こういった疑問にお答えします。
公務員試験の不安を取り除く方法
模試の点数ではなく勉強の記録を見る
勉強時間の記録が不安を取り除き、自信に繋がります。
通常、試験勉強の成果というのはすぐに現れてきません。
そのため、模試で悪い判定をとってしまい、その結果だけに注目すると自信喪失につながって不安を抱えてしまいます。
ですが、
- どのくらい勉強したか?
- 問題を難問を解いてきたか?
を記録することで
「自分は確実に前進しているんだ」という自信を持つことができます。
スタディサプリなどを利用すれば勉強時間の記録をいつでも行うことができます。
私は最終的に1500時間の勉強時間を記録しており、
「これだけやったんだから大丈夫!」という自信を持つことができました。
定期的に運動する
運動することで不安を取り除くことができます。
身体と精神はつながっているため、身体が鍛えられればメンタルも強くなります。
また、運動に没頭するつことで不安な気持ちから一時的に遠ざかることができます。
運動の内容は、できれば集団で誰かとコミュニケーションをする運動のほうがいいです。
フットサルやバスケットボールなどは複数人でコミュニケーションを取りながら行えるのでおすすめです。
(ちなみに、私は週1くらいでダンススクールに通っていました。)
がっつりとスポーツをする時間がなければ、勉強場所までの通学方法を、電車ではなく自転車に変更するなどして日常姓生活に運動を取り入れるのがおすすめです。
よく眠る
睡眠は、全くお金をかけずに最も手軽に利用できる精神安定剤です。
睡眠には精神を安定させる効果があるからです。
なにか嫌なことがあっても、寝て起きたら次の日にはある程度メンタルを持ち直していることも多いです。
反対に、睡眠不足のときにはちょっとしたことでもイライラしたり不安になって勉強に集中できないときもあると思います。
「なんとなく今日は不安な気持ちが晴れないし、イライラするな〜」と感じたら睡眠不足を疑いましょう。
そういうときは、いつもより早めに勉強を切り上げて眠るようにしましょう。
不安定な気持ちで勉強をしても効率が悪いです。
ちなみに、私は睡眠時間を22時〜6時ときめており、最低でも1日8時間ほどは眠るように心がけていました。
そのお陰で日中に眠くなったり、精神が不安定になることもほとんどどありませんでした。
公務員試験は長期戦なので、十分な睡眠をとって不安になりにくい状態をキープしましょう。
『不安な気持ち』を紙に書き出す
不安な気持ちを紙に書き出すことで不安に対処できます。
不安を紙に書き出すことで、自分が抱えている不安な気持ちを客観視できるからです。
と思う方もいるかも知れませんが、個人的にはかなりおすすめです!
騙されたと思って一度試してみることをオススメします。
具体的な方法は次のとおりです。
- 紙とペンを用意します。
→たくさんかけるように大きめの紙やノートとペンを用意します。 - タイマーを10分間セットします。→
スマートフォンや腕時計など手近なもので10分間のタイマーをセットします。 - ひたすら不安気持ちを紙に書き出す
→タイマーがなるまでひたすら不安な気持ちを書き出します。
とにかく思いついたことを何でもいいので書きなぐってください。
時間が余ってもタイマーがなるまで書く手を止めないでください。
もうこれ以上書ききれないってところまで何でも思いついたことを書きまくるのがコツです。
不安な気持ちの書き出し具体例 不安な気持ちの書き出し具体例
勉強がうまくいかない、いやだ。
みんないい成績をとってるのに、自分だけE判定つらい。もう勉強したくない。明日も朝からバイトに行かなくちゃいけないし、全然時間がないし焦る。
文章を書きなぐると、自分の頭の中でぐるぐるしている漠然とした悩みを文章化して、客観視できます。
書きなぐった文章から、課題と対策を分類する
- 書きなぐった文章から、課題と対策を分類する
- 書きなぐった文章から課題を抜き出して箇条書きする。
- それに対応する対策を紙に書き出す
具体例は以下のとおりです。
課題と対策の書き方具体例
- みんないい成績をとっていて、自分だけE判定で不安
➔周囲の成績を気にしても自分の成績は上がらない。周囲の成績を気にしないようにする。成績を自慢してくるような人とは関わらないようにする - もう勉強したくない
➔勉強したくない気持ちはわかるが、勉強しないと公務員試験に合格できない。 勉強を継続する必要がある。辛いときは勉強時間をいつもより短くする。 - 明日も朝からバイトに行かなくちゃいけないし、全然時間がないし焦る
➔時間が無くて焦るのだから、試験勉強期間中はアルバイトを辞めてみる。
書きなぐった文章は、自分が抱えている悩みの全てであり、課題が詰まっています。
それらを整理することで解決の糸口を見つけることができます。
定期的に人と会う時間を意識的に作る
試験勉強では意識的に人と会う時間を作りましょう。
友達との何気ない会話が不安を取り除くきっかけとなることが多いからです。
なにげなく「全然公務員試験の勉強ダメでさ〜」といったら「私も全然就活ダメでさ〜」なんて話を聞くと「悩んでいるのが自分だけじゃない」ということに気づけますし、話すことでストレス発散にもなります。
反対に、不安なときはふさぎ込み勝ちになるため、人と合うことを無意識のうちに避けることが多いです。
そうするとますます不安を抱え込んでしまうという悪循環が生まれます。
私は独学をしており、特に不安を表に出す機会が少なかったので、週1〜2回友達などと会う時間を設けていました。
公務員試験が不安なのは「みんな当たり前」ということを知ってほしい
どんなに成績がいい人でも不安を抱えているということを認識していただきたいです。
不安に周囲が周囲が自分より出来る人ばかりだと思いがちですが、意外とみんな見えないところで悩んでいるからです。
「どうして自分ひとりだけ?」といったバイアスのかかった考えには注意しましょう。
私もずっと不安でした。
一浪一休学しており、現役生より2年遅れで公務員受験に臨みました。
もし不合格になったら『既卒で無職の25歳』の出来上がり。
これ以上金銭的に親に迷惑はかけられないし、就活するにしても職歴のある第二新卒と戦わないといけない。
そんな状況だったので、その当時は
とデッド・オア・アライブの精神でいました。
そのため、不安で眠れないときもあれば、試験直前期は謎の咳がしばらく止まらないといった症状に苛まれることもありました。
結果的にはトップ合格を果たすことができましたが、あくまで結果論です。
当時は独学で勉強していたので、内定を得るまでは見えない霧の中をひたすら貼り続ける感覚でしたし、常に不安がつきまとっていたのを記憶しています。
どんな成績の人でも不安と折り合いを付けながら勉強をしているのを知っておくと気持ちが楽になります。
不安は有効活用できる
ネガティブに捉えられがちな不安も有効活用することができます。
不安があるからこそ努力ができるからです。
不安から生じるプレッシャーは努力をするために必要不可欠です。
内定が取れるか不安⇛だから勉強して努力する⇛合格に結びつく
という好循環を作り出すことも可能です。
反対に、成績が悪いのに全く不安を感じない人は、最後の追い込み時期にスパートをかけられずに不合格になるでしょう。
むしろ、不安を完全になくすのはむしろデメリットが有るということを知っておくのも気持ちが楽になるかもしれません。
大切なのは不安とうまくつきあっていくこと
公務員試験では不安とうまく付き合っていくことが大切です。
不安がないと、勉強に身が入らなくて試験に不合格になるリスクが高まります。
一方で、不安は強すぎても、うつ病になったり、やる気を出せなくなったりするリスクをはらんでいます。
大切なことは、不安と折り合いを付けながら勉強に取り組むことです。
そのために、日頃から不安を意識的にコントロールする習慣を付けましょう。
まとめ
公務員受験の不安を取り除く方法を解説しました。
運動したり、自分のを客観視することで不安を軽減できます。
また、不安を有効に活用すればメリットもあります。
大切なのは不安と折り合いを付けながら勉強に取り組むことです。
皆さんの合格を応援しています。
ご覧頂きありがとうございました。