公務員福祉職になるにはどんな予備校がいいんだろう?
こういった疑問にお応えします。
公務員の福祉職は年収・有給取得率などで民間の福祉職より恵まれています。
- 公務員福祉職:¥5,658,840
- 民間福祉職:¥342,960
→公務員福祉職の方が200万円以上年収が高い!
- 公務員全体:11.7日
- 民間福祉職:7.4日
→公務員の方が平均4日以上多く休める!
そんな魅力ある公務員福祉職を目指す上でおすすめの予備校を紹介します。
公務員福祉職におすすめの予備校2選(LECとクレアール)
(↓ 以下の表は左右にスライドできます)
予備校 | 費用 | 特徴 |
LEC | 【公務員スペシャルコース】 ●法律科目を選択しない場合 ¥450,000(通学) ¥435,000(通信) ●法律科目を選択する場合 ¥535,000(通学) ¥520,000(通信) ※家裁調査官補の受験に法律科目を 使用するかどうかで価格が異なる。 ※代理店で申し込むと1万円割引 |
|
クレアール | 【福祉系公務員コース】 ¥240,000(一般価格) ¥196,500(7月割引価格) 【オプション安心保証】 ¥30,000 |
|
【公務員福祉職】予備校はLECとクレアールがおすすめである理由
- 福祉職公務員専用の受験コースがあるから
LECとクレアールがおすすめである理由は福祉職専用のコースがあるからで、この2校以外の予備校は福祉職専門のコースを持っていないからです。
(例えば、TACにも福祉職受験コースがありますが、教養科目にしか対応しておらず、肝心の福祉系専門科目は対策できません。)
そのため、福祉職を目指す人はLECかクレアールの受講がおすすめです。
ただし、LECとクレアールにもそれぞれ特色があるので、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
【公務員福祉職】LECの費用と特徴

コース名 | 費用 | 特徴 |
福祉系公務員 スペシャル コース | ●法律科目を選択する場合 ¥450,000(通学) ¥435,000(通信) ●法律科目を選択しない場合 ¥535,000(通学) ¥520,000(通信) ※家裁調査官補の受験に 法律科目を使用するかで価格が異なる |
|
地方上級 福祉職 専願コース | ¥316,000(通学) ¥301,000(通信) |
|
法務教官/ 保護観察官 専願コース | ¥351,500(通学) ¥336,500(通信) |
|
地方上級 福祉職・ 法務教官/ 保護観察官 併願コース | ¥365,500(通学) ¥350,500(通信) |
|
地方上級 福祉職・ 人間科学B 併願コース | ¥450,000(通学) ¥435,000(通信) |
|
- 面接・論文対策講座が含まれている
- 福祉職3年分本試験問題集が手に入る。
LECのメリット・デメリット
- 公務員福祉職で圧倒的な合格実績を誇る
- 公務員福祉職の本試験3年分の過去問を入手できる
- 面接対策講義に力を入れている
- 受講費用が高い
- 直営校以外はサポートが手薄
【LECのメリット】公務員福祉職で圧倒的な合格実績を誇る
【1位】
・法務省専門職員(人間科学)保護観察官
・滋賀県(上級・社会福祉)
【3位】
・家庭裁判所調査官補(大卒程度)
【4位】
・家庭裁判所調査官補(大卒程度)
・法務省専門職員(人間科学)保護観察官
・神奈川県(大卒程度・福祉職)
【6位】
・国家総合職(大卒程度・人間科学)
・特別区Ⅰ類(福祉)
【7位】
・国家総合職(大卒程度・人間科学)
【8位】
・家庭裁判所調査官補(院卒者)
【9位】
・東京都Ⅰ類B(福祉A)
・特別区Ⅰ類(福祉)
・法務省専門職員(人間科学)保護観察官
このようにLECは公務員福祉職の試験で数多くの上位合格者がいます。
LECは、公務員試験の合格順位に大きく影響する面接試験に力を入れているからです。
福祉職試験で確実に合格したい人はLECを選んでおけば間違いありません。
【LECのメリット】公務員福祉職の本試験3年分の過去問を入手できる
LECの福祉職コース受講生は公務員福祉職で本試験3年分の過去問を入手できます。
長年、公務員の福祉職対策コースで問題を蓄積してきたLECだからこそ実現できた特典です。
公務員福祉職の過去問は市販されている数が非常に少なく希少性が高いです。
【LECのメリット】面接対策講義に力を入れている
- 担任講師との面接回数は無制限
- 現役キャリアカウンセラーとの模擬面接
- 元人事担当の面接講師がいる
LECは面接対策に力を入れている予備校で、上記のようにいろいろなキャリアを持つ講師陣と面接練習ができるため面接力がつきます。
LEC以外でここまで豊富な講師陣を揃えている予備校はありません。
最終合格者の順位は面接試験の結果が大きく影響するため、LECに上位合格者多いのも納得の理由です。
面接試験で好成績を残せている受験生が多いので必然的に上位合格者が多くなります。
【LECのデメリット】受講費用が高い(LECとクレアールの価格比較)
- LEC:35.5万円〜52.5万円
- クレアール:24万円
→LECはクレアールよりも10〜30万円ほど高い
LECの福祉職コースは高額で約35万円〜53万円の受講料がかかります。
約24万円で受講できるクレアールと比べると1.5倍〜2倍ほど高くなっています。
人件費の大きくかかる外部の面接講師などを豊富に揃えていることが理由です。
費用が高い分面接試験は非常に充実していますが、LECを受講する人はある程度の出費が伴うことは覚悟しなくてはなりません。
【LECのデメリット】直営校以外はサポートが手薄
LECは提携校のサポートが手薄です。
直営校のように校舎に講師が常駐しておらず、通信授業がメインとなるからです。
高額な受講料を払ったのにLECの手厚いサポートを受けられないのではメリットが半減してしまいます。
同じ通信制で受講するならクレアールの方が費用を抑えて受講できるので、提携校にしか通えない人はコストパフォーマンス的にクレアールを検討してもいいかもしれませんね。
【公務員福祉職】クレアールの費用と特徴

(↓ 以下の表は左右にスライドできます)
コース | 費用 | 特徴 |
福祉系公務員 コース | ¥240,000(一般価格) ¥170,000(7月受講割引) | 地方公務員(福祉職)を対策できる (国家公務員には対応していない) |
オプション 安心保証 | ¥30,000 | 受講期限を1年間延長できる 1年目の受験で合格すれば3万円は返金される |
クレアールの福祉職講座はシンプルに1つのコースのみ存在します。
クレアールのメリット・デメリット
- 受講費用が安い
- 3万円の追加料金で受講を1年延長できる
- 国家公務員の福祉職に対応していない
- 対面での面接対策は水道橋校でしか受けられない
【クレアールのメリット】受講費用が安い
クレアールは受講費用が安いです。
クレアールの受講料が安い理由は設備投資や人件費を抑えることで低価格な受講料を実現しているからです。
クレアールの受講料は約24万円なので、約35万円〜53万円かかるLECと比較するとかなり安いです。
クレアールは年間を通してほとんどいつも割引を実施しています。
例えば、7月から受講を開始すれば7万円の割引を受けられます。
受講期間が早いほど割引率が上がるので、早めに受講するのがおすすめです。
【クレアールのメリット】3万円の追加料金で受講を1年延長できる
クレアールが魅力的なのは、たった3万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる「安心保証プラン」がある点です。
つまり、1年間で24万円かかるコースを2年目はたったの3万円で受講できる制度です。
仮に1年目の公務員試験に不合格になって2年間予備校に通うケースを考えてみましょう。
福祉職コース2年分の受講費用
- クレアール:約25万円
- LEC:約50万円
・各予備校の再受講割引を適用
・web通信講座で計算
仮に1年目の受験で不合格になってクレアールに2年間に通った場合、その他の予備校に通う場合に比べて数万円〜数十万円も費用を安くできます。
1年目で不合格になったら2年目は独学すればいいじゃん!
予備校の教材は手に入る自分ひとりで勉強できるもん
このように考える方もいるかもしれませんが、独学の最大のデメリットは面接試験対策を受けられない点です。(基本的に面接対策は予備校の本科生しか受けられません)
だからこそ、たった3万円の追加料金で2年目も面接対策を受けられるクレアールの制度は福祉職の受験では非常に魅力的です。
しかも、1年目に合格すれば「安心保証プラン」で支払った3万円は返金されるのでとりあえず申し込んでおいて損はありません。
【クレアールのデメリット】国家公務員の福祉職に対応していない
クレアールのデメリットは国家公務員の福祉職試験に対応していない点です。
国家公務員の試験は専門科目の難易度が高いため、クレアールのカリキュラムでは対応できないからです。
そのため、国家総合職(人間科学)や法務省専門職員を目指している受験生にとってクレアールは適していません。
【クレアールのデメリット】対面での面接対策は水道橋校でしか受けられない
クレアールは対面での面接対策は水道橋本校でしか受けることができません。
受講料を安くするために設備投資や人件費にかける費用を抑えていることが理由です。
そのため、東京都の水道橋まで通うことのできない地方時在住者にはデメリットとなります。
(ただし、水道橋校舎に通えない人は電話で面接対策を受けられます。)
ジョブカフェや新卒応援ハローワークなど公共サービスを活用することで、無料で面接対策を行えます。
また、面接対策を単科で受けられる予備校の記事で紹介しているので参考にしてください。
クレアールがおすすめの福祉職受講生
- 費用を抑えたい方
- 地方公務員の福祉職を専願している方
- 地方在住の方
上記に当てはまる人はクレアールの受講がおすすめです。
クレアールは合格実績などはLECに劣りますが、費用が安いという大きなメリットがあります。
地方公務員を専願している方ならクレアールのカリキュラムで対応可能ですし、地方に住んでいる方ならLECよりもクレアールの方がコストパフォーマンスが高いからです。
LECとクレアールでどちらを受講しているか悩んでいる方はパンフレットの請求で費用やカリキュラムを見比べてみるのがおすすめです。
確実に合格したいなら独学よりも予備校がおすすめ

確実に合格をつかみたいなら予備校に通うことをおすすめします。
福祉職の受験者は明確な志望動機を持っている方が多いため、面接試験などで倍率以上の難易度があるからです。
実際に今まであってきた福祉職は公務員の仕事に対して明確な目的意識を持って働いている人が多かったです。
公務員って安定してるから~
というフワッとした感じの理由の人はいなかったです。
フワッとした志望動機しか思いつかないあなたは面接試験は厳しいかも。
しっかりとした志望動機を作るためにも予備校に通うことをおすすめします。
予備校費用は「将来への投資」
予備校費用は将来への投資です。
予備校に通うことで将来の収入が増えるからです。
公務員になれば最低でも1年目で300万円以上は手に入ります。
20〜50万円程度の予備校費用で将来の300万円を手に入れられるため、何倍ものリターンが見込める「投資」といえます。
費用を安く抑える方法もあります。
- 割引制度を活用する
- パンフレットなどの資料請求
費用を抑えたい方はLECよりもクレアールの受講がおすすめですが、以下のような人はLECを受けた方がいいでしょう。
クレアールの方が費用が安いけど、面接対策をしっかり行いたい!
国家公務員の福祉職を志望したい!
だけど、 LECはどうしてもお金がかかる!という方は可能な限り割引制度を活用する工夫をしましょう。
福祉職予備校の割引制度
- 再受講割引
- 早期受験割引
- 退職者受講割引
さらに、パンフレットを請求するだけで受講料の割引チケットを入手できる予備校もあります。
パンフレットには予備校の情報がコンパクトにまとまっており、予備校の特色もあらわれているので無料の資料請求するのもひとつの手段です。
【補足】予備校選びで役立つおすすめのハンドブック(無料)

こんな口コミをたまに見かけることがあります。
このような失敗は事前の情報収集が足りなかったことが原因。
そんな情報収集不足を防ぐためには「ココからスタート!公務員試験入門ハンドブック」がおすすめです。
- 【重要】合格者の体験記
→合格者が実際に勉強を行った手順を学べるため、合格する大まかなイメージをつかめる。 - 公務員の種類・職種について詳細が載っている
→職種や受験先を知ることで受験先の幅が広がり、予備校選びに役立つ - 受験先の自治体の倍率や年齢制限などの詳細データ
→受験先に合わせた細かな戦略を立てられる - 合格者が語る「私の苦労したこと&克服法」
→合格者の失敗談を知ることで、効率的な受験戦略を立てられる - 転職者のQ&A
→あなたの不安や疑問を解消できる
上記以外にも公務員受験に役立つ情報が満載。
書店で1,000円くらいで売っていてもおかしくないクオリティです。
公務員予備校を選ぶときだけでなく、志望先の選び方やその後の学習計画の参考にもなりますよ。
このハンドブックは公務員予備校のクレアールが発行している冊子ですが、他の予備校に通っている方でも無料で入手可能。
実際に、ぼくは何度も資料請求していますが、勧誘を受けたことは一度もありません。
\割引クーポンもついてくる/
※数量に限りがあります。

【結論】福祉職の公務員予備校でどうしても悩む場合はLECに通いましょう。

自分で独学する自信があったり、通信制が主体のクレアールで受験を乗り越える自信がない人はLECを選んでおけば間違いありません。
カリキュラム・価格・パンフレットの請求で比較してもまだ悩む場合はLECに通うことをおすすめします。
LECは費用はかかりますが、合格実績で最も優れている予備校だからです。
目先のお金をケチったばかりに、公務員になれないのではあまりにももったいないです。
公務員になれば予備校費用はすぐに回収できますから、少し背伸びしてでも公開のない選択肢をとることをおすすめします。
そして、割引制度を可能な限り活用して受講料を安く抑えましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
【おまけ】公務員福祉職を目指すか悩んでいるあなたへ【おすすめする2つの理由】

公務員福祉職になるかどうか悩んでいる方へ私が公務員福祉職をおすすめする3つの理由を紹介します。
- 公務員の中でも将来性がある
- 転職の幅も広い
①福祉職公務員は将来性がある
福祉職は公務員の中でも将来性があります。
公務員の福祉職は職場のニーズが年々上昇しており、活躍できるシーンが増えているからです。
日本のように少子高齢化が進んでいる先進国ほど福祉の充実が大きなニーズとして生まれます。
(日本の先をいく欧州諸国を見れば明らかです。)
近年は、役所の外に出向いて在宅訪問の福祉支援活動(アウトリーチ政策)が主流となっており、福祉職の出番が増えています。
個人的には、IT化の波で仕事がなくなりそうな事務職と違って福祉職は将来性が期待できる職種だと感じます。
②公務員福祉職は転職先の幅も広い
福祉職は転職の幅が広いです。
福祉職の資格を持っており、福祉職として働いた経験を生かせる転職先が多いからです。
公務員といえば
潰しが効かない!民間では使えない!
こういったイメージを持っている方も多いでしょう。
たしかに、事務系行政職の公務員は専門性が身につかず転職が厳しいのは事実ですが、福祉系の公務員に関していえば転職に成功している人しか見たことありません。
私の役所では福祉職公務員の転職が一番多く、市役所で経験したキャリアを生かして他の役所や社会福祉協議会などへ経験を生かして転職している方が多数います。
公務員は潰しが効かないと危惧している福祉職の方は、そこまで心配しなくてもいいのかもしれません。
【試験が不安なあなたへ】公務員福祉職は合格しやすい「穴場」です。
公務員試験は難関っていわれてるし合格できるか不安だな〜
このように感じている方にお伝えしたいのが、公務員福祉職は他の職種に比べて圧倒的に合格しやすい「穴場」の職種だということです。
- 倍率が低いから
- 福祉職の採用数が増えているから
①倍率が低いから
- 東京都庁(福祉A):2.55倍
- 東京都庁(福祉C):0倍(受験申込者0人)
- 横浜市:1.7倍
ひとつめの理由は福祉職の倍率が低いからです。
一般的な公務員事務職の倍率は5倍〜10倍程度であるため、福祉職の倍率はかなり低めです。
福祉職の倍率が低い理由は、福祉職の資格を持っている人しか受験できませんし、資格職の中では採用数も多めだからです。
②福祉職の採用数が増えているから
- 2015年度:103
- 2016年度:147
- 2017年度:202
- 2018年度:236
- 2019年度:246
もうひとつの理由は福祉職の採用数が増えているからです。
公務員福祉職は特別区に代表されるように福祉職は年々採用者数が右肩上がりで増えています。
年々採用数が増えている理由は、公務員の福祉職のニーズが年々増えているからです。
ただし、注意したいのが年が経つにつれて公務員福祉職にも年齢制限は存在しており、その上年齢があがるほど求められるスキルのハードルも上がる点です。
景気が悪くなって競争倍率が高くなる可能性もあるので、受験倍率が低いうちに合格してしまうのが得策です。
福祉職公務員を目指すことへ少しでも興味を持った方がいれば、予備校のパンフレットなどで試験の概要を見てみることでより悩みがクリアーになるでしょう。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
【無料】LECとクレアールのパンフレット請求リンク