仕事

市役所公務員って休日出勤は多いの?休日出勤の避け方について

[say name =”受験生” img=”https://taroling.com/images/nurseman-question.png”]公務員を目指しているけど果たして休日出勤はあるのだろうか?
できるだけ休日出勤なんてしたくないなぁ〜。
どうすれば休日出勤が少ない公務員の職場で働けるんだろう? [/say]

こういった疑問にお答えします。

休日出勤の特徴とメリット・デメリット

一口に休日出勤と言っても

「業務命令による休日出勤」「サービス残業による休日出勤」

の2つが存在します。

「業務命令による休日出勤」は残業代の支給があるか、もしくは振替休日を取得できるためふつうの休日出勤です。

一方で、「サービス残業による休日出勤」は、その名の通り「サービス」であるため、残業代などは支給されません。

業務命令ではないため、建前上は「余暇を利用して勝手に仕事をしている」という扱いになります。

まずはこれら2つに共通するメリット・デメリットを解説します。

休日出勤のメリット

休日は事務仕事が捗る!

休日は平日に比べて来客が少ないです。そのため、溜まっている事務仕事を片付けることができます。

残業代が通常の1.35倍

法律によって残業代は通常より多くすることが義務付けられているため、残業代を多く獲得することができます。

大学新卒の場合、1日休日出勤するだけで14000円程度給料を得ることができます。

ただし予算の関係上、休日出勤した分を平日に休みを振り替える「振替休暇」となることが多いです。

振替休暇となった場合、休日出勤の分を平日どこかで1日休む代わりに残業代は支給されません。

休日出勤のデメリット

エアコンが使用できないことがある!

私が働いている市役所では、休日出勤時は住民や他の会社の人など、市役所外部の「お客様」がいないとエアコンを使用できません。

(例えば、住民対応系の部署は窓口にお客様がいらっしゃるのでエアコンを使用できますが、事務処理のために休日出勤している部署ではエアコンを使用できません。)

そのため、こっそりと夏は扇風機を持ち込み、冬は赤外線ヒーターを持ち込んで仕事をしています。

土日休みの人と予定が合わない

公務員として働いている人の周囲には土日休みの人が自然遠くなり、遊びの予定などを立てずらいことがあります。

休日出勤が多い職場は3タイプに分類できます。

休日出勤が多い部署には住民対応系部署イベント対応サービス残業系部署の3つがあります。

住民対応系部署

[rate title=”住民対応系部署”][value 4]待遇[/value][value 5]忙しさ[/value][/rate]

特徴

これは基本的に「業務命令による休日出勤」に分類できます。

業務命令による出勤のため、残業代・振替休日などが取得可能です。

住民対応系部署が休日出勤をするのは、住民サービス向上のためです。

例えば、戸籍住民課では、平日にお仕事があって住民票を取れない人のために、日曜日に窓口を開けています。

忙しさ

基本的にはそこまで忙しくないです。

休日のため市役所に来庁するお客さんは多くありません。

休日出勤の頻度

休日窓口は部署によっては毎週窓口が開いていることもありが、出勤する人は当番制でローテーションを組んでいるため、通常であれば月に1回程度の出勤頻度になります。

住民対応系って具体的にどんな部署?

戸籍住民課の戸籍係、住民記録係、マイナンバー係、証明係

市民が土日にも住民票の申請を出せるように窓口を開けています

土日に出勤する人は当番制できめられており、だいたい月に1回日曜出勤がある。

税務課の納税係・保健医療課の徴収係

納税者のために月に1度だけ日曜日に窓口を開けています。

この部署も当番制で出勤が決まります。出勤頻度はおおよそ月に1回程度です。

施設課の宿直係(ただし、現在私の市役所では採用停止)

役所に泊まり込みで施設管理などを行う人です。私の市役所では戸籍の受付を兼任していました。

現在はこの職種の採用はなくなっており、アルバイトや業務委託で代替しています。

勤務日をローテーションで組むため、出勤日が休日に当たることもあります。

イベント対応系部署

[rate title=”イベント対応系部署”][value 3]待遇[/value][value 5]忙しさ[/value][/rate]

特徴

これも基本的に「業務命令による休日出勤」に分類できます。

イベントごとに伴って休日出勤するタイプの部署です。

イベント対応系部署は事業系の部署に多いです。

このタイプの部署は市役所のいろいろな場所に点在しています。

休日出勤の頻度

数ヶ月に1回〜月に4回くらいまで、部署によってばらつきがあります。

待遇

待遇は普通です。

業務命令による出勤のため、残業代・振替休日を取得可能です。

忙しさ

何らかのイベントのために出勤しているため、忙しいことが多いです。

また、事務処理よりも野外で活動したり、どこかへ出張するケースが多いため、通常よりも業務の負担は大きいです。

イベント対応系部署って具体的にどんな部署?

防災課の防災係

「防災訓練の実施」・「災害時の緊急出動」というイベントが待ち受けています。

「休日出勤の頻度」という意味で言えば第一位に君臨するのが防災の係でした。

土日に近所の小中学校等で防災訓練を開催するため、休日出勤の頻度が非常に多いです。

多ければ月に4回位休日出勤を行うことがある。しかもほぼ通年で防災訓練があるため年中休日出勤がある部署でした。

防災訓練は半日で終了するため、振り返られるのも半日休みのみ。

1日ずっと休めずに疲れが抜けないと言っていました。

更に真夏の炎天下でも訓練の作業を行う必要があるので、ふつうの事務処理をする職場よりも疲労の大きい部署だと思います。

人事課の人事係

「採用者の面接」というイベントが待ち受けています

土日に説明会や面接などを行うことになります。

正職員の採用だけでなく、任期付職員や臨時職員の採用も行っているため、

月に1回は何かしらの仕事で休日出勤していました。

広報課の広報係

「イベントの取材」が待ち受けています。

市に掲載するイベントの撮影などは休日に行われることが多いです。

職場の同期が市の刊行物を作成する係だったのですが、

市でお祭りがあると、土日に取材に行ったり写真撮影に行ったりしていました。

インタビューのアポが取れると休日でも出勤していました。

とにかく何かしらのイベント事があれば休日だろうが関係なく出勤する必要があります。

議会事務局

「議員の接待」というイベントが待ち受けています。

議会は日曜に開かないので、業務命令で忙しいわけではありません。

業務命令ではないですが、議員との野球大会など接待的なイベントが多く存在します。

参加が必須ではないが、付き合いで行っている職員も多いようです。

企画課の統計調査係

数年に一度「国勢調査」という国の実態調査があり、その時期になると死ぬほど忙しいです。

山のような統計を調査して取りまとめる必要があります。ただし残業代は青天井です。

選挙管理委員会事務局

「選挙」というお祭りが待ち受けています。

選挙を行う月には、月のすべての土日に勤務することが必須。

選挙がない時期は非常に暇な部署です。

サービス残業系部署

[rate title=”サービス残業系部署”][value 1]待遇[/value][value 3]忙しさ[/value][/rate]

読者のみなさんがもっとも懸念しているのがこのタイプの部署ではないでしょうか。

特徴

これは「サービス残業による休日出勤」に分類できます。

平日の事務処理が終わらないために出勤するタイプの部署がこちらです。

官房系の部署が多いです。

待遇

業務命令による出勤ではないため、残業代は出ないし、振替休日も取ることができません。

忙しさ

事務処理が終わらない限り帰れないという点では忙しいです。

ただ、業務命令ではないため、自分のペースで仕事できるのはメリットです。

好きな時間に休憩を取り、好きな時間に食事を摂ることができます。

「サービス残業系部署」って具体的にどんな部署?

官房系の部署

人事課・企画課・予算課」 が代表的な例です。

官房系部署は基本的にこれらの部署を指します。これらの官房系部署は基本的にどこも忙しいです。

私は人事課で働いていた時年末くらいからは週6日出勤がデフォルトになっていました。

情報システム課+各課のシステム担当

システム担当も残業が常態化する事が多いです。

システムの緊急トラブルを解消するためにサービス出勤することがザラにあります。

市役所公務員が休日出勤系の部署をさける方法

ご紹介してきたように住民対応系やイベント系であればメリットもあります。

一方で、みなさんが避けたいのは基本的にサービス残業系の部署だと思います。

サービス残業系の部署をどうすれば避けられるか解説します。

育休・産休を取得する

育休・産休をとっている職員は忙しい部署から除外される傾向にあります。子育てをしていることを職場内の人が知っていれば自然と調整されます。

男性の場合でも、育児通勤時間や時間差勤務を取得していると、休日出勤もある程度配慮してくれるケースはいくつか見たことがあります。

病気休暇・休職を取得する

仕事で心身を壊した人は忙しい部署から外される傾向にあります。

サービス残業系の部署を異動希望先にしない

私の市役所では年末頃に人事異動面談があり、そこで来年度に希望する異動先を伝えます。

この異動先が人気部署である場合、希望が通らないことは非常に多いですが、不人気部署の希望はすんなり通ってしまう傾向があります。笑

サービス残業の多い部署は、出世を希望する人以外にはほとんど人気がないことが多いです。

前述したような部署を異動先に希望しないことを強くおすすめします。

もしサービス残業系の部署に配属されてしまった場合

病気などを理由に休日出勤を断る

心身の理由で残業を断るケースもいくつか見たことがあります。メンタルを壊している人だけでなく、血圧が高くて長時間労働を行えない、ということを理由に残業を断っているケースも有りました。

病気などを理由に配置転換を希望する

通常、4月1日に人事異動が行われますが、心身に不調をきたした職員は年度途中でも人事異動することがあります。

周囲の目はありますが、休日出勤部署から異動する一つの方法です。

まとめ

市役所公務員の場合、一度部署に配属されたら、ある程度その部署の環境に左右されることが多いです。

配属された先が休日出勤の多い部署の場合、ある程度は休日出勤を避けられない運命です。

現状は、「子育ての都合」と「病気の都合」以外で、サービス残業部署配属を避ける有効な方法はないように思います。

ABOUT ME
susumu
関東の某市役所を主席(1位)合格しました。 公務員を目指している受験生や公務員への転職を考えている人に向けて、公務員の採用現場の裏側や人事制度・仕事など公務員生活に役立つライフハックを書いていきます。
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