どっちにするか決められないよ、、
公務員予備校と独学の両方を経験した私の体験談を交えて、このような疑問にお応えします。
- 【結論】独学よりも公務員予備校に通った方が良い
- 【公務員試験】公務員予備校のメリット・デメリット
- 【公務員予備校のメリット】時間をお金で買える
- 【公務員予備校のメリット】面接試験対策を受けられる
- 【公務員予備校のメリット】勉強のモチベーションを保つことができる
- 【公務員予備校デメリット】高額な費用がかかる
- 【公務員試験】独学のメリット・デメリット
- 【独学のメリット】費用を抑えられる
- 【公務員試験】独学のデメリットは数多い、、、
- 【結論】予備校代を惜しむよりも、予備校に通うお金をどうするか考える方が賢明!
- 【予備校代を工面する方法】両親にお金を借りる or 出してもらう
- 【予備校代を工面する方法】奨学金を活用する
- 【予備校代を工面する方法】アルバイトでお金を稼ぐ
- 【予備校代を工面する方法】公務員予備校の教育ローンを活用する
- 公務員予備校の費用を安く抑える方法
- 【おすすめ】予備校の割引制度を活用する
- 価格のやすい通信制予備校を活用する
- 『独学 + 単科講座』でスポット的に受講する
- 【まとめ】独学よりも工夫して公務員予備校に通う方が戦略的!
【結論】独学よりも公務員予備校に通った方が良い
結論として、公務員試験は圧倒的に予備校に通った方が良いです。
理由は、合格者の大多数が公務員予備校に通っているからです。
- 東京都1類A:27%(全100名中27名合格)
- 東京都1類B:49%(全403名中193名合格)
- 特別区1類:34%(全2032名中695名合格)
上記は、公務員予備校であるTACの2019年度の合格者実績です。
TACだけで主要な年の合格者の3分の1を占めているので、他の公務員予備校を合わせれば公務員予備校出身者はかなり多いことが推測できます。
実際に私の市役所の同期は、ほぼ100%が公務員予備校出身者でした。
公務員試験に合格したいなら、勝ち馬に乗る( = 公務員予備校に通う)のが最も手っ取り早くて確実な方法です。
【公務員試験】公務員予備校のメリット・デメリット
- 時間をお金で買える
- 面接試験対策が受けられる
- 勉強のモチベーションを保てる
- 高額な費用がかかる
【公務員予備校のメリット】時間をお金で買える
公務員予備校を利用することで、時間をお金で買うことができます。
受験生が最短ルートで公務員試験に合格できるよう効率的なカリキュラムが組まれているからです。
勉強スケジュールを自分であれこれ考える必要がなくなり、結果として効率的に試験勉強を進められるようになります。
【公務員予備校のメリット】面接試験対策を受けられる
面接試験対策を受けられるのも公務員予備校の大きなメリットです。
面接試験は公務員試験で配点が高く、採用後の配属にも影響を与えるためとても重要だからです。
プロの予備校講師から直接指導を受けられることは大きなメリットです。
【公務員予備校のメリット】勉強のモチベーションを保つことができる
- 公務員を目指す同士がたくさんできる
- 勉強に集中できる静かな自習室が完備
- 問題点があったらすぐに講師に質問して疑問点を潰せる
予備校に通うことはモチベーション維持の面で大きく役立ちます。
公務員予備校には、公務員を目指す同士が数多くおり、自習室では朝から晩まで勉強に打ち込む受験生が大勢います。
予備校に通い続けてそんな環境にずっと身を置いていると、こんな気持ちが湧いてきます。
(周囲の人がこんなに頑張っているんだ!俺も頑張らなくちゃ!)
勝手にやる気が湧いてくる環境が公務員予備校にはあります。
【公務員予備校デメリット】高額な費用がかかる
公務員予備校のデメリットは高額な費用がかかることです。
公務員予備校は平均して25万円〜40万円程度かかるため、決して安くない金額です。
【公務員試験】独学のメリット・デメリット
- 費用を抑えられる
- 勉強の効率がわるい
- 勉強のペースを自己管理する必要がある
- 面接対策を受けられない
【独学のメリット】費用を抑えられる
独学の唯一のメリットは費用を抑えられる点です。
独学の場合、大体10万円くらいで受験開始〜合格までの費用をまかなうことができるからです。
【公務員試験】独学のデメリットは数多い、、、
- 勉強の効率がわるい
- 勉強のペースを自己管理する必要がある
- 面接対策を受けられない
独学のデメリットは数多くあります。
独学のデメリットは、公務員予備校のメリットを裏返した感じになります。
独学のデメリットをカバーするために、独学受験生には次の力が必要になります。
- どの科目を優先的に勉強して、どの科目を後回しにするかといった戦略
- 面接や論文で自分の欠点は何か気づく観察力
- 欠点をどうやって改善するか?といった観察力と自省する力
- 1000時間の勉強時間を確保するために、毎日勉強を継続する継続力
独学は、誰にも頼らずにひとりでこれらの力を身につけなくてはなりません。
そのため、途中で挫折してしまったり、弱点を克服できずに不合格になる確率は予備校生よりも高くなります。
一方で、予備校通学者なら、受験戦略・自分の欠点などは授業や担任面談でサポートしてくれるため、必要なのは継続力くらいのものです。
合格者に予備校出身者が多いのは、ある意味当然の結果かもしれません。
【結論】予備校代を惜しむよりも、予備校に通うお金をどうするか考える方が賢明!
個人的には、ひとりで勉強したくてをしたくて独学を考える人ってそんなにいないと思います。
大抵の場合
お金がないから…
という理由がほとんどだと思います。
ですが、「お金がないから独学しよう」と考えよりも「予備校に通うためのお金をどうにかしよう」という考えの方がうまくいきます。
たった25万円〜40万円程度で、人生がかかっている公務員試験で不利なハンデを背負って受験するのはあまりにも損失が大きいからです。
不合格になれば1年間をムダにするだけでなく、新卒の学生は新卒カードも失うことになります。
それに、合格すれば公務員予備校代なんて半年に1回のボーナスですぐに元が取れます。
そこで、公務員予備校代を工面する方法をご紹介します。
- 両親にお金を借りる or 出してもらう
- 奨学金を活用する
- アルバイトでお金を稼ぐ
- 公務員予備校の教育ローンを活用する
順番に解説していきますね。
【予備校代を工面する方法】両親にお金を借りる or 出してもらう
公務員予備校の費用を工面する方法①:両親にお金を借りる or 出してもらう
「将来への投資」をとして両親にお金を借りる or お金を出してもらうよう頼みましょう。
公務員になったらボーナス1回で全額返済できます。
法的に借金を背負うリスクが少ないためこの方法が最もおすすめです。
【予備校代を工面する方法】奨学金を活用する
学生の場合、日本学生機構などから借りた奨学金を毎月貯金して、公務員予備校代に充てるという方法もおすすめです。
民間の金融機関やローンに比べて利子が圧倒的に低いからです。
ただし、奨学金は申請してから受け取るまでに数ヶ月間かかります。
また、毎月受け取れる金額も一定額であるため、予備校代が貯まるまでに一定期間の猶予が必要な点に注意しましょう。
【予備校代を工面する方法】アルバイトでお金を稼ぐ
公務員予備校代(25万円〜40万円程度)は地道にアルバイトを続ければ3ヶ月〜半年間程度でたまります。
ただし、アルバイトに明け暮れて、試験勉強や就活対策に身が入らなくなるリスクに注意しましょう。
ちなみに、個人的におすすめなのが治験で稼ぐ方法です。
お金を稼ぐながら公務員試験勉強ができるからです。
詳しくは以下の記事で解説しています。
【予備校代を工面する方法】公務員予備校の教育ローンを活用する
両親からお金を借りたり、アルバイトで工面するのが難しい方は、公務員予備校の教育ローンを活用しましょう。
公務員予備校のローンは、通常の金融機関のローンよりいくらか利率が安いです。
ただし当然ですが、公務員試験に不合格になってもローンを返済しなくてはなりません。
背水の陣の覚悟を持って利用しましょう。
公務員予備校の費用を安く抑える方法
- 価格のやすい通信制予備校を活用する
- 『独学 + 単科講座』でスポット的に受講する
公務員予備校を安く抑える工夫は簡単ですぐに実行できるものが多いため、お金を稼ぐよりおすすめです!
【おすすめ】予備校の割引制度を活用する
予備校の割引制度は必ず活用しましょう。
割引制度を利用すれば、ノーリスクで受講料を安くできるからです。
代表的な予備校で割引制度があるのは以下の予備校です。
費用を少しでも安くしたい方は、資料請求で割引情報を必ずゲットしましょう。
価格のやすい通信制予備校を活用する
通信制の公務員予備校は、通学制の公務員予備校と比べて価格が安いです。
通学制が25万円〜40万円程度かかるところ、通信制予備校は5万円〜25万円程度で受講できます。
やすい予備校であれば、独学で勉強する場合とほとんど金額が変わらないため、教材に多額のお金をかけるよりもコスパが良いです。
『独学 + 単科講座』でスポット的に受講する
独学をしながら、必要に応じて予備校の単科講義で受講するというやり方も有効です。
費用を抑えつつ、試験で重要なポイントも抑えられるため一石二鳥です。
私は試験本番で配点や難易度が高い試験の単科講義を受講しました。
単科講義の受講でおすすめの科目
- 面接対策講義
- 論文(専門記述論文)対策講義
- 直前対策講義
私がこれまで受講した中で、特にTACとLECは有益な情報が詰まった単科講義をコスパの良い講義を行っていると感じました。
例えば、東京都庁や特別区の直前講義は約1万円程度で受講でき、本番試験の出題予想は高確率で的中していました。
資料請求で直前対策講義の情報を確認しておくのをおすすめします。
【補足】予備校選びで役立つおすすめのハンドブック(無料)
こんな口コミをたまに見かけることがあります。
このような失敗は事前の情報収集が足りなかったことが原因。
そんな情報収集不足を防ぐためには「ココからスタート!公務員試験入門ハンドブック」がおすすめです。
- 【重要】合格者の体験記
→合格者が実際に勉強を行った手順を学べるため、合格する大まかなイメージをつかめる。 - 公務員の種類・職種について詳細が載っている
→職種や受験先を知ることで受験先の幅が広がり、予備校選びに役立つ - 受験先の自治体の倍率や年齢制限などの詳細データ
→受験先に合わせた細かな戦略を立てられる - 合格者が語る「私の苦労したこと&克服法」
→合格者の失敗談を知ることで、効率的な受験戦略を立てられる - 転職者のQ&A
→あなたの不安や疑問を解消できる
上記以外にも公務員受験に役立つ情報が満載。
書店で1,000円くらいで売っていてもおかしくないクオリティです。
公務員予備校を選ぶときだけでなく、志望先の選び方やその後の学習計画の参考にもなりますよ。
このハンドブックは公務員予備校のクレアールが発行している冊子ですが、他の予備校に通っている方でも無料で入手可能。
実際に、ぼくは何度も資料請求していますが、勧誘を受けたことは一度もありません。
\割引クーポンもついてくる/
※数量に限りがあります。
【まとめ】独学よりも工夫して公務員予備校に通う方が戦略的!
- 独学はデメリットが多く、公務員予備校の方が公務員試験を有利に進められる
- 費用を節約して独学するよりも、予備校に通うための工夫をする方が生産的
- 予備校に通うための工夫は①予備校に通うお金を捻出する方法と②公務員予備校代を安く抑える方法の2種類がある