こういった疑問にお応えします。
ぼくは公務員試験で複数の役所で1位合格をとっており、人事課の公務員として働いた経験から消防士について詳しく解説していきますよ。
本記事の内容
- 消防士を目指す人におすすめの予備校
- 消防士試験の内容
- 消防士の受験でよくある質問
順番に解説していきますね。
予備校 | 費用 | 特徴 |
---|---|---|
【おすすめ】EYE | 【シンプルコース】 | ・中堅大学生を中心に優れた合格実績 ・小規模で一人ひとりにきめ細かい指導 ・消防士の体力試験の対策講義もあり |
資格の大原 | 【警察官・消防官合格コース】 ¥225,000(通学のみ) | 2020年度の合格者数 ・消防士:154名 |
TAC | 【総合本科生】 ¥255,000(通学) ¥245,000(通信) ※別途、入会金が¥10,000かかる |
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大栄 | 【公務員 上級教養コース】 |
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クレアール | 【公安系公務員コース】 ¥160,000(通信のみ、一般価格) ¥128,000(通学のみ、1月割引価格) |
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LEC | 【消防官合格コース】 |
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- 公務員消防士の種類
- 消防士の採用試験の概要
- 消防士の筆記試験内容は?
- 消防士試験の作文の出題形式
- 消防士の体力試験は?
- 消防士の面接試験は?
- 消防士の合格率は?
- 【消防士】公務員試験は予備校と独学どっちがいい?
- 消防士の予備校おすすめ比較
- 【消防士予備校】EYEのコース費用
- 【消防士予備校】大原のコース価格と特徴
- 【消防士】大原のメリット・デメリット
- 【消防士予備校】TACのコース価格と特徴
- 【消防士予備校】LECのコース価格と特徴
- 【消防士予備校】大栄のコース価格と特徴
- 【消防士予備校】クレアールのコース価格と料金
- 社会人の消防士予備校おすすめは?
- 消防士の予備校でよくある質問
- 【消防士予備校】受験するなら独学よりも予備校がおすすめ!
- 【まとめ】消防士試験の合格に必要なのは行動力
公務員消防士の種類
- 総務省消防庁職員(国家公務員)
- 消防官(地方公務員)←多くの人がイメージする消防士はこっち
じつは消防士公務員には2種類存在しており、それぞれ試験のルートが違います。
総務省消防庁職員は国家総合職試験に合格する必要がある
総務省消防庁職員になるためには、国家総合職(官僚)の試験に合格する必要があります。
受験資格は、技術系の大卒以上が必須で、高難度の専門的な試験が出題されます。
この記事では、総務省消防庁職員については解説しないので気になる方は以下の記事をご覧ください。
多くの人がイメージする消防士は地方公務員
多くの人がイメージする消防士は、都道府県庁や政令指定都市で働きます。
大卒・高卒いずれも受験でき、筆記試験の難易度もそれほど難しくありません。
消防士の採用試験の概要
消防士の採用試験は次の3つでできています。
- 筆記試験
- 体力試験
- 面接試験
消防士の筆記試験内容は?
消防士の筆記試験の内容は次の3つです。
- 教養試験
- 専門試験
- 作文(論文)
消防士の教養試験は?
消防士の教養試験は一般知能と一般知識からできています。
一般知識
- 社会科学(政治・法律、経済、社会)
- 人文科学(世界史、日本史、地理、思想・芸術)
- 自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)
一般知能
- 数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈)
- 文章理解(現代文、英文、古文)
消防士の専門試験は?
消防士の専門試験は次のものがあります。
- 専門択一
- 専門試験(記述式)
- 専門論文
- 専門口述試験
しかし、ふつうの消防士試験では専門試験は課されません。
専門系消防官とよばれる消防行政の幹部候補生の試験で専門科目が課されます。
専門系消防官の種類
法律、建築、電気、電子・通信、化学、物理、土木、機械など
専門系消防官の採用のある(専門試験を課される)役所
- 東京消防庁
- 千葉市
- 横浜市
- 神戸市
- 広島市など
消防士試験の作文の出題形式
ほぼすべての消防士試験には作文が出題されます。
出題内容は役所によって異なりますが、一例を上げると次のとおり。
- 東京消防庁:90分(800字以上1200字程度)
- 大阪市:60分(制限なし)
- 横浜市:60分(750字程度)
- 川崎市(大卒):80分(1000字以上1200字以内)
- 川崎市(高卒):60分(800字以上1200字以内)
【消防士】作文の過去問は?
消防士の作文試験は過去に次のようなものが出題されています。
消防士の作文テーマ(大卒)
デジタルトランスフォーメーションの実現が、人間社会にどう影響を与えるかについて、あなたの意見を具体的に述べなさい。
東京消防庁I類 令和3年度
近年、
令和元年東日本台風など各地で豪雨や地震などによる自然災害が発生しています。
これらを教訓として、川崎市の地域特性を述べた上で、
その地域特性ごとに消防が行うべき対策について、
あなたの考えを述べなさい。川崎市消防局(大卒程度) 令和2年度
消防士高卒の作文テーマ
『私が目標とするもの』と題してあなたの考えを述べてください。
大阪市消防局B(高卒)区分 平成27年
消防士の作文は書きやすいテーマが多いですが、正しい書き方を覚えないと得点できません。
あなたが書きやすいテーマということはライバルも書きやすいということ。
特に作文はプロが教える予備校で学ぶのがおすすめです。
消防士の体力試験は?
消防士はすべての試験で体力試験が課されます。
消防士の体力試験の基準は?
上の図はとある役所の消防士体力試験の合格基準表です。
消防士の体力測定で合格するためには1種目7点以上を狙いましょう。
(1種目7点とれれば、「6種目×7点=42点」取れることになり、最低合格ラインの40点を超えることができるからです。)
消防士の面接試験は?
消防士はすべての試験で面接試験が課されます。
面接試験には大きく2種類あります。
- 個別面接:1回の面接で受験生1人
- 集団面接:1回の面接で受験生は3~5名程度
個別面接と集団面接は受験生の数は違いますが、対策する内容は同じです。
消防士の面接試験の採点基準
- 態度(身だしなみ・礼儀作法はしっかりしているか)
- 表現力(相手に伝わりやすい話し方を出来ているか)
- 判断力・理解力(質問の意図を的確に把握できているか)
- 社交性・協調性(他社と協力して課題に取り組めるか)
- 熱意(消防士になる動機が明確か)
消防士の面接試験では、上記の基準をもとに採点していきます。
消防士の面接で聞かれることは?
- 志望動機
- 自己PR
- 消防士になってやりたいこと
- 学生時代に力を注いだこと
- 集団生活やチームワークについて
- 前職をやめた理由(転職の場合)
- 趣味・特技・資格など
消防士の合格率は?
消防試験の合格率はなんとたったの10%程度です。
東京都の消防士試験の合格率
- 2020年:14.1%(1343名/9492名)
- 2019年:7.1%(884名/12477名)
- 2018年:6.8%(963名/14175名)
この合格率だけを見ると
と思われるかもしれませんが安心してください。
受験者の中には、申込みだけした人や試験勉強をやりきれなかった人もたくさんいます。
予備校に通っている人は7割以上が合格を勝ち取っています。(予備校の合格率については後述します。)
【消防士】公務員試験は予備校と独学どっちがいい?
結論、消防士を目指す人は予備校に通うことをおすすめします。
消防士を目指す受験生が予備校に通うべき理由
- 公務員試験の予備校生の合格率は高い
- 消防士の専門学校の費用は社会人になったら余裕で回収できる
- 消防士の予備校費用を安くする方法もある
- 予備校費用は将来への投資と考えよう
順番に解説していきますよ。
公務員試験の予備校生の合格率は高い
通常の公務員試験の合格率は10%程度ですが、公務員予備校生の合格率は70%以上です。
以下は公務員予備校EYEの合格率です。
最終合格率:70.6%
(EYE受講生221名/313名)
消防士の専門学校の費用は社会人になったら余裕で回収できる
消防士予備校の費用は20〜30万円程度ですが、消防士のボーナスは35〜50万円ほど。
つまり、予備校費用はボーナス1回分で取り戻せますよ。
消防士の予備校費用を安くする方法もある
- 奨学生割引:最大30%割引
- 再受講割引:最大30%割引
そうはいっても公務員予備校は決して安くはないので、上記の方法を用いて費用を節約しましょう。
上記の割引制度以外にも、パンフレット請求で割引クーポンをゲットできたりネット上で公開していない割引情報を入手できます。
予備校費用は将来への投資と考えよう
予備校代は将来への投資と考えましょう。
予備校費用は30万円ほどのお金はかかりますが、消防士になれば生涯年収2〜3億円が手に入りますね。
消防士の予備校おすすめ比較
それでは消防士におすすめの予備校を紹介していきますね。
消防士予備校の費用
予備校 | 費用 |
---|---|
【1位】【おすすめ】資格の大原 | 【警察官・消防官合格コース】 ¥225,000(通学のみ) |
【2位】【おすすめ】EYE | 【シンプルコース】 |
【3位】TAC | 【総合本科生】 ¥255,000(通学) ¥245,000(通信) ※別途、入会金が¥10,000かかる |
【4位】大栄 | 【公務員 上級教養コース】 |
【5位】クレアール | 【公安系公務員コース】 ¥160,000(通信のみ、一般価格) ¥128,000(通学のみ、1月割引価格) |
【6位】LEC | 【消防官合格コース】 |
消防士予備校の特徴
予備校 | 特徴 |
---|---|
【1位】【おすすめ】資格の大原 | 2020年度の合格者数 ・消防士:154名 |
【2位】【おすすめ】EYE | ・中堅大学生を中心に優れた合格実績 ・小規模で一人ひとりにきめ細かい指導 ・消防士の体力試験の対策講義もあり |
【3位】TAC |
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【4位】大栄 |
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【5位】クレアール |
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【6位】LEC |
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【消防士予備校】EYEのコース費用
費用 | 特徴 | |
シンプルコース | ¥252,800(通信) ¥273,000(通学) ※通学講座にはWEB受講がついています。 | ・中堅大学生を中心に多数の合格者 |
EYE(アイ)のメリット・強み
- 少人数制できめ細かい指導
- 中堅大学を中心に合格者を多数輩出
- 東京都・特別区など首都圏の自治体を中心に合格者多数
- 公務員予備校の中ではトップクラスに受講料が安い
- モチベーションを上げるイベントを多数実施
EYE(アイ)のメリット・強み①:少人数制できめ細かい対応を受けられる
EYEの最大のメリットは少人数制なので一人ひとりにきめ細かい対応をしてもらえる点です。
総受講生が年間230名程度しかおらず、講師が受講生一人ひとりに目が届く環境が整っています。
面接の志望動機や模擬面接の練習で講師と密にコミュニケーションを取れるのは大きな強みです。
EYE(アイ)のメリット・強み②:首都圏の自治体を中心に優れた合格実績(特別区・横浜市など)
EYEは首都圏の役所を中心に多くの合格者を輩出しています。
実際に「EYEの合格者パンフレット」をみると出身者の大学名や合格先を確認できます。
パンフレットを資料請求して、予備校の雰囲気を確かめるのと同時に受講生の実績も確認してみましょう。
EYE(アイ)のメリット・強み③:中堅大学出身の合格者を多数輩出
EYEは中堅大学の受験生が多い中、公務員試験で高い合格実績を出しています。
多くの役所では内定者では、国立大学や早慶、MARCHなどの難関〜準難関大学出身者が合格のボリュームゾーンです。
一方で、EYEの受講生は日東駒専や大東亜帝国などの中堅大学生が多いです。
(実際に私が合格した役所では、EYE出身の内定者はそれより偏差値の低い大学の方が多かったです。)
最終合格率約7割というと合格率が低いように見えるかもしれませんが、実際の公務員試験の合格率は平均して10〜20%程度です。
つまり、中堅大学生が多いEYEの合格率は決して低い数字ではなくむしろ高い合格率だといえます。
EYE(アイ)のメリット・強み④:信頼できる合格実績
EYEは合格者数を実人数でカウントしており、信頼性があります。
1人の受験生が複数の受験先に合格しても、合格者数は1人としかカウントしていません。
一方で、他の公務員予備校は合格者数を延べ人数でカウントしており、実際の合格実績と乖離していることが多いです。
1人の学生が10個の公務員試験に合格して、9人が不合格だった場合
【EYE】
合格率10%(合格者数1人とカウント)
【他の予備校】
合格率100%(合格者数10人とカウント)
これではあまりにも実態とかけ離れていますよね。
しかも、EYEは合格者の最終学歴も公表しており、どんな学歴の人が合格しているのか一目瞭然です。
つまり、EYEは中堅大学出身の人でもEYEに通うことで消防士試験に合格できるということを証明しています。
(合格者の学歴はEYEの資料請求で入手できるパンフレットに載っています(無料))
私の内定者の中で、中堅大学出身の人はEYE出身の人が一番多かったです。
学力に不安のある人はEYEの受講をおすすめします。
EYE(アイ)のメリット・強み⑤:少人数制のため面接対策などで手厚いサポートを受けられる
- 来校相談
- メール
- 電話
- LINE通話
EYEは少人数制で面接対策などで手厚いサポートを受けられます。
受講生一人ひとりに担任講師がつき、担任講師と来校相談・メール・電話・LINE通話でいつでも気軽に相談ができます。
他の公務員予備校は担任講師とのやりとりは原則来校相談であるため、EYEだけの大きな強みです。
実際に受講していた人に聞いてみると、アットホームな雰囲気の予備校とのことです。
受講者数が少人数だからこそ手厚いサポートを実現できるのがEYEの大きな強みです。
EYE(アイ)のメリット・強み⑥:モチベーションを上げるイベントを多数実施
EYEでは受講生の勉強のモチベーションを上げるために、毎月様々な公務員イベントを実施しています。
現職公務員お仕事フェスや受験仲間交流会、ホームルームやボランティアイベントなど盛りだくさんです。
また、毎年10月ごろからその年に合格を果たした合格者主催で「合格チューターゼミ」と呼ばれる面接ゼミを行っており、横の繋がりや縦の繋がりなどを作りながら、合格を目指すことができるのも魅力です。
受験仲間がいるとつらいときも助け合えるとても大きな強みになりますよ。
EYE(アイ)のデメリット
- 校舎が首都圏に3校舎しか存在しない
- 駅からの距離、設備が少しふるい
EYE(アイ)のデメリット①:校舎が首都圏に3校舎しか存在しない
EYEの校舎は首都圏にしか存在しない点がデメリットです。
EYEの校舎は東京都内の水道橋・池袋・渋谷に3校のみ存在します。
そのため地方在住の人は通信講義のみ受講することになります。
ただし、校舎に通えない人でも担任講師とメール・電話・LINE通話で面接相談を行うことが可能です。
EYE(アイ)のデメリット②:校舎の場所が駅から少し遠い、設備がややふるい
EYEは他予備校と比べて、校舎の場所がやや最寄り駅から遠いいです。
どの校舎も徒歩5~10分圏内といった感じです。
また、校舎の設備が少し古い印象があります。
これは立地や施設にかける費用を減らすことで、受講料を抑えているからです。
ただし、合格のためには、大きなデメリットにはならないですね。
【おすすめ】EYEの面倒見の良さを実感するには無料個別面談がイチオシ
私も実際にEYEに通っていた受講生を複数名知っていますが、いずれも面倒見の良さや受講生の中の良さを語っています。
そのため、パンフレットの請求だけでなく、ぜひ一度個別の無料面談をすることを強くおすすめします。
講座の勧誘などは一切ないので、安心して参加できますよ。
TAC・LECなどの大規模な予備校とは違った良さを感じることができますよ。
\こちらから申し込み可能です/
【消防士予備校】大原のコース価格と特徴
コース名 | 価格 | 特徴 |
消防官合格コース | ¥224,000(通学) ¥213,800(web通信) |
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消防官・警察官合格コース | ¥225,000(通学) ¥214,900(通信) |
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警察官・消防官 1.5年合格コース | ¥273,900(教室・ビデオ) ¥263,700(web通信) | 受験生がつまずきやすい数的処理を重点的対策できるコース |
【消防士】大原のメリット・デメリット
- 消防士の合格実績が優れている
- 校舎に講師が常駐しておりいつでも相談できる(模擬面接の回数も無制限)
- 講師の質にバラツキがある
【大原のメリット】消防士の合格実績が優れている
- 大原:203名
- TAC:83名
- 大栄:不明
- クレアール:合格者数不明
- LEC:合格者数不明
大原は全ての公務員予備校の中で消防士の合格実績が最も優れています。
大原は長年消防士試験で多くの合格者を輩出するノウハウを持っているからです。
ほとんどの予備校が消防士の合格実績を公開せず、唯一公開しているTACの2倍以上の合格者がいます。
【大原のメリット】校舎に講師が常駐しておりいつでも相談できる(模擬面接の回数も無制限)
大原は校舎に担任講師が常駐しておりいつでも相談できる環境が整っています。
校舎ごとに豊富な講師を配属しているからです。
他の予備校では講師が複数の校舎を掛け持ちしており、決まった日にちしか相談できません。
消防士試験は面接試験が重視されるため、担任講師と面接対策を頻繁に行えるのは大きなメリットです。
【大原のメリット】全国各地に114校舎存在する
大原は公務員予備校の中でもトップクラスに校舎数が多いです。
校舎数が多いことはさまざまなメリットがあります。
- 地方公務員である消防士は地域ごとに採用されるため、全国各地に校舎がある大原は面接試験対策など、地域ごとの試験対策ノウハウを多く有している。
- 校舎の自習室を利用できるため、勉強に集中できる環境を得られる。
【大原のデメリット】講師の質にバラツキがある
大原の口コミを見ると講師の質にバラツキがあるようです。
非常勤講師などを雇っており、必ずしも公務員試験のプロが指導しない口コミも存在します。
ただし、標準装備されているwebフォローを活用することで、評判の良い講師の授業をいつでも視聴できます。
通学授業が合わないと感じる授業はwebフォローの活用で対処可能です。
大原は定期的に割引キャンペーンを実施している
大原は定期的に割引キャンペーンを実施しています。
- 春得・早割キャンペーン
- 資格フェス参加キャンペーンクーポン
- 入学金 6,000円OFFクーポン
- 受講料 5%OFFクーポン
- 本試験経験者割引 20%OFF
- 高校生割引 20%OFF+入学金免除
- 大学生協等割引 5%OFF
- 再受講割引 30%OFF
- 大原受講生割引 3%OFF
【消防士予備校】TACのコース価格と特徴
代表的なコース | 価格 | 特徴 |
総合本科生 | ¥213,000(Web通信) ¥223,000(教室) | 警察官も併願できるコース |
総合本科生 東京消防庁Plus | ¥235,000(web通信) ¥245,000(通学) | 【消防士むけの特別対策つき】
|
TACのメリット・デメリット
- 大原に次いで消防士の合格実績が優れている
- 模擬面接・集団面接が無制限
- Webフォローが標準装備されている
- 原則、担当校舎以外の講師と面談できない
【TACのメリット】大原に次いで消防士の合格実績が優れている
TACは大原についで消防士の合格実績が優れています。
TACは事務職公務員の受験生をメインターゲットとしており、消防士の受講生は大原より少ない中で実績を上げています。
多くの予備校が消防士の合格者数を非公開としている中で、実績を公開している点は信頼をおけます。
【TACのメリット】模擬面接・集団面接は無制限
TACは模擬面接や集団面接を無制限に受講できます。
消防士試験は面接試験の配点が高いので面接を無制限に受験できるのは強みです。
TACは校舎の担任講師と面談ができますが、校舎に常駐しているわけではないので日程を合わせる必要があります。
【TACのメリット】Webフォローが標準装備されている
TACの消防士コースは講義を何度でも視聴できるWebフォローが標準装備されています。
TACでwebフォローが標準装備されているのは消防士と警察官コースだけなのでメリットと言えます。
TACの他の公務員コースでwebフォローを使用する場合、3万円程度の追加料金がかかります。
【TACのデメリット】原則、担当校舎以外の講師と面談できない
TACは原則として通学校舎以外の講師と面談できません。
TACは受講生が多いため、校舎ごとに担当の講師が決まっているからです。
万が一、校舎の担任と相性が良くない場合、面接対策を行いにくくなります。
ですが、おそらく繁忙期となる面接試験の直前期は対応してもらえないと思います。
【消防士予備校】LECのコース価格と特徴
コース名 | 価格 | 特徴 |
消防官合格コース | ¥215,000(通学) ¥205,000(通信) | 警察官の試験講座を50%OFFで受講できる 自然科学、論作文、面接の対策を全て行える |
【消防士予備校】LECのメリット・デメリット
- 東京消防庁の過去問2年分を入手できる
- 警察官の併願コースを50%OFFで受講できる
- 合格実績が不明
【LECのメリット】模擬面接・集団面接が無制限
模擬面接や集団面接を無制限に受講できます。
消防士試験は面接試験の配点が高いので面接を無制限に受験できるのは強みです。
LECでは、専任講師以外にも現役のキャリアカウンセラーや企業の元人事担当者が面接官をつとめてくれるので様々な視点から客観的に面接対策を進められます。
【LECのメリット】警察官の併願コースを50%OFFで受講できる
LECは警察官の併願コースを50%オフで受講できます。
警察官は消防士受験生の併願先としてもっとも人気のある受験先なので併願対策ができるのは嬉しい特典です。
警察官試験では、論文の出題テーマが消防士と大きく異なります。
そのため、警察官コースを受講することでより警察官に特化した受験対策を行えます。
警察官の併願対策は可能ですが、論文の出題内容などが若干異なります。
そのため、併願先となる警察官をより重点的に対策したい人にとって割引で受講できるのが魅力です。
【LECのデメリット】合格実績が不明
LECのデメリットは消防士の合格実績が不明な点です。
LECはホームページやパンフレットに各試験の上位合格者を掲載していますが、その中に消防士合格者は1人も見当たりません。
そのため、LECは消防士の合格者が少ないか、そもそもLECの受講生がそれほど多くないと推測できます。
ただし、消防士の併願先として人気の警察官に上位で合格している人はいるので、消防士の合格者も一定数存在しているはずです。
【消防士予備校】大栄のコース価格と特徴
コース名 | 価格 | 特徴 |
消防官合格コース | ¥215,000(通学) ¥205,000(通信) | 東京消防庁の過去問2年分を入手できる |
【消防士予備校】大栄のメリット・デメリット
- 面接・論文試験に特化している
- 地方在住者におすすめ
- 費用が高い
【大栄のメリット】面接・論文試験に特化している
- 採用コンサルタントが使用する自己分析ツール
- 100ページ以上にも及ぶ面接・論文対策テキスト
- 全国各地の大栄受講生と合同模擬面接ができる
大栄は面接・論文対策がとても充実しています。
他の公務員予備校が使わないツールを活用したり、ボリューム満点の面接・論文対策テキストを用意しています。
面接配点の高い消防士の受験では多いに役立ちます。
【大栄のメリット】地方在住者におすすめ
大栄は地方在住者にオススメです。
大栄は公務員予備校で最多の145校舎が全国に存在しており、地方に住んでいる人でも通える校舎が多いからです。
特に消防士の試験は面接を重視しているところが多く、プロの予備校講師の指導を受けることが合格への必須条件といっても過言ではありません。
地方に住んでいると、新卒応援ハローワークやジョブカフェも近くにないことが多いため大栄のような通える予備校があるのは非常にありがたいです。
【大栄のデメリット】費用が高い
- 大栄:¥280.000
- 大原:¥214,900
- TAC:¥213,000
- LEC:¥215,000
- クレアール:¥160,000
大栄のデメリットは費用が高い点です。
設備投資や人件費にお金をかけているからです。
大栄は今回紹介する公務員予備校の中で最も費用が高いです。
他の予備校は20万円前後で受講できる一方、大栄は30万円近くの費用がかかります。
ただし費用が高い分、全国に多くの校舎が存在し、二次試験対策が充実しているためその価値は充分にあります。
【消防士予備校】クレアールのコース価格と料金
コース名 | 価格 | 特徴 |
公安系公務員コース | ¥160,000(一般価格) ¥138,000(8月割引価格) | 警察官・消防士の両方を併願できるプラン |
オプション安心保証 | ¥20,000 | オプションで申し込むことで、受講期限を1年間延長できる |
【消防士予備校】クレアールのメリット・デメリット
- 費用が安い
- 2万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる(安心保証プラン)
- 答練・模試の回数が予備校で最も多い
- 通信制コースしか存在しない
【クレアールのメリット】費用が安い
予備校名 | 費用 |
クレアール | ¥160,000 |
大原 | ¥214,900 |
TAC | ¥213,000(Web通信) |
LEC | ¥205,000 |
大栄 | ¥280,0000 |
クレアールは費用が安いです。
今回紹介する予備校の中では最安値で、16万円で消防士試験を対策できます。
さらに、クレアールは年間を通して割引キャンペーンを実施しており、さらに安価に受講できます。(8月に申し込むと13万円で受講できます。)
【クレアールのメリット】2万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる(安心保証プラン)
クレアールは、コース申し込み時に2万円の追加料金を支払うことで、受講期限を1年間延長できる安心保証プランが存在します。
万が一、1年目に合格できなかった場合も2年目はたった2万円で予備校を利用できます。
さらに、安心保証プランで支払った2万円は、1年目の受験で合格すれば返金されます。
クレアールを受講する人は安心保証プランを必ず活用することをオススメします。
【クレアールのメリット】答練・模試の回数が予備校で最も多い
- 公安過去問答練:4回
- 公安総合答練:6回
- 公安模試(自宅受験):1回
クレアールは答練・模試の回数が合計11回も存在しており、予備校で最も多いです。
他の予備校はだいたい5回程度しか開催されないため、圧倒的にアウトプットの量を増やすことができます。
あなたが模試や答練を追加で受ける場合、数千円の追加料金がかかってしまうため経済的です。
【クレアールのデメリット】通信制コースしか存在しない
- 対面の面接対策は水道橋校のみ(遠方の人は電話やメールで面接対策が可能)
- 校舎は水道橋校のみ
クレアールは通信制しか存在しない点がデメリットです。
通信制コースのみで校舎が水道橋にしか存在しないため、通学によって学習習慣を身につけられません。
また、対面での面接対策を受ける場合水道橋本校に通う必要があるため、面接対策を受けにくいです。
ただし、裏を返せば水道橋校に通える人であれば全くデメリットにはなりません。
また、最近はコロナウィルス のリスクもあるため、通信制の予備校の方が都合がいいケースも多いです。
社会人の消防士予備校おすすめは?
EYE | クレアール | 資格の大原 |
---|---|---|
少人数制で面接試験で手厚い指導を受けられるイチオシの予備校。ただし、校舎は東京都内にしかないので注意。 資料請求で社会人の合格体験記をゲット | 社会人の転職に特化した予備校。通信制に特化しているため忙しい社会人でも受講しやすい。 | 消防士試験で優れた合格実績を上げている予備校 |
消防士の予備校でよくある質問
- 消防士の予備校はいつから通うべき?
- 消防士の予備校で安いところは?
消防士予備校の短期合格コースは?
消防士の予備校はいつから通うべき?
- 社会人:受験本番の1年前
- 大学生:大学2年制の冬頃〜大学3年生の春頃
- 高校生:高校2年制の秋頃〜高校3年生の春頃
消防士試験の合格には約1年かかります。
そのため、消防士を目指す方は試験本番の1年前頃から勉強を開始しましょう。
消防士の予備校で安いところは?
消防士の予備校で安いのはクレアールです。
資料請求で割引情報をゲットできるため費用を抑えて受験したい人はぜひ資料請求がおすすめですね。
消防士予備校の短期合格コースは?
消防士の予備校では大卒向けで短期合格を狙えるコースがあります。
- クレアール:速修 公安系公務員コース
- TAC:速修本科生
1年以内の短期で消防士を目指すなら、専用コースがある予備校を選びましょう。
【消防士予備校】受験するなら独学よりも予備校がおすすめ!
消防士予備校を受験する場合、独学よりも予備校通学がおすすめです。
消防士の受験は面接試験の配点が高いからです。
面接対策は、第三者の客観的な目線による改善が不可欠なため、独学で受験するのはかなりリスクが高いと言えます。
【消防士の配点の例(横浜市消防一般)】
【1次試験】
・教養択一:400
【2次試験】
・教養択一:40
・面接:300
・論文:100
・体力検査:100
・合計540点
→横浜市の場合、二次試験の面接が全体の3分の2以上を占めています。
予備校費用は公務員になれば1年目のボーナス1回で回収できる
このように考える方も、予備校に通うことをおすすめします。
予備校費用は公務員1年目のボーナス1回分で回収できるからです。
公務員1年目に支給される冬のボーナスでは少なくとも35万円以上はゲットできます。
今回紹介した予備校は15万〜30万円程度なので、費用を回収できた上にお釣りも出ます。
消防士に合格するには予備校の雰囲気や相性も重要
消防士に合格するには予備校の雰囲気も重要です。
公務員試験勉強は長期戦となるため居心地の良い予備校であるほど勉強に集中できるからです。
おすすめは予備校パンフレットの請求。
なぜならば予備校のパンフレットには、予備校の雰囲気や特徴があらわれているから。
予備校選びに迷っている人はパンフレット請求をして比べるのがおすすめですよ。
【補足】予備校選びで役立つおすすめのハンドブック(無料)
こんな口コミをたまに見かけることがあります。
このような失敗は事前の情報収集が足りなかったことが原因。
そんな情報収集不足を防ぐためには「ココからスタート!公務員試験入門ハンドブック」がおすすめです。
- 【重要】合格者の体験記
→合格者が実際に勉強を行った手順を学べるため、合格する大まかなイメージをつかめる。 - 公務員の種類・職種について詳細が載っている
→職種や受験先を知ることで受験先の幅が広がり、予備校選びに役立つ - 受験先の自治体の倍率や年齢制限などの詳細データ
→受験先に合わせた細かな戦略を立てられる - 合格者が語る「私の苦労したこと&克服法」
→合格者の失敗談を知ることで、効率的な受験戦略を立てられる - 転職者のQ&A
→あなたの不安や疑問を解消できる
上記以外にも公務員受験に役立つ情報が満載。
書店で1,000円くらいで売っていてもおかしくないクオリティです。
公務員予備校を選ぶときだけでなく、志望先の選び方やその後の学習計画の参考にもなりますよ。
このハンドブックは公務員予備校のクレアールが発行している冊子ですが、他の予備校に通っている方でも無料で入手可能。
実際に、ぼくは何度も資料請求していますが、勧誘を受けたことは一度もありません。
\割引クーポンもついてくる/
※数量に限りがあります。
【まとめ】消防士試験の合格に必要なのは行動力
消防士受験におすすめの予備校を紹介しました。
ぼくはこれまで人事課の公務員として多くの公務員合格者にあってきましたが、合格者に共通しているのは行動力です。
自ら行動してチャレンジし続けているからこそ競争相手の多い公務員試験で合格を勝ち取っています。
合格のための第一歩として、気になった予備校の資料を請求してみましょう。
各予備校のパンフレット請求リンク
また、消防士試験の概要を掴むために公務員ハンドブックもおすすめです。
きっとあなたの消防士試験の合格に役立つはずですよ。
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