役所内の多くの部署で年度始めや年度末は忙しい傾向にあるといえます。
海外旅行先はどんな国が多いの?
基本的には短期間でも気軽に旅行できる日本近隣の国への海外旅行が人気です。
韓国・台湾
韓国や台湾は最も人気の海外旅行先です。韓国は特に女性の職員に人気が高いです。
これらの国は、飛行機代も安く、1泊2日〜2泊3日程度で旅行でき、美容・ファッション・観光・グルメで人気があるからです。
実際に、私の周囲の公務員もこれらの国には毎年のように海外旅行に行っている人がっ結構います。
ただし、注意点として、台湾は沖縄並みに緯度が低いため、8月など夏真っ盛りの時期に行くとに非常に暑いです。
暑すぎて外で観光するのもままならないこともあります。
反対に、韓国は北海道並みに緯度が高いため、非常に寒いです。
長期休暇を取得しやすい年末年始などの冬のシーズンに旅行する場合は注意が必要です。
台湾は秋頃〜冬前、韓国は夏〜秋頃にかけて旅行へ行く人が多いです。
旅行へ行くシーズンには注意する必要がありますが、これらの国は気軽に行けるため非常に人気の海外旅行先です。
東南アジア諸国
東南アジア諸国もそれなりに人気です。
日本からそれほど離れていないため、飛行機代もかからず、旅行のためにそれほど多くの日数を必要としないからです。
どの国も、数万円で飛行機のチケットが取得でき、3泊4日程度で旅行を満喫できることが多いです。
また、物価も安い国が多く、経済的に旅行ができます。
注意点としては、発展途上国が多く、衛生面や治安の面で不安な点もあります。
その場合はシンガポールがおすすめです。
東南アジア圏の中で数少ない先進国であり、東南アジアの文化もほどよく存在しています。
欧米諸国
アメリカやヨーロッパへ旅行に行く人も少数ですが存在します。
これらの国は先進国であるため、景観が整っており治安も比較的良いです。
実際に、私の職場の女性同期には、平日5連休+土日祝日5日で合わせて10連休取得し、ヨーロッパ旅行をした人もいます。
ただし、欧米諸国に行く場合、満足に旅行するためには最低でも4連休は必要であるため、ある程度長期間の休みを取得する必要があります。
また、日本から距離が離れているため、飛行機の代金が高く、長期休暇を取得しやすい年末年始など他の人が料金が高い時期に行くと非常に高額となってしまうのが何店です。
薄給の若手公務員には痛い出費ですが、ボーナスでやりくりすれば行ける金額ではあります。
ヨーロッパなど遠くの場所へ旅行へ行くには、新婚旅行程度しかチャンスがありません。
民間企業のサラリーマンと比べて、有給消化はしやすい環境にあると思うので、遠出をするのもいいかもしれません。
南米、アフリカ、その他地域
旅行に行く人は殆どおらず、旅行先としてもあまりおすすめしません。
距離的な問題や治安面の問題があるためです。
アフリカや南米地域は距離的に遠いだけでなく、インフラも十分に整っていないことが多く、移動に非常に多くの時間を要します。
また、現地のゲリラ組織など安全面で不安があるからです。
本当に長期で休暇を取れる場合は行くことも可能ですが、私の知る限りではこれらの国に行った人はいません。
もしこれらの国に行きたい人は、できれば学生や無職期間など、時間があるうちに行くことをおすすめします。
まとめ
公務員はは海外旅行へ行きやすい職業です。
経済的にも職場環境的にもプライベートで海外旅行へ行きやすいです。
また、職種によっては海外赴任や出張、海外留学なども可能です。
公務員が旅行へ行く際は、私事旅行等の届け出を出す必要があります。
また、比較的海外旅行へ行くための長期休暇を取得しやすいですが、部署や仕事内容によっては難しい場合もあります。
旅行先は、韓国や台湾などの近隣諸国が人気で、東南アジア圏や欧米諸国へ行く公務員も少数ですがいます。
公務員を目指している方や、公務員で海外旅行に行く方の参考になれば幸いです。
ご覧頂きありがとうございました。