<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには広告が含まれている場合があります

採用・転職

特別区(23区)の港区役所の公務員採用数とメリット・デメリットを解説します

港区の特徴

桜の夜景

港区はあらゆる面で「ナンバーワン」を地でいく将来性溢れる自治体です。

千代田区、中央区と並んで「都心3区」と称される人気の区です。

住民の平均年収は日本一高く、住民の民度も高いことから「ハイソ区」とも呼ばれます。

また、国内の大企業の数も千代田区と並んで国内トップクラスです。

外国文化が強く根付いている街です。

港区は大使館の数が日本国内で最も多い自治体です。

敗戦後には、アメリカ軍基地が作られたり、外国の文化が多く残る街です。

実際に港区には外国人が多く住んでおり、国内ではトップ20に入るくらいには外国人が多いです。

ナイトクラブなども多く存在しており、街並みを見るとなんとなくアメリカの文化が垣間見えます。

港区の採用実績

 2018年度2017年度2016年度
一般行政職53
(推計)
58
(推計)
63
(推計)
税務職
福祉職15
(推計)
17
(推計)
18
(推計)
医療職10
(推計)
11
(推計)
12
(推計)
技能労務職523
教育職726
合計788693

採用数は近年は70〜90人の範囲で推移しており、23区の中では中規模程度の採用数です。

実は港区は、23区内で唯一、職種ごとの正確な採用数を公表していない区です。

一般行政職、税務職、福祉職、医療職を全てまとめて「〇〇名」という形で公表しています。

そのため、各職種の採用数は推計値となります。

それと実は、港区はおそらく23区内で唯一、区独自の採用広報誌を発刊していない自治体です。

あくまで個人的な主観によりますが、採用数詳細の非公開・区独自の採用パンフレットがないことから、

「わざわざ採用案内なんてしなくても、受験生が勝手に申し込んでくるでしょ」

という考えなのかもわかりません。

ただ、圧倒的な財政状況や人気な状況を加味すると、採用に関しては非常に強気なになる気持ちもわかる気がします。

港区役所のメリット

[list class=”li-pastelbc shadow nobdr strong”]

  • 職員住宅が豊富
  • 自主財源が豊富

自主財源が豊富で将来性バツグン!

 歳入合計自主財源自主財源比率
2018年度1428.5億円1058.1億円74.1%
2017年度1797.1億円1439億円80.1%
2016年度1326.8億円958.8億円72.3%

港区役所は税収が国内トップクラスで安定しています。

これは港区民の年収が高いため、そこから生じる住民税も相当に高くなっているからです。

中でも、自主財源比率は80%前後で推移しており、港区ないの収入だけでほぼ全ての区民サービスを賄うことができます。

実際に港区は23区内で唯一、財政調整交付金(23区の税収の一部を徴収して財源とし、財政需要に応じて各区に再分配するお金)が交付されていない自治体です。

つまり、港区は23区内で唯一交付金を受けなくても自治体運営が可能な自治体です。

この上なく、財源に恵まれた自治体で将来性はバツグンです

職員住宅が豊富

財源的な豊かな強みを生かして、港区役所は職員住宅が非常に豊富に揃っています。

職員住宅には通常の価格の賃貸価格の3分の1以下で利用できるため非常におすすめです。

港区の職員住宅は、なんと26戸もの職員住宅を保有しています。

麻布、虎ノ門、白金など、港区内の高級住宅街に職員住宅が存在しておりコスパが最高です。

(私の市役所は、職員住宅は数えるほどしか存在していないので、いかに港区が恵まれているかわかると思います)

港区役所のデメリット

港区にもデメリットはいくつかあります。

[list class=”stitch-red”]

  • 区内に住むのが困難で通勤が大変
  • 生活コストが高い

港区は区内に住むのが困難で通期が大変

港区は日本一家賃相場が高い自治体であるため、職員住宅に住む人・実家が港区にある人を除けばほとんど一人暮らしするのが難しい場所です。

ワンルームの家賃相場が12万円〜13万円程度であり、普通の23区職員の初任給手取りが18万円のため、手取りの3分2程度が家賃に消えてしまうからです。

実際に、港区役所の職員で港区在住の人は全体の1割程度しかいません。

そのため、電車による通勤が必要となりますが、都心に位置するため混雑で通勤が大変です。

幸いなことに最寄り駅は、都営三田線の「御成門駅」、都営大江戸線の「大門駅」JRの「浜松町駅」と複数のルートがあるため様々な場所から通うのには適しています。

港区役所勤務の人は電車通勤が基本で、ある程度通勤ラッシュに巻き込まれることは覚悟しましょう。

物価が高い

働いているだけだとそこまで不便はありませんが、港区は生活コストが高いです。

港区は高所得者向けの街の設計になっているからです。

ちょっとランチをしようにもおしゃれな格式高いレストランが多くて、下町にあるような格安で雑多な飲食店なんかはほとんどありません。

他にも、ちょっと買い物しようと思ってスーパーひとつとっても成城石井だったり、リンコスだったりとかなり相場が高めのスーパーばかりです。

給料水準は他の23区の自治体と同じ金額なのに、生活コストは港区の方が高めなので若干割りを食っている感じはあります。

【まとめ】港区は23区でいろんな面で最強な自治体

港区役所は23区内で、財源・民度・立地共に最強の区です。

特に、財源面では23区内でダントツ1位であるため、他の句よりも隠れた部分の福利厚生が非常に充実しています。

港区役所を志望する人は必ず第1志望としましょう。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

ABOUT ME
susumu
某市役所を首席(1位)で複数合格しました。 公務員を目指している受験生や公務員への転職を考えている人に向けて、公務員の採用現場の裏側や人事制度・仕事などを紹介します。 また、現役公務員に役立つライフハックを書いていきます。

公務員予備校のまとめ記事は以下で紹介しています。

あなたに適した公務員予備校がみつかりますよ!