<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには広告が含まれている場合があります

仕事

公務員の仕事は民間企業より楽だけど、大変な面もある!公務員を選ぶ際の注意点も

公務員志望者
公務員志望者
辛い仕事で心身をすり減らしたくないな。できれば負担の少ない仕事に付きたい!
民間企業の仕事と比べて公務員の仕事って楽なんだろうか?
公務員の仕事が楽な理由はなんだろう?
就職する際の注意点ってなんだろう?

公務員の仕事は民間企業よりも楽なことが多いです。

「ノルマがない」というのが大きい!

公務員の仕事にはほとんどノルマがないため、仕事が楽なことが多いです。

ノルマが無ければ、仕事上感じるプレッシャーが大幅に少なくなるからです。

例えば、ノルマがない公務員の場合、

今日は22時まで残業頑張ったから家に帰ろ〜

と言う感じで自分のペースで仕事ができます。

確かに、期日までに仕事を終わらせなくてはいけない、という締切はありますが、明確な締切のある仕事は事務処理が多く、残業さえすれば解決できるケースがほとんどです。

民間企業の場合はノルマを達成できないと心身が疲弊します。

ノルマが課される民間企業は仕事が楽ではありません。

ノルマを達成できないと、心身ともに追い詰められることが多いからです。

例えば、私は学生時代に某新聞社の営業アルバイトをしていましたが、その会社の正社員がノルマを達成するために、自腹で新聞契約をする「自爆営業」をしていました。

自爆営業は、もちろん自分の給料から会社のノルマのために出費するので、生活費がなくなったり、先の見えない不安に対してプレッシャーを感じることが多いと思います。

「商品が売れない」という課題の場合、公務員のように残業をたくさんしても、商品が売れるという保証はありません。

頑張ればなんとかなる!という公務員との違いはこの部分です。

そこまで極端なブラック企業はそうそう無いかもしれませんが、民間企業である以上、ある程度「利益追求」をするためにノルマを課される傾向が公務員よりも強いです。

そして、一般的にはノルマが課される仕事のほうが大変なことが多いです。

身分保障があるので心理的に仕事が「楽」

仕事を心理的に「楽」と感じるかどうかは働く環境にも左右されます。

公務員の場合、身分保障があるため仕事に対するプレッシャーが少なくなります。

身分保障が充分されていると、安心して働き続けることができるからです。

例えば、仕事が全然できないという人でもクビになることはありません。また、仕事で体調を崩した場合でも病気休職制度などの手厚い保障がなされています。

一方で、皆間企業は公務員よりもリストラのリスクが高いため、心理的に仕事を「楽」と感じにくいです。

リストラのリスクが高い職場環境では、少なからず個人のメンタルに影響します。

例えば、 外資系企業のように1年毎の契約で成果が出ないと雇用契約打ち切り!というような環境下では、仕事へのプレッシャーは大きいです。

公務員と民間企業では、リストラの対象になる確率は公務員の方が圧倒的に低いです。

結果として、身分が安定し、仕事を心理的に楽と感じる事が多いです。

とはいっても公務員の仕事にも大変な面はあります

理不尽なクレームや脅迫がつきまとうことも

市役所公務員の仕事は住民の方すべてが対象なので、基本的にはどんな方にも対応をしなくてはなりません。

法律上の決まりなどに納得いただけないことが原因でクレームが発生し、それがエスカレートして理不尽なクレームに進展するケースが非常に多いです。

例えば、生活保護の部署で、業務の一環で女性職員が訪問の連絡をすると「来ないでくれ、もしうちに来るんだったら襲うよ?」と脅迫めいたことを言われるケースもあります。

また、窓口で口論がエスカレートした結果、まれに警察がくるような暴力未遂事件もあります 。

公務員はすべての住民の方に対応する必要があり、理不尽なクレームに巻き込まれるケースは多くあると思います。

法律の縛りによる非効率

法律によって業務の非効率が発生しがちです。

公務員の仕事は法令によって手順が定められており、必ずしも効率的な方法とは限らないからです。

例えば、人事課では育児休業を取得する職員のために任期付職員を配置する業務があります。

ある時、育休に入る職員が発生し、すぐに任期付職員の配置が必要なケースが有りました。

しかし、この任期付職員を採用するためには、筆記試験と面接を必ず行う必要があるため、どんなに急いでも配置には2ヶ月程度かかってしまいます。

法令の縛りがない民間企業であればすぐに採用して働いてもらえる一方で、公務員の場合は筆記試験と面接をかならず行う必要があり、必要以上に手間がかかります。

その間、育休を取得した部署からは任期付職員を早く配置して〜!という圧力がかかり結構もどかしい思いをします。

公務員は法令に則って仕事をする必要があるため、仕事の上では非効率が発生するケースがあります。

公務員の仕事を選ぶ上での注意点

年々市役所公務員の仕事は楽ではなくなっています。

市役所公務員の仕事は年々大変になっています。

「住民サービス向上」のため、公務員がするべきことは例年確実に増えているからです。

財源不足により、予算は減少する一方で、やるべきことというのは例年確実に増えており、

「職員数が変わらないのにやるべきことは増えている」というケースが目立ってきています。

例えば、税務課では、最近話題の「ふるさと納税」や「ワンストップ特例制度」が次々と新設され、職員が処理する事務量が明らかに多くなっています。

 また、福祉課では、何らかの事情で外出できない人のために、市役所職員が自宅まで直接で向いて支援を行う「アウトリーチ政策」なども盛んになってきています。

これまで市役所の窓口で対応していた仕事を直接自宅を訪問するため、移動時間などの負担が大きくなります。

これからも市役所職員がこなすべき仕事というのは増加していくと感じます。

スキルが身につかず、転職や独立は難しい

公務員の仕事は楽である一方、スキルが身につきにくく、転職がしにくいというデメリットがあります。

民間企業であれば、利益に直結する営業のスキルやマーケティングのスキルなどを得られる機会が公務員以上に多いです。

公務員の仕事はほとんどが法律によって権限を付与されているものが多く、法律ありきの仕事内容がほとんどだからです。

例えば、私は税務課で働いたことがあり、所得税や住民税の計算ができます。

ですが、仮に私が公務員をやめて税金のスキルで食べていこう!と思ってもうまくいきません。

確かに、税金計算のノウハウはありますが、住民から税金を徴収するという権限は法律で定められたものなので、公務員をやめた時点で税金を徴収する権限がなくなってしまうからです。

仮に、税金のノウハウを生かして仕事をしようとしても、税理士資格を持っていない私が税務業務を行うと、税理士法違反で逮捕されてしまいます。

このように公務員の仕事は法律ありきの仕事が多いため、食べていくためのスキルは身につきにくいです。

そのために法律で手厚く身分保障がされているのですが、スキルは身につきにくく一度就職したらなかなか抜け出せない環境にあると思います。

まとめ

公務員の仕事は民間企業と比べて楽な事が多いです。

ノルマが課されないという点に加えて、安定した身分保障があるからです。

ただし、公務員には、住民からの理不尽なクレームや、法令の縛りによる非効率など公務員ならではの仕事の大変さが存在します。

傾向としては、年々公務員の仕事は楽ではなくなっており、また公務員意外の仕事をするスキルは身につきにくい環境にあります。

特別区10番台・区面接1位合格者が合格のノウハウを全て暴露!3分間スピーチの具体的な対策法と志望動機の具体例を徹底公開します⬇︎