公務員のクールビズは超自由! ネクタイが無くても大丈夫!
公務員には、公式にクールビズ期間が定められています。
クールビズ期間は、ノーネクタイ・ノージャケットで大丈夫です。
国家公務員のクールビズ期間
環境省が定めるクールビズ期間は、5月1日から9月30日です。
6月〜9月までの特に暑い期間をスーパークールビズ期間と定めており、アロハシャツやスニーカーも認められています。
◯:使用可能 (◯):使用可能だが徹底されていない △:TPOに応じて使用可能 ×:原則使用不可能
(環境省におけるクールビズの服装の可否より引用)
地方公務員のクールビズ期間
環境省が定める5月〜9月のクールビズ期間を基準として、各自治体が気温に合わせて独自にクールビズを定めています。
例えば、青森県などの寒い地域では短めの6月~9月をクールビズ期間と設定しています。
一方で、暑い地域である沖縄県は4月1日から11月30日をクールビズ期間として定めています。
沖縄県は、クールビズ期間中に伝統衣装である『かりゆし』を着用する期間と定めており、非常にラフな格好で仕事をしています。
ちなみに、都内の役所はほとんどが5月〜10月をクールビズ期間と定めています。(私の市役所も5月〜10月がクールビズ期間)
実際、5月や10月くらいでもかなり暑い日もあるので、このクールビズの設定期間は理にかなっていると思います。
男女別公務員クールビズの服装
女性公務員のクールビズ
女性公務員のクールビズは基本的にどんな格好でもOKです。
男性のようにネクタイやスーツなど決まった型が存在しないのが理由です。
そもそも決まった服装というものが存在していないので、常識的な範囲内の服装ならなにを着用しても構いません。
気温が高い時はノースリーブを着用したり、気温が低い時は上着を羽織ったりして温度調整を自由に行うことができます。
実質的に、女性公務員にとってクールビズは関係無いといっても過言ではありません。
男性公務員のクールビズ
男性公務員のクールビズ服装は、ノーネクタイに半袖襟付きシャツが基本です。
襟がついていれば、ポロシャツなどでもOKです。
また、クールビズ期間中は、正装をしてはいけないわけではありません。
そのため、きっちりした格好が好みの人であればネクタイを着用しても構いませんし、寒がりの人は長袖のワイシャツを着ても構いません。
私は寒がりなので、温度調節が出来る長袖のワイシャツを来ていることも多いです。
通常時は腕まくりし、クーラーが強い涼しい場所では腕まくりをおろして温度調整をします。
男性公務員が目立たずに涼しい格好をする方法
クールビズが実施されていても、男性公務員にとってはまだまだ不便だと思うことも多いと思います。
汗で靴が蒸れたり、汗でスーツが湿って不快だという声は私の職場でもよく聞きます。
だからといって、極端にラフな格好をしようものなら、上司から怒られたり、住民の方からクレームを付けられかねません。
そんな男性公務員のために『いかに目立たずに涼しい格好をするか』のノウハウを伝授します。
服装規定のポイントは『公務員にふさわしい格好』であるかどうか
服装規定の趣旨は、住民の信頼に足る公務員にふさわしい格好であるかどうか、という点がポイントです。
単に『サンダルだからダメ!』なのではなく、『サンダルがだらしなく見えるからダメ』なのです。
つまり、たとえサンダルだとしても公務員にふさわしい格好に見えるサンダルであれば服装規定の趣旨には反しません。
実際に、私はクールビズ期間中にサンダルを履いていますが注意を受けたことは一度もありません。
私が着用していて良いと思ったオススメのグッズを紹介します。
【公務員のクールビズ】ポロシャツ
クールビズ の定番といえばポロシャツです。
ワイシャツよりも通気性と吸湿性に優れており、汗をかくきやすい暑い季節にぴったりだからです。
おすすめは、「ポロシャツ」の由来ともなったラルフローレンのポロシャツです。
この商品は職場では多くの職員が着用しており、初めてポロシャツを購入する人はこれを買っておけば間違いなし!
ワイシャツよりも機能性が高く、汗ジミや汚れも目立たないためポロシャツは必需品です。
おすすめの色はネイビーやブラックなどの寒色系、もしくは地味めな色です。
寒色系・地味な色はひと目をひきにくく、汗の色が目立たないからです。
明るい派手な色は目立ってしまいひと目を引くため、公務員で着用している人はほとんどいません。
グレーのポロシャツは汗染みが目立つ
ポロシャツを購入する際に一点注意したいのが「グレーのポロシャツ」 です。
グレーは汗のあとがはっきりと目立つため周囲に不快感を与えたり、恥ずかしい思いをするかも、、、?
【公務員のクールビズ】スーツパンツ
パンツは自宅で丸洗いできるスーツパンツがおすすめです。
夏場はよく汗をかくため洗濯の頻度が増えます。
汗をかくたびにクリーニングに出していては手間ですし、経済的にも負担が大きくなります。
そのため、自宅で気軽に洗える素材で作られたスーツを2〜3着程度購入しておくのをオススメします。
【公務員のクールビズ】靴
夏に革靴を履いていると靴の中が非常に蒸れるという問題点があります。
かといって、サンダルを履いていると住民の方や上司の目も気になります。
こういった難点を解決するために、靴は革製でぱっと見で革靴にみえるサンダルがオススメです。
前面が革靴になっていて、かかと部分が覆われていないため非常に通気性が良いです。
サンダルときくと、あまり印象がよくありませんが、見た目は思った以上にまともです。
普通に履いていてもサンダルと気づくこと自体がほとんどありません。
このサンダルはTPOさえわきまえれば、クールビズ期間以外でも着用できるグッズなのでぜひ一足入手することをオススメします。
まとめ
国家公務員のクールビズ期間は、5月〜9月が一般的です。
地方公務員のクールビズ期間は、地域ごとに4月〜11月の範囲で役所が独自に定めます。
女性公務員はクールビズ期間と関係なく年を通して自由な格好が可能です。
また、男性公務員はノーネクタイ・ノージャケットで過ごすことができ、場合によってはサンダルの着用も認められています。
クールビス期間中は『目立たないけど涼しい格好』を意識した服装をすることで、快適に過ごすことが可能です。