航空管制官におすすめの予備校はどこだろう?
こういった疑問にお応えします。
航空管制官は空港で飛行機の受け入れなどを行う国際的なお仕事で、外国語を活用できる魅力的なお仕事です。
今回は航空管制官の受験におすすめの予備校をご紹介します。
航空管制官におすすめの予備校2選!
航空管制官におすすめの予備校はWセミナー(TAC)とEYEです。
それぞれの予備校の費用と特徴は以下の通りです。
【費用】航空管制官におすすめの予備校
予備校 | |
Wセミナー(TAC) | 【セレクト憲法本科生】 |
EYE | 【教養シンプルコース】 159,800円(通信) 175,000円(通学) |
【特徴】航空管制官におすすめの予備校
予備校 | 費用 |
Wセミナー(TAC) |
|
EYE |
|
つづいて、WセミナーとEYEのメリット・デメリットについて解説します。
【航空管制官におすすめの予備校】TAC
- 航空管制官などの合格実績が優れている
- 英語の面接試験対策のための自主ゼミが存在する
- 航空管制官の難易度に対して勉強の負担が大きすぎる
【Wセミナー(TAC)のメリット】航空管制官などの合格実績が優れている
- 航空管制官:2名
- 外務専門職:43名
- 防衛省専門職:28名
Wセミナーは航空管制官の合格実績が優れています。
Wセミナーは外国語に関係する公務員職種で優れたノウハウを有しているからです。
外務専門職や防衛省専門職などの難関職種においても、公務員予備校の中で最も優れた実績を上げています。
【Wセミナー(TAC)のメリット】英語の面接試験対策のための自主ゼミが存在する
Wセミナーは英語の面接試験対策として自主ゼミが存在します。
自主ゼミとは、受講生同士で面接練習などを行うグループ活動を指します。
Wセミナーは外務専門職や防衛省専門職などの外国語関係の公務員試験の受講生が多いからです。
他の多くの受講生と切磋琢磨しながら英語面接対策ができます。
英語の自主ゼミがあるのは、公務員予備校の中でもWセミナー(TAC)だけです。
【Wセミナー(TAC)のデメリット】航空管制官の難易度に対して勉強の負担が大きすぎる
Wセミナー(TAC)の外務専門職講座は、航空管制官の難易度に対して勉強の負担が大きすぎる点です。
Wセミナーの外務専門職講座は、公務員試験で最難関クラスの国家総合職レベルであるのに対して航空管制官の難易度は国家一般職レベルだからです。
航空管制官の合格にはそこまで多くの学習量は必要ありません。
ただし、裏を返せば外務専門職講座のカリキュラムをしっかりこなせれば、航空管制官レベルの試験で合格はほぼ間違いありません。
【航空管制官におすすめの予備校】EYE
- 航空管制官の合格実績がある
- 費用が安い
- 校舎が東京都にしか存在しない
- 外国語対策を独学で行う必要がある
【EYEのメリット】一人ひとりにきめ細かい指導をしてくれる
EYEは受講生一人ひとりにきめ細かい指導をしてくれます。
全受講生が200〜300名程度の小規模なEYEだからこそ実現可能です。
勉強の疑問点についての質問や、面接指導なども丁寧に対応してくれます。
ぼくの職場のEYE出身の公務員からも、EYEは講師との距離が近くてコミュニケーションしやすいと言う話を聞きます。
【EYEのメリット】航空管制官の合格実績がある
EYEは航空管制官の合格実績があります。
EYEは2018年度の航空管制官の合格者の声や2017年度の航空管制官の合格者の声などそれぞれ受講生の合格者の声が詳しく載っています。
このことからEYEに通えば航空管制官の試験に充分に合格可能なことがわかります。
【EYEのメリット】費用が安い
予備校 | |
EYE | ¥159,800 |
Wセミナー (TAC) | ¥505,000 |
EYEのメリットは費用が安いことです。
EYEは東京ローカルの公務員予備校で、設備投資などにお金をかけていないからです。
Wセミナー(TAC)と比較すると、おおよそ1/3程度の費用で受講できることがわかります。
【EYEのデメリット】校舎が東京都にしか存在しない
EYEのデメリットは東京都内に3校舎(池袋・渋谷・水道橋)しか存在しない点です。
そのため、都内に通学できない人にとってはデメリットといえます。
ただし、メール・電話・LINEで勉強の疑問点を質問したり、面接指導を受けることが可能です。
【EYEのデメリット】外国語対策を独学で行う必要がある
EYEは外国語対策を独学で行う必要があります。
EYEには英語の面接対策が存在しないからです。
航空管制官の教養科目や面接対策などをEYEで学びつつ、英語の勉強などはある程度独学で行う必要があります。
【重要】EYEの受講を検討している人は必ず事前に無料相談をすること
航空管制官を目指す方でEYEの受講を考えている人は、必ず事前に無料相談を行いましょう。
EYEは航空管制官の科目全てに対応していないからです。
「どの部分を独学して、どの部分をEYEで学べばいいか?」
「航空管制官の受験でEYEがサポートしてくれるのはどの部分なのか?」
こういった部分を事前に確認してから申し込みを行いましょう。
相談は無料なので、悩んでいる人はとりあえず申し込むのがおすすめです。
EYEは小規模で面倒見の良い予備校なので、親身に相談に載ってくれますよ。
【航空管制官】試験の内容・配点・倍率・合否決定方法
航空管制官の試験内容・配点・倍率・合否決定方法についてご紹介します。
航空管制官の試験内容
- 【1次試験】
- 基礎能力試験(多肢選択式):40題
・知能分野:27題
・知識分野:13題 - 適正試験1類(多肢選択式):60題
- 外国語試験(聞き取り)
- 外国語試験(多肢選択式)
- 基礎能力試験(多肢選択式):40題
- 【2次試験】
- 外国語試験(面接)
- 人物試験
- 【3次試験】
- 適正試験2部
- 身体検査
- 身体測定
航空管制官の試験に特徴的なのは、外国語試験があることです。
リーディング(多肢選択式の問題)だけでなくリスニング(聞き取り)やスピーキング(面接)など幅広い外国語のスキルが求められます。
基本的な公務員試験勉強に加えて、語学の対策を積んでおく必要があります。
航空管制官の配点
- 【1次試験】
- 基礎能力試験(多肢選択式):2/12
- 適正試験1類(多肢選択式):2/12
- 外国語試験(聞き取り):1/12
- 外国語試験(多肢選択式):1/3
- 【2次試験】
- 外国語試験(面接):1/12
- 人物試験:3/12
- 【3次試験】
- 適正試験2部
- 身体検査
- 身体測定
航空管制官の試験では、外国語の問題の配点が高いです。
これは仕事で頻繁に外国語を使用するからです。
外国語試験だけで配点の40%以上を占めている試験です。
航空管制官の倍率
年度 | 申込者 | 1次合格者 | 2次合格者 | 最終合格者 | 合格倍率 |
2019年度 | 912 | 230 | 129 | 105 | 8.68倍 |
2018年度 | 1015 | 295 | 159 | 133 | 7.63倍 |
航空管制官の倍率は7〜8倍程度で、同じ括りである国家一般職試験(5倍程度)と比較すると倍率はすこし高めです。
採用数が少ないことに加えて、外国語を使う仕事のため人気があるからです。
受験者も外国語が得意な方も多く、外国語もしっかりと対策を積んでおく必要があります。
【航空管制官】予備校選びのポイント
- 外国語試験の対策が充実していること
- 面接対策が充実していること
航空管制官の予備校選びには上記の2点が重要です。
その理由をそれぞれ解説します。
【航空管制官の予備校選びのポイント①】外国語試験の対策が充実していること
航空管制官に合格するためには、外国語試験の対策が充実している予備校を選びましょう。
航空管制官は、「外国語試験(多肢選択式)」や「外国語試験(聞き取り)」などが全体の配点の40%以上を占めているからです。
外国語の対策をしっかりと行える予備校に通うのが合格のポイントです。
今回紹介した予備校ではWセミナーが圧倒的におすすめできます。
【航空管制官の予備校】合格するなら独学よりも予備校がおすすめ
航空管制官に合格するなら独学よりも予備校がおすすめです。
公務員試験に合格するためには予備校に通う方が有利だからです。
予備校に通っていれば、受験情報を素早く入手できたり、疑問点を講師に聞くことで解決できます。
一方で、独学の場合はこれらを全て自分でカバーしなければいけません。
【航空管制官】予備校費用は公務員のボーナス1回分で回収できる
公務員になれば予備校費用はボーナス1回で回収できます。
新卒公務員でも冬のボーナス1回で回収できるからです。
今回紹介した航空管制官の予備校代は約25万円〜50万円程度です。
予備校費用は将来への投資と考えよう
予備校費用は将来への投資と考えましょう。
一時的にお金はかかりますが、長い目で見れば充分元は取れるからです。
独学で公務員試験に合格できればお金がかからない分お得に思いますが、その分合格率も下がります。
仮に公務員試験に不合格になれば、予備校費用はかかりませんが最低でも公務員の年収分(300万円以上)を損します。
数十万円をかけてでも1年後の300万円を確実にとりに行く方が賢明だと思います。
【航空管制官の予備校】費用を安く抑える方法
予備校に通いたいけど、どうしてもお金が足りない、、、
こういった方に向けて、航空管制官の予備校選びで少しでも費用を安く抑える方法をご紹介します。
予備校の単科講義を有効活用する
公務員予備校では単科講義の受講も可能です。
単科講義は本科生コースに比べて価格が安いからです。
今回紹介したコース以外にも複数の単科講義があります。
注意点として、単科講義は一部校舎で行っていないものもあるため、パンフレット請求で確認するのがおすすめです。
【無料】予備校のパンフレット請求で割引を行う
予備校のパンフレット請求で割引を行えます。
時期によっては割引クーポンや割引情報を入手できるからです。
予備校によっては1万円の割引クーポンを同封しているところもあるため、公務員予備校を利用するなら資料請求は必須です。
また、講義内容が要点を抑えて紹介されているため情報収集としても役立ちます。
【補足】予備校選びで役立つおすすめのハンドブック(無料)
こんな口コミをたまに見かけることがあります。
このような失敗は事前の情報収集が足りなかったことが原因。
そんな情報収集不足を防ぐためには「ココからスタート!公務員試験入門ハンドブック」がおすすめです。
- 【重要】合格者の体験記
→合格者が実際に勉強を行った手順を学べるため、合格する大まかなイメージをつかめる。 - 公務員の種類・職種について詳細が載っている
→職種や受験先を知ることで受験先の幅が広がり、予備校選びに役立つ - 受験先の自治体の倍率や年齢制限などの詳細データ
→受験先に合わせた細かな戦略を立てられる - 合格者が語る「私の苦労したこと&克服法」
→合格者の失敗談を知ることで、効率的な受験戦略を立てられる - 転職者のQ&A
→あなたの不安や疑問を解消できる
上記以外にも公務員受験に役立つ情報が満載。
書店で1,000円くらいで売っていてもおかしくないクオリティです。
公務員予備校を選ぶときだけでなく、志望先の選び方やその後の学習計画の参考にもなりますよ。
このハンドブックは公務員予備校のクレアールが発行している冊子ですが、他の予備校に通っている方でも無料で入手可能。
実際に、ぼくは何度も資料請求していますが、勧誘を受けたことは一度もありません。
\割引クーポンもついてくる/
※数量に限りがあります。
【まとめ】お金に糸目をつけなければWセミナーがおすすめ。費用を抑えて独学でカバーするならEYEを受講しよう!
お金がかかってもぜったいに航空管制官になりたい!
こういった方はWセミナー(TAC)の受講がおすすめです。
航空管制官の受験科目をほとんど全てカバーできるからです。
さらに、TACの外務専門職講座なら外務専門職や防衛省専門職など他の職種を併願できます。
費用を抑えて航空管制官を受験したいな〜
このように考える方はEYEの受講を検討しましょう。
EYEは航空管制官の合格者を例年輩出しているからです。
もちろん、国家一般職や地方上級の併願も狙うことができます。
まずはパンフレット請求で各予備校の講座の詳細を確認しましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございました。