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仕事

仕事をサボる公務員の実態。サボりの手口と対策を解説します。

公務員って仕事をしないイメージがあるけど実際はどうなんだろうか?
仕事をサボる人はどんな手口で仕事をサボるんだろう?
仕事をサボる人はどうやって対処すればいいんだろう?

こういった疑問にお答えします。

公務員は仕事をサボる人が多い

公務員は仕事をサボるほうがメリットの大きい組織の仕組みになっているのが原因です。

クビにならない

公務員は「終身雇用」が保障されています。そのため、ちょっと仕事をサボってもリストラされることはありません。

サボって働かない人でも「年功序列」のために、その人の2倍の労働料をこなしている自分の2倍の給料をもらっているという矛盾が存在する組織です。

給料が横並び

公務員は仕事で成果を出しても収入に大きく反映されることはありません。

最近は昔よりも成果主義の導入が進んでいますが、それでも若手のうちは、成績が普通の人と成績が良い人でもせいぜい月に1000円程度しか違いません。

頑張っても収入が大きく増えないことがモチベーションをそいでいる一面としてあります。

頑張る人に仕事が偏る

給料が増えないにもかかわらず、仕事を頑張る・仕事ができる人に仕事をが偏ります。

そのため、頑張るだけ仕事が増えて損してしまう仕組みになっているのです。

これらの特徴は、日本企業なら多かれ少なかれ存在している弊害ですが、公務員はそれらが特に顕著に現れています。

仕事をサボる人の手口

仕事をサボる人の手口を説明します。

電話が鳴る前にトイレに逃げるおばさん

私が働いていたとある課では、自分の電話がなりそうになるとトイレへ逃げ込むおばさん(40代)がいました。

その課は一つの直通電話番号を計10台電話で共有して使用していました。

そして、課にある10台の電話は順番で鳴る仕組みにでした。

例えば、A〜Jという電話が10台あるとします。

課の直通番号に電話すると、

1回目の着信では電話機Aが鳴り、2回目の着信では電話機Bがなるという仕組みでした。

つまり10回電話を鳴らすと一巡するような仕組みです。

  • 1回目の電話:電話機Aが鳴る
  • 2回目の電話:電話機Bが鳴る
  • 3回目の電話:電話機Cが鳴る
  •      :
  •      :

という感じです。

つまり、自分の一つ前の電話がなると、次は自分の電話が鳴るということがわかる仕組みでした。

このおばさんは自分の電話が鳴るタイミングに必ずトイレへ行っていました。

自分の一つ前の電話がなるとトイレに行って戻ってきません。

当然このおばさんの電話は他の人が出ることになります。

そして15分くらいするとトイレから戻ってきて、何事もなかったかのように仕事を始めます。

そして、また電話の着信がもう1周回ってくると必ずトイレに逃げます。

これを毎日続けていたので、1日に何度もトイレに駆け込むこともありました。

繁忙期で電話は多くなると1時間以上トイレに戻ってこないこともあります。

仮病で病気休暇を取る係長

別の記事で紹介したように公務員は身分保障されており、職務に専念するために、「病気休暇」の制度があります。

公務員は福利厚生が充実しており病気休暇制度は手厚いものとなっています。

(病気休暇については、以下の記事で詳しく解説しています。)

公務員の病気休暇制度の条件・休暇日数・給料・昇給について解説公務員の病気休暇制度とは? 職員が負傷、または疾病のため療養する必要があり、勤務しないことがやむを得ないと認められる場合に与えられる休暇...

この手厚い福利厚生制度を逆手に取り、悪用する人も跡を絶ちません。

「ちょっと忙しくなると病気休暇を乱用する」係長がいました、当然付与された有給は全て使い切っており、うつ病を理由に病気休暇を乱用していました。

病院ではうつ病の診断書を取ること自体はかなり簡単なようで、これを悪用して乱発していました。

最も忙しいときにかならず「病気休暇」や「病気休職」を取得します。

あまりにも忙しい時日ポイントで病気休暇を取得するのを何年も繰り返すため、最初は同情していた職員もだんだんと呆れてしまったようです。

係長のため、当然決裁権も持っており、部下は非常に非常に困っていました。

その人が休むと大事な仕事の決裁が通らないと、私の同期も非常に迷惑していました。

仕事をサボる人への対処法

基本スタンスとしては「関わらない」のが最適

私も新卒の頃は仕事をサボる人に対して憤り、仕事をするように働きかけたこともあります。

しかし、人を動かすというのは非常に難しいです。それに彼らは、「仕事をサボること」に対しては人一倍強い意志を持っている人たちなわけでなおさら難しいです。

それに彼らは、「仕事をサボること」に対しては人一倍強い意志を持っている人たちなわけでなおさら難しいです。

説得するのにも非常に消耗します。

そういう人たちにかまって、ストレスを貯めてもしてもしょうがないので「最低限の関わりに留める」のがいいと思います。

どうしても関わらなくてはいけない場合、上司や周囲を味方につけましょう

どうしても関わらなくてはいけない場合、上司や周囲を味方につけましょう。

そもそも仕事をしない人は勝手に孤立していきます

サボっている人の行動は職場の全員が見ているので、真面目に仕事をしている人を味方するようになります。

最終的に仕事をサボる人は異動していきます。

仕事をサボる人は市役所内では有名人です。

通常3年〜5年位で異動するところを1〜2年程度で職場を異動しています。

1〜2年ほどで関わることがなくなるので少しの間の辛抱です。

【まとめ】ある意味で『懐の深い職場…?』

公務員で仕事をサボる人たちの実態を書いてみました。

サボる人たちに巻き込まれないようここに書いてある内容を参考にしていただけると幸いです。

裏を返せば、こういうことをしていても仕事を続けられる『懐の深い職場』といえなくもないですね。

サボるのは論外ですが、

  • 仕事が人よりできない
  • 本当に病気で仕事をちゃんとできなくなった

こういった人でも仕事を続けられる安定した職ですね。

ご覧頂きありがとうございました。

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