こういった疑問にお応えします。
この記事を書いているぼくは公務員になってから(なんなら学生時代から)これまで10年以上一人暮らしを続けています。
また、一人暮らしをしている公務員も周囲に多いため、友人・知人から聞いた一人暮らしに役立つエピソードを紹介しますよ。
これまで10年以上培ってきた金銭的に豊かになれる一人暮らしの知恵(お得に引っ越ししたり、賢く貯金・節約する方法など)も伝授。
これから一人暮らしをする公務員・すでに一人暮らしをしている公務員は必見です。
3分ほどで読めるのでぜひお付き合いくださいね。
本記事の内容
- 本記事の紹介 ・公務員の一人暮らしのリアルな収入・支出・貯金など
- 公務員が一人暮らしを始めるときに考えるべきこと
- 一人暮らしの公務員におすすめのサービス
【悲報】公務員の一人暮らしはけっこうきついです。
公務員の一人暮らしは、主事の間はぼくの主観でいえばわりと『キツイ』と感じます。
(ただし、新卒1年目〜3年目くらいまでの話です。主事のひとつ上の主任クラスに昇格すれば一人暮らしでもそれなりに余裕ができてきますよ。)
理由はシンプルに月の給料が安いから。
結論からいうと、一人暮らしの公務員の月の手取り16.5〜19.5万円(働いている地域によって異なる)なのに対して、支出は10〜20万円くらいです。
どうあがいても給料の大半が生活費で消えていくため、公務員の一人暮らしは決して楽ではありません。
では、公務員の一人暮らしの実態についてもう少し詳しく見ていきましょう。
まずは一人暮らしの公務員がもらえる給料です。
公務員の一人暮らしの給料はいくら?
結論、一人暮らしの公務員(大卒1年目)の給料は手取りで16.5〜19.5万ほど(※残業代抜き)です。
(ただし、この金額は手取りなので社会保険料や税金などを引いた後の金額です。税金や社会保険料を引く前の給料額面は20〜24万ほど。)
給料の大まかな内訳は以下の通り。
- 基本給
17〜19万円(役所の給料テーブルによって若干異なる) - 地域手当
0〜3万円(基本給の20%が加算される手当。 住んでいる地域によって支給額が異なり、都市部ほど高額。) - 住居手当(家賃補助)
1.5万円〜2.8万円 (勤めている役所や年齢に応じて支給額が異なる)
一人暮らし公務員の給料の最大の特徴は家賃手当が支給されること。
【公務員一人暮らしの手当】住宅手当が支給される
住居手当は一人暮らしの賃貸に住んでいる公務員のみに支給される手当です。
住居手当はどこの役所でもだいたい28,000円前後が基準となっています。
(国家公務員の家賃手当が最大28,000円。地方公務員の住居手当は自治体によって支給額が異なりますが、そのほとんどが国の手当に準拠しているから。)
代表的な自治体の住居手当は以下の通りです。
- 東京都庁:最大15000円(35歳まで)
- 東京都特別区:最大27000円
- 大阪府:最大27000円
- 愛知県:最大27000円
東京都など一部の自治体を除いてほとんどが国の住居手当の額である28,000円に準拠しています。
大手の民間企業などでは住居手当が8割支給される企業もある中で、公務員の住居手当はさほど多くはありません。
特に、家賃の高い都内は住居手当をもらっても生活費だけでカツカツという一人暮らしの公務員はかなり多い印象。
【補足】公務員は一人暮らし家賃補助は地方の方が相対的にお得
家賃などは都心の方が高い一方で、家賃補助は国に準拠して一律で28,000円前後に統一されています。
だから、
- 北海道の田舎→家賃3万円
- 都心の港区→家賃10万円
どちらに住んでも、支給される家賃補助はだいたい28,000円。
一人暮らしをするなら地方が相対的にラクということになりますね。
【公務員一人暮らしの手当】地域手当とは?
なお、地域手当とは働いている地域の物価を考慮して加算される手当です。
(勤務している地域ごとに0%〜20%が支給されます。)
物価の高い都心部ほど支給される地域手当は高く、物価の安い田舎ほど支給される地域手当は安くなります。
たとえば、東京23区は物価が高いため最高額の20%が支給されます。
一方で、日本一人口の少ない高知県大川村は物価が安いため地域手当は0%です。
【公務員一人暮らしの手当】支給されるその他の手当
公務員が一人暮らしをする際にもらえるのは次の手当。
- 単身赴任手当
単身赴任手当を受給していて配偶者が賃貸に住んでいる公務員に支給。やむを得ない事情で配偶者と別居した時に支給 - 広域異動手当
60km以上はなれた勤務地へ異動になった公務員に支給
単身赴任手当は既婚者が単身赴任する場合に、広域異動手当は国家公務員にのみ支給される手当です。
公務員一人暮らしの生活費はいくら?
公務員の一人暮らしは大まかに以下の生活費がかかります。
固定費
- 家賃(管理費・共益費)
- 水道光熱費
- NHK
- 奨学金返済
- 保険
- 携帯代
- サブスクリプションサービス
変動費
- 食費
- 日用品
- 病院代
- 美容院代
一人暮らしは生活費として月10万〜20万円程度のお金がかかります。
(残ったお金は貯金や趣味代になります。)
だいたいの公務員は毎月「収入=支出」となり、ほとんどお金が残りません。
月の収支が赤字で、毎月の赤字をボーナスで補填するという自転車操業の公務員もいましたよ。
決して贅沢ができないとはいえ、ふつうの生活をしていればまず破綻することはないでしょう。
公務員は一人暮らしはいくら貯金できる?
結論、本気で貯金しようと思えば、一人暮らしの新卒公務員でも月5万円くらいなら達成できます。
新卒公務員の手取りは16〜18万ほど(残業代抜き・家賃手当込み)。
したがって、月の生活費を11万円〜13万円程度に抑えれば月5万円の貯金を達成できます。
一人暮らしの公務員で月5万円の貯金を達成した人は次のようなことに取り組んでいました。
- 自炊する
→外食すると1食あたり500円〜かかる。自炊なら200〜300円以内に抑えられる。 - コンビニを利用しない
→コンビニはスーパーの1.5倍程度の価格。 - 固定費を安いものに変更する(格安スマホや安い電力会社・ガス会社を利用)
→固定費を下げてもそこまで生活の質に影響はない。 - できるだけ家賃を抑える
→家賃が高いと月5万円の貯蓄は厳しいかと。 - 無計画に遊びすぎない
→飲み会や旅行などはかなり費用がかかる。
家賃は月の手取りの3分の1くらいには収めたいところ。(ただし、都内在住者は厳しいかも。)
友人との遊びも宅飲みやゲームなどお金のかからない遊びをすべき。
もしくは、遊ぶ回数を決めて使いすぎを防ぐ。
(とはいえ、友達と遊ぶ時にお金のことばかり気にするのも興ざめですね。 このあたりはバランスが大切かと。)
上記のうち、家賃の安いところに住むのと自炊をするのは効果絶大でした。
自炊が苦手な人はnoshなどの食事宅配サービスの利用もおすすめ。
自炊するより費用はかかりますが、外食よりはかなり安い上に健康にも良い。
高卒公務員は一人暮らしできる?
高卒公務員の一人暮らしは大卒公務員と比べて圧倒的に厳しいです。
高卒1年目の公務の手取り給料は換算すると14万円ほど。(税金や社会保険料を引く前の額面は17.5万円程度。)
一人暮らしをするにはあまりにも少ない額です。
実際にぼくの知り合いの高卒公務員はほとんどが
と嘆いています。
家賃を節約するために兄弟・姉妹と同居している高卒公務員の話も。
一方で、高卒公務員は若くて給料が少ない分、職場からある程度恩恵を受けられることもありますよ。
例えば、給料の少ない高卒公務員は家賃が非常に安い職員寮に優先的に入れることも多いです。
(職員寮の数は限られており、応募者多数の場合は基準によって選考が行われますが、この基準はほとんどの役所で給料の少ない高卒公務員に有利な規定です。)
また、選挙事務の仕事を優先して割り当ててくれることもあります。
(選挙事務の仕事は1回の従事で数万円を稼げるため、若手職員にとっては結構オイシイ仕事。
また、年齢によらず手当額が一律であることが多いため、年収の高い職員ほど参加する旨味は少ない。)
実家から職場に通える人は、入庁1〜3年目くらいまでは実家から通ってある程度貯金をしておいたほうが生活にゆとりがもてますね。
公務員一人暮らしの家賃はいくら?
公務員の一人暮らしの家賃は5万円程度が一般的。
(地方は4〜6万円程度、都市部は5〜8万円ほど)
「家賃は手取りの3分の1」とはよくいわれますが、都心の役所の公務員だったぼくの周りでは家賃が手取りの3分の1以内だった公務員は10%くらいしかいません。
だいたいの人が手取りの40%ほどの家賃を払っていました。
都内の大卒公務員の場合、月の手取りが18万円くらいです。
この3分の1となると家賃は6万円以下ということになります。
しかし、都心部で6万円以下の賃貸であれば、かなり条件の悪い物件です。
(都市部であれば家賃4万円台は生活保護受給者が住むような物件なので、家賃5万円台はその一歩手前。)
「家賃は手取りの3分の1」を純粋に守ろうとすると住環境はかなり我慢を強いられると思いますよ。
公務員の一人暮らしをはじめるときにかかる費用は?
引っ越し代が家賃の4.5ヶ月前後といわれています。
引っ越し代の初期費用
- 敷金:1ヶ月分
- 礼金:1ヶ月分
- 引っ越し業者:0.5ヶ月
- 前払家賃:1ヶ月分
- 合計:4.5ヶ月分
家賃6万円の家なら一人暮らしの初期費用で約27万円(6万円×4.5ヶ月)かかりますね。
さらに、初めての引っ越しで家具や家電を揃えると合計60万円はかかります。
初めて一人暮らしする公務員なら、親に援助してもらうかボーナスを貯金しておくのはマストです。
【補足】公務員は一人暮らしの審査に通りやすい。
補足ですが、一人暮らしの審査で公務員はとても通りやすいです。
公務員は
- 収入が安定している
- 社会的信用がある
上記のように貸主にとってはものすごく優良な顧客だからです。
実際に、ぼくの周囲の公務員で賃貸の審査に落ちたという話は聞いたことがありません。
ぼくの友達は同棲する時に家賃12万円を超える賃貸に一人で申し込みましたが、それでも審査に通ったようです。
基本的に公務員が審査に落ちる心配はないので、住みたいところに住めますね。
公務員におすすめの賃貸サイト
公務員が一人暮らしをする際におすすめの賃貸サイトは以下のとおりです。
- 【おすすめ】キャッシュバック賃貸:キャッシュバック賃貸を経由して賃貸物件を決めるとお金をもらえる。
- アパマンショップ
:大手の不動産賃貸サイト。 - イエッティ:あなたの条件にあった賃貸を紹介してくれる。部屋決めの基準がわからない人におすすめ。
【おすすめの賃貸サイト】キャッシュバック賃貸
キャッシュバック賃貸は賃貸物件を契約すると物件ごとに5000円〜10万円のキャッシュバックを受けられるサービスです。
(※特定の条件を満たす必要があります。)
キャッシュバック賃貸でお金が貰える仕組み
物件を掲載する時に家主が広告料としてキャッシュバックを払っており、その一部がキャッシュバックされるという仕組み。
注意点として、キャッシュバック賃貸には基本的には入居者がつかない物件が掲載されています。
(人気物件ならわざわざキャッシュバックしなくてもすぐに入居者がつくからです。)
そのため、自分である程度物件の選定ができる人におすすめ。
しかし、見方を変えれば、自分の望む条件の物件に住める上にお金までもらえるというメリットがあるサービスです。
引っ越しの知識がある人は一度自分が希望する賃貸物件があるか確認してみましょう。
もしキャッシュバック賃貸で目当ての物件が見つからなければ、
- イエッティなどの物件紹介サービス
- アパマンショップなどの大手不動産賃貸
いずれかの活用がおすすめです。
いずれにしてもまずは登録して物件を確認してみるべきですね。
【公務員におすすめの賃貸サイト】アパマンショップ
アパマンショップ
は賃貸住宅を借りる際に仲介を行ってくれる不動産業者です。
全国各地に店舗を展開しており、そのため、北は北海道から南は沖縄まで、日本のどの地域で賃貸住宅を借りたい場合でも、アパマンショップに相談することができます
これから引っ越しを考えている公務員は引越し先の地域のショップ情報を検索してみましょう。
1,000店を超える店舗があることがわかりますよ。
【公務員におすすめの賃貸サイト】ietty(イエッティ)
ietty(イエッティ)のメリット
- 店舗に行かなくてよい
- 営業時間は深夜までOK
- おとり物件が無い
- ポータルサイトで非公開物件も紹介可能
- 営業マンに話しかけられるのが苦手な人も助かるオンライ接客型不動産
- 物件の見学は現地待ち合わせOK
- 営業電話が仕事中やデート中にかかってこない
イエッティはチャット型の不動産屋さんです。
スマホで希望する部屋の条件を入力するとAIが条件にあった物件を紹介してくれます。
提案はAIがしてきますが、より詳しい情報をしりたいと思った場合には不動産屋のスタッフに繋いでくれます。
気になった部屋は店舗に行かず直接、内見の予約ができる。
基本はAIが窓口なのでコストがかからない分、仲介手数料も半額で物件を紹介してくれますよ。
公務員の一人暮らしはいつから始めるべき?
公務員の一人暮らしをいつから始めるべきかは人によって若干異なります。
公務員が一人暮らしを始めるオススメの時期
- 上京して就職する人→12月〜3月の間(4月から勤務する場合)
- 実家から通える人→金銭的な目処がついてから
それぞれのケースについて解説していきます。
就職のために一人暮らしをする公務員←12月〜3月の間
就職先と実家が遠距離で、就職のために一人暮らしする公務員(=1人暮らしせざるを得ない)の場合、12月〜3月の間に引っ越す人が多いです。
特に、多くの人は4月からの勤務開始に合わせて3月に引越します。
しかし、不動産賃貸物件は12月から徐々に良い物件が減ってくるため、早めに引っ越しを始める人もいます。
しかし、早めに引っ越しをすればその分家賃は余計にかかってしまうので、あなたのお財布と要相談。
実家から通えるけど一人暮らしを考えている公務員←金銭的な目処がついてから一人暮らしを始めよう
結論、思い立ったときが一人暮らしのタイミングだとは思いますが、やはりどうしてもお金の問題は避けられません。
新卒でこれから公務員として働く人は次のタイミングで始めるといいでしょう。
- 大卒公務員 →新卒1年目からでも一人暮らし自体は可能。ただし、少しは自制が必要かと。
- 高卒公務員 →昇給するまで実家から通ったほうがよい。
大卒公務員ほどの給料水準であれば一人暮らしは十分可能です。
ただし、決して贅沢できるほどお金が余ることはありません。
趣味にたくさんお金を使いたい人は実家から通うことをおすすめします。
高卒公務員の方は正直新卒1年目からの一人暮らしはかなり厳しいと思います。
- 職員寮に住む
- ルームシェアで家賃を下げる
- 外食を控えて基本的に自炊をする
生活でちょっとした工夫をしないと生活はかなり厳しいです。
ぼくは新卒時から一人暮らしをしていますが、実家が近くにあればそこから通いたかったのが本音です。
ほかにも周囲の公務員を見ていると
- 社会人2年目くらいで仕事に慣れてきたタイミングで引っ越す。
- 暇な部署から忙しい部署へ異動したタイミングで引っ越す。
- 恋人と同棲するタイミングで引っ越す。
こういったパターンが多いですね。
公務員は実家と一人暮らしどっちがいい?
実家住みの公務員は一度くらいは一人暮らししたほうが良いです。
特に、将来的に結婚を考えている公務員には一人暮らしが断然おすすめです。
恋愛や結婚面では一人暮らしの方がメリットが大きいからです。
公務員・一人暮らしのメリット
- 異性を自宅に呼びやすい。
- 人と接することが少なくなるので寂しさから出会いを求めやすい。
- 結婚生活に必要な生活スキル(家事・掃除など)を高められる。
- 両親の目を気にしなくて済む。
一人暮らしの経験がない男性を「生活能力がない人」と考えて結婚対象から外す女性も。
(↓ こんな書き込みもヤフー知恵袋にもありました。)
26歳で実家暮らしの公務員男性と付き合うことになって不安なのですが…実家暮らしの男性って甘えてますか?
やはり一人暮らしの男性のほうが自立してますよね?ヤフー知恵袋より
いずれ結婚するならいずれ実家を離れることになりますし、遅いか早いかだけの違い。
だったら早いうちに一人暮らしに慣れておいたほうが後々ラクですよね。
公務員・実家暮らしのメリット
一方で、流行りのFIRE(早期リタイア)を考えている人は実家暮らしが断然良いです。
経済面では一人暮らしより実家ぐらしのほうが圧倒的に有利だからです。
- 蓄財に有利
- 日常生活の負担が少ない (食事や洗濯を両親が代わりにやってくれることも)
家賃なんかにお金を払う余裕があったら、米国株や不動産に投資しましょう。
また、趣味にお金をたくさん使いたい人も実家ぐらしはおすすめできます。
家賃分のお金をほぼ丸々趣味に使えますからね。
とはいえ、一人暮らしでも工夫すれば貯蓄できますし、実家ぐらしでも結婚できます。
実家ぐらしが良いか、一人暮らしが良いか、この答えは人によって違います。
しかし、一般的な公務員は結婚を考えている人も多いため、一人暮らしの経験を積んでおいたほうが、恋愛や結婚生活においてメリットは大きいでしょう。
公務員1年目の一人暮らしの実態は?
ぼくが公務員1年目で一人暮らしをしていたときは以下ような状態でした。
ススムの新卒時の状況
- 月の手取り17万円(残業代抜き)
- 家賃6.5万円くらいの1R
- 外食大好き
- 飲み会大好き
- 遊ぶの大好き
この状況を踏まえた上でぼくの実体験から新卒公務員の方に向けて気をつけるべき点を2つお伝えします。
ぼくの反省点は2つあります。
- 無計画に遊びすぎた(もっと貯金しておけばよかった)
- もっと自炊しておけばよかった
公務員1年目・一人暮らしの反省点①:無計画に遊びすぎた(もっと貯金しておけばよかった)
反省点の1つ目は散財をしすぎたこと。
社会人1年目はとにかく人と遊ぶのが楽しすぎてお金を湯水のように使っていました。
一人暮らしの醍醐味はなんといっても自由を謳歌できること。
社会人になりたてで学生時代とは比にならないお金を手にしたことで拍車がかかり、飲み会や合コンなど異性関係は華やかでした。
(ぼくは残業が多かったのでそれなりに手取りも多かったです。)
ほかにも、出会い系アプリなどで人と会っては家に呼んだりしていたので一人暮らしのメリットはあったと感じるものの、あまりにもお金を使いすぎたと反省。
(今振り返ってみると、仕事のストレスを発散する手段だったのかなと。)
当時のぼくは
とすら思っていました。
とても楽しかった反面もっと貯金しておけばよかったなと少し後悔もあります。
当時の部署は残業代がおおかったからなんとかなっていたものの、残業がなければ完全に赤字状態でした。
(当時の部署は残業がかなり多く、残業代だけで毎月5万円以上はありました)
にもかかわらず、毎月の貯金は0円から良くて1万円でしたね。。。
(現在は生活習慣や経済状況を見直しており、月5〜10万円程度の貯金ができるくらいにはなりましたが。)
あのときのお金をしっかり貯めておけば今頃もっと貯金が会ったことでしょう。
お金だけでなく友人との付き合いや異性関係を自制することも一人暮らしには必要だと学びました。
とはいえ、遊び散らかせることが一人暮らしの醍醐味的なところもあるので大切なのはバランスですかね。
公務員1年目・一人暮らしの反省点②:もっと自炊しておけばよかった
もう一つの反省点は、もっと自炊しておけばよかったということです。
当時のぼくは朝も昼も夜も外食しかしていませんでした。
外食のデメリット
- お金がかかる
- 栄養バランスが偏りがち
自炊をするようになってからは、風邪などをひきにくくなり食費だけでなく、医療費も削減できるようになりました。
公務員は地元で一人暮らしできる?
地元で公務員になる人は基本的に実家で生活するため、一人暮らしする人はそれほど多くありません。
お金の面でいえば、実家ぐらしできる人があえて一人暮らしをするメリットは皆無です。
しかし、経済面以外では一人暮らしには大きなメリットがあります。
- 両親の干渉から逃れたい
- 結婚生活に向けて準備をしたい
上記のような人は一人暮らしするのも良い選択肢となります。
公務員の一人暮らしで車を持つのは厳しい。
公務員の一人暮らしで車を持つのは経済的な負担が大きいです。
とはいえ、地方に住んでいれば車は必須。
車がないと通勤・買い物・遊びに行くのもままならない地域は多いはず。
車を所有すると次の費用がかかります。
車の維持費
- 駐車場代:平均8000円/月 (地域によって4000円〜5万円)
- 自動車税:1000円/月
- 自動車重量税:300円/月
- 自賠責保険:10000円/月
- 車両保険:4000円/月
- ガソリン代:4000円/月
最低でも上記の費用がかかり、この他にも車検代や消耗品費などがかかってきます。
可能な限り車を持たないほうが経済的にはメリットがありますね。
都心部・地方都市などで公共交通機関が発達している場所に住んでいる方にとっては、車は完全に贅沢品です。
特に、都市部では駐車場代が高くなっているため、車を持つと一気に出費がかさみます。
そもそも都市部では電車やバスなどが十分にあるのであえて持つメリットもそう多くはありません。
一人暮らしなら車を使うときだけレンタカーを使用するのがもっとも経済的かと。
公務員が一人暮らしにおすすめのノウハウ
【一人暮らし公務員のノウハウ】スマホ代の節約
スマホ代は固定費の中で大部分を占めるため、可能な限り安いスマホを活用しましょう。
楽天モバイルなら、月3300円で実質使い放題です。
スマートフォンでテザリングを使用すれば、パソコンやタブレットの通信にも使えるので、あえて自宅に固定回線を引く必要がありません。
(ただし、ネットゲームには通信速度が遅すぎる。)
スマホに関しては高い会社でも安い会社でもそれほど通信品質に差はないため、できるだけ安い会社を選ぶのがおすすめ。
【一人暮らし公務員のノウハウ】電気代・ガス代の節約
水道光熱費のうち、電気代とガス代は利用する会社によって料金が大きく異なります。
(水道は公的機関である都道府県が運営しているため選ぶことは出来ません。)
まるまるを利用することで電気代・ガス代の最安の会社を見つけることができます。
1〜2年周期で乗り換えると効率的に電気ガス代を節約できます。
本気でおすすめするのはエネチェンジ
エネチェンジで契約した電気やガスを1年ほど利用するとキャッシュバックがもらえます。
キャッシュバックを受けた後に定期的に電気・ガス会社の乗り換えをおこなうことで電気代を年間数万円安く出来ますよ。
電気やガスの乗り換えサイトにはいろいろありますが、エネチェンジが一番体型だっていてわかりやすいです。
電気・ガスどちらの乗り換えにも対応しているため電気・ガスの乗り換えをしていない方は活用すべきですね。
【一人暮らし公務員のノウハウ】自炊をする
毎日の食事は馬鹿になりません。
1日1000円の食費(昼・夜で1食500円)をかけていたら、最低でも 1ヶ月で30,000円かかります。
一方で、自炊で1日400円(昼・夜で1食200円)に抑えられれば、月12,000円で済みます。
こういった意見もありますが、自炊がもっとも経済的です。
【補足】自炊が苦手な公務員は食事宅配サービスで食費を節約しよう
とはいえ、料理が苦手だったり、自炊する時間が取れない忙しい人もいるはず。
そんな公務員には食事宅配サービスがおすすめです。
食事宅配サービスは、完成した冷凍料理を配達してくれるサービス。
レンジで5分間温めるだけでできたての料理が食べられます。
ぼくも月100時間残業で自炊する気力にないときは利用してました。
コンビニ弁当ならすぐに変えますが、味に飽きてしまったりなにより栄養バランスも気になっていたので、食事宅配サービスを利用していましたよ。
残業が多ければ自炊する時間が取れませんが、その分残業代が多く入るので食事宅配サービスを利用しても金銭的な負担はそれほどありません。
ぼくはnoshという食事宅配サービスで月5,000円のサービスを利用しており、どうしても料理するのが面倒な時に食べていました。
noshは普通に手料理を食べている感覚で、コンビニ飯のようにジャンキーな味付けではないので、同じ500円を払うなら断然noshのほうが満足度が高いです。
【一人暮らし公務員のノウハウ】毎月一定額の積立をする
一人暮らしでお金が溜まりにくくとも、必ず一定額の貯金はしましょう。
- 結婚式の費用が足りない
- 急な病気などの出費に備えられない
- 恋人や結婚相手に生活能力がない人だとみなされる
- 住宅購入の頭金が足りない
こういった事態に陥らないためにも毎月貯金することをおすすめします。
おすすめは毎月の給料から天引きすること。
中でも、クレジットカードを利用して毎月1〜5万の投資信託を積立するのがイチオシ。
普通の定期預金は預けていても元金が増えることはありませんが、投資信託であれば年間5%程度の値上がりが見込めます。
実際に、ぼくが購入している投資信託は年間で5〜15%ほど利益が上がっていますよ。
楽天カードなら楽天ポイントがついて、投資信託も購入できるので一石二鳥です。
お得なサブスクリプションサービスを使い倒す
サブスクリプションサービスとは、毎月定額を払うことで使い放題となるサービスのことです。
サブスクは、「金食い虫」と呼ばれて敬遠されがちですが、ぼくはそうは思いません。
サブスクは厳選したものを使い倒せば、非常にお得だからです。
- Amazonプライムビデオ(月500円):好きな映画を見倒せる。
- Kindle Unlimited (キンドルアンリミテッド)(月500円):指定された本が読み放題(新刊などは読めないが、少し昔の本なら有名なものでも読める)
- Hulu:アニメが充実している
ぼくが使っていたのは上記のサービスですね。
一月に定額を払えば使い放題なので、下手に買い物しまくるよりもよほど経済的です。
特に最近は感染症の流行やテレワークの普及で在宅時間が増えてきたため、サブスクの利便性が上がってきています。
東京の公務員は一人暮らしできる?
結論、一人暮らしは可能です。
とはいえ、決して裕福な生活ができるわけではありません。
日本の中でも特に東京の家賃はバグっています。 地方から上京した人は誰しも一度は家賃の高さに驚くはず。
そこで、都内の一人暮らしの公務員の実態について解説します。
都内公務員・一人暮らしの実態は?
都内に住む公務員はとにかく物価が高いです。
特に家賃はありえないレベルでお金がかかります。
都内であれば一人暮らしの家賃は5〜9万円程度が一人暮らしの家賃相場です。
一方で、都内公務員であれば地域手当の恩恵を受けられるため、収入も相当に多いです。
(地域手当の画像) 0%~20% 都内でも町村は地域手当が0%です。
家賃が高い分は地域手当である程度カバーできます。
一方で、スーパーなどは充実しており、食料品は田舎よりも安い所も多いですね。
- まいばすけっと
- オーケーストア
- 西友
このようなスーパーが乱立しており、食費を抑えることも可能です。
一方で、都内は遊ぶ場所や誘惑の多い土地なので自制心がないと次々とお金を使ってしまいますね。
レストランや居酒屋の名店・娯楽施設など東京には何でも揃っているため、貯金できない人はかなりいる印象です。(とはいえこれは田舎にも当てはまりますが)
ぼくの知り合いで散財しているパターンは次のとおりです。
- 趣味の舞台俳優にお金を使いまくる
- パチンコにハマって毎月の給料がなくなる
- 居酒屋で毎日のように飲んだくれて毎月赤字
- パチンコ・風俗にハマって借金を背負う
公務員みんながこういうわけではないですが、気をつけたいところですね。
霞ヶ関公務員・一人暮らしの実態は?
霞が関公務員といえば、国家総合職や国家一般職の本省勤務者がはたらく街。
国家公務員の平均年収
- 国家総合職:631万円
- 国家一般職:444万円
※国家一般職は本省勤務の人のみを考えるともう少し年収は高い。
本省勤務となり仕事が忙しいので、千代田区内の霞が関近くに住んでいる方は多いです。
忙しくなくとも、国家総合職ほどの年収があればそれほど大きな出費とはなりません。
職場のある霞が関(丸ノ内線、日比谷線、千代田線)や虎ノ門(銀座線)に一本で通える駅の沿線に住んでいる人が多い印象です。
「知り合いの国家総合職は職場近くの千代田区内で家賃10万円くらいのマンションに一人暮らししています。 勤務時間が長くなりがちなので、ほとんどの霞が関公務員は遠くても23区内には住んでいる印象ですね。」
とはいえ、20代の若いうちはそこまで高給がもらえるわけではないので、10万円を超える家賃は少しかかり過ぎかと。
勤務先への通勤時間をとるか 部屋の広さや設備をとるか あなたの趣向とマッチする部屋を探しましょう。
特別区公務員の一人暮らし家賃相場は?
特別区公務員も一人暮らしの家賃相場は高めです。
知り合いの特別区公務員は、だいたい家賃が6〜8万程度のところに住んでいる人が多いです。
女性はオートロック付きのマンションが良いという人も多く人によっては9万円台のマンションに住む人もいますね」
23区内では都心3区(港区・千代田区・中央区)の賃貸相場は高く、江戸川区・足立区・北区などの下町区は家賃相場が低いです。
しかし、都心3区でも下町区でも、特別区は一律で20%の地域手当が給料に加算されます。 とはいえ、なんの変哲もない普通の1Rや1Kが23区にあるというだけで、最低6万円以上かかります。 5万円以下のマンションとなると何らかの我慢が必要です。
- 木造や鉄骨(音が響きやすい)
- 1階である(防犯面で不安・湿気が溜まりやすくカビが生えやすい)
- オートロックがついていない(防犯面で不安)
- 築年数が古い(外観や内装が古い・水道管のサビつきなど)
- 住人トラブルのリスク(家賃相場が低く、低所得者が多いアパートは住人トラブルも多い
何らかの難点があるため、平均くらいの家賃の家に住むのがおすすめですね。
特に広いマンションに住みたい人は多摩地区・埼玉・千葉・神奈川など23区外から通勤する人も多いです。
【まとめ】公務員の一人暮らしで先立つものは『金』。工夫して節約して生活を楽しもう
- 賃貸物件サイト
- キャッシュバック賃貸
- 電気・ガスを安いものに切り替える
- スマホ代を安くする
- 外食をしない
- 毎月一定額の積立をする
- サブスクリプションサービスを賢く使う
お金の問題を克服できれば一人暮らしは良いことづくめです。
一人暮らしを充実させてぜひ公務員人生を楽しみましょう。
そのためにはこれらを活用しましょう。
これから一人暮らしを考えている人は、キャッシュバック賃貸で調べてみましょう。
すでに一人暮らしを始めている人は電気・ガスの切り替えは簡単にできるのでこれだけ流行っておくのがオススメ。
これから一人暮らしをはじめる方、すでに一人暮らしを始めている方どちらもいますぐ取り組みましょう。