こういった疑問にお答えします。
就職氷河期世代が公務員試験に合格するためにおすすめの予備校をご紹介しますよ。
本記事の内容
- 就職氷河期世代におすすめの公務員予備校
- 氷河期世代枠の採用基準・試験内容・配点・倍率など
- 就職氷河期世代が公務員合格のためにやるべきこととは?
氷河期世代が公務員試験に合格するために必要な方法をご紹介しますよ。
- 就職氷河期の公務員予備校選びのポイント
- 氷河期の公務員予備校おすすめ【費用】
- 氷河期の公務員予備校おすすめ【特徴】
- 【氷河期の公務員予備校】クレアール
- 【氷河期の公務員予備校】大栄
- 【氷河期の公務員予備校】東京アカデミー
- 【氷河期の公務員予備校】EYE
- 【氷河期の公務員予備校】大原
- 【氷河期の公務員予備校】LEC
- 【氷河期の公務員予備校】TAC
- 氷河期採用枠の公務員試験とは?
- 就職氷河期採用を国が行っている理由
- 氷河期世代が公務員受験で抑えるべきポイント
- 受験資格の確認
- 氷河期採用枠が募集されている役所はどこ?
- 【国家公務員】氷河期世代の中途採用試験の実施状況
- 【地方公務員】氷河期世代の採用募集をおこなっている役所
- ポイント②:就職氷河期枠の筆記試験内容
- 氷河期世代の面接試験
- 【就職氷河期世代】公務員試験の倍率は?
- 就職氷河期枠の配点
- 氷河期世代採用と社会人採用の違いは?
- 社会人経験がある人は経験者枠と氷河期枠どちらで受験すべき?
- 氷河期世代におすすめなのは予備校?独学?
- 氷河期枠の公務員予備校選びで資料請求すべき理由
- 【無料】就職氷河期枠の悩み解決には「転職ハンドブック」がおすすめ
- 【まとめ】氷河期世代がやるべきことは「情報収集」
就職氷河期の公務員予備校選びのポイント
続いて、公務員予備校選びのポイントをご紹介します。
就職氷河期世代が公務員予備校を選ぶ際のポイントは次のとおり。
- 社会人経験者採用枠 or 氷河期採用枠で実績のある予備校
- 筆記試験対策は最低限でOK
- 作文(論文)対策を受けられる
- 面接対策に強いこと
順番に解説していきますね。
ポイント①:氷河期世代枠(もしくは社会人経験者採用枠)で実績のある予備校
公務員予備校では、①社会人経験者採用対策コース、もしくは②氷河期世代対策コースのどちらかのコースが存在する予備校を選びましょう。
これらのコースは氷河期枠採用試験にぴったりのコース設計がされていることが多いです。
- 筆記試験
→「教養科目+論文(作文)」のみで難易度は低め - 面接試験
→競争率が高くしっかりとした対策が必要
ただし、氷河期採用枠はマイナーであるため、合格実績を載せていない予備校がほとんどです。
その場合、社会人採用枠試験の合格実績を参考にしましょう。
ポイント②:筆記試験対策は最低限でOK
氷河期採用枠で出題される筆記試験科目は以下2科目のみ。
- 教養科目(多肢選択式)
- 作文
氷河期採用枠の筆記試験の特徴は、専門科目が出題されないという点です。
筆記試験の難易度
- 社会人採用枠:大卒程度
- 氷河期世代:高卒程度
氷河期採用枠は、筆記試験の難易度が社会人採用枠よりも低いです。
とはいえ、大卒程度も高卒程度も、教養試験の科目難易度はそこまで大きく変わりません。
ポイント③:作文(論文)対策を受けられる
作文試験対策は必ず受けられる予備校をおすすめします。
作文試験は独学での対策が難しいからです。
作文には書き方の型が決まっており、この型どおりに記述しないと大きな減点を受ける可能性があります。
ポイント④:面接対策に強い
最も重要なのが面接対策に強い予備校を選ぶことです。
氷河期世代の公務員試験は、筆記試験の難易度が低く、面接試験がより重視されるからです。
(後述しますが、氷河期採用枠は面接試験の配点が筆記試験より高いです。)
氷河期の公務員予備校おすすめ【費用】
予備校 | 費用 |
---|---|
【第1位】 クレアール | 【社会人経験者スタンダードコース】 ¥170,000(通信、一般価格) ¥146,200(通信、1月割引価格) |
【第2位】 大栄 | 【初級合格コース】 約33万円 |
【第3位】 EYE | 【教養シンプルコース】 159,800円(通信) 175,000円(通学) |
【第4位】 東京アカデミー | 【教養コース】 約25万円 |
【第5位】 資格の大原 | 【経験者採用合格コース】 ¥205,700(通学) |
【第6位】 LEC | 【経験者採用専願コース】 ¥215,000(通信、通学) ※左のリンクから申し込みで5%割引 |
【第7位】 TAC | 【秋試験経験者区分本科生】 ¥220,000(通信、入門なし) ¥230,000(通信、入門付) ※別途、入会金が1万円かかる ※通学コースなし |
氷河期の公務員予備校おすすめ【特徴】
予備校 | 特徴 |
---|---|
【第1位】 | ・社会人の公務員受験に特化 ・費用がもっとも安い ・都内1校舎のみ (水道橋) |
【第2位】 大栄 | ・面接対策・小論文対策に強い ・地方在住者でも通いやすい ・全国91校舎 |
【第3位】 EYE | ・講師と距離が近くて一人ひとりにきめ細かい指導 ・【校舎数】 都内3校舎(水道橋、渋谷、池袋) |
【第4位】 東京アカデミー | ・全国各地に校舎がある |
【第5位】 資格の大原 | ・受講生数が全予備校で最多 ・独学受験者むけのカリキュラムが充実 ・全国112校 (直営:85校、提携:27校) |
【第6位】 | ・上位合格者が多数 ・面接対策カリキュラムが充実 ・全国51校舎 (直営:30校、提携:21校舎) |
【第7位】 | ・多数の合格実績あり ・全国35校舎 (直営:22校、提携:13校) |
それぞれ順番に解説していきますね。
【氷河期の公務員予備校】クレアール
- 価格が非常に安い
- 2万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる
- 面接対策が水道橋校でしか行われていない
順番に解説していきますね。
【クレアールのメリット】価格が非常に安い
クレアールは価格が非常に安いです。
クレアールは通信に特化することで、校舎の維持費用や人件費を抑えることで安価な授業料を実現できています。
地方上級・国家一般職を目指すコースでは、他の予備校では約35万円前後ですが、クレアールは約20万円以下の価格で受講できますよ。
さらに、年間を通して割引キャンペーンを行っているためさらに安く受講することもかのうに。
【クレアールのメリット】2万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる
クレアールでは、あらかじめ2万円の追加料金を払っておくことで、万が一不合格になった場合に受講期限をもう1年延長できます。
これは他の予備校には存在しないクレアールならではの大きなメリットです。
しかも支払った2万円は合格すれば返金されます。
したがって、
- 公務員試験に合格
→2万円の返金を受けられる - 公務員試験に不合格
→そのまま受講期間を1年間延長
最も大きなポイントは、不合格になった場合でも、2年目に面接対策サポートを受けられる点です。
他の大手予備校では、面接対策を受けるためには本科生(コース生)になる必要があるため、約10万円以上の再受験費用がかかります。
多額の費用を抑えられるクレアールは大きなメリットがあります。
【クレアールのデメリット】面接対策が水道橋校でしか行われていない
クレアールのデメリットは、対面での面接指導は水道橋本校でしか実施されていない点です。
(水道橋本校に通える人であればデメリットとはなりません。)
受講料が安く費用を抑えているため、全国に校舎・人員を配置するのが難しいことが理由です。
ただし、水道橋校に通学できない人でも電話で担任講師と模擬面接を実施できます。
さらに、クレアールの提供する講座以外に、他の予備校の単科講座や無料サービスを利用することで、面接対策を行うことができますよ。
- 面接対策だけを受けられる公務員予備校
- 東京しごとセンターのジョブカフェ
- 新卒応援ハローワークの面接
- 大学のキャリアセンターの模擬面接
【氷河期の公務員予備校】大栄
- 全国に91校舎あるため地方在住者にも便利
- 二次試験対策(面接試験・論文試験)が充実している
- 公務員模試の受講回数が多い
- 費用が若干高め
順番に紹介していきますね。
【大栄のメリット】全国に91校舎あるため地方在住者にも便利
大栄は全国各地に多数の校舎があり、地方在住者にも便利な予備校です。
大栄の校舎は公務員予備校の中で最も数が多く、全国に91校舎あります。
公務員予備校はほとんどが首都圏や地方都市(仙台・博多など)に偏っており、地方在住者は予備校に通いにくい環境にあります。
そんな中でプロの予備校講師の指導を対面で受けられる大栄は学習環境の乏しい地方においても大いに役立ちます。
さらに、大栄の校舎で利用できる自習室に通うことで、
- 集中できる学習環境
- 定期的に学習する習慣
- 同じ公務員を目指す仲間
- 疑問点を講師にすぐに質問できる環境
これらを手に入れることができるため、大きなメリットとなりますね。
【大栄のメリット】二次試験対策(面接試験・論文試験)が充実している
- 採用コンサルタントが使用する自己分析ツール
- 100ページ以上にも及ぶ二次試験対策テキスト
- 全国各地の大栄受講生と合同模擬面接ができる
- 大栄は二次試験対策が充実しています。
二次試験対策(面接試験・論文試験)が充実しています。
費用が高い分面接対策などに高額な費用のかかるツールを用いたり、手間のかかるイベントを開いているからです。
特に、近年の公務員試験は論文試験や面接試験の配点が高いため、力を入れて対策する必要があります。
上記のように様々な2次試験対策を行なっている大栄は配点の高い面接試験で役立ちますよ。
【大栄のメリット】公務員模試の受講回数が多い
大栄公務員講座はいずれのコースでも模試を全部で6回受けることができます。
他の大手予備校では模試は3回程度しかないため、大栄の提供する模試の回数は多いです。
【大栄のデメリット】費用が高い
大栄のデメリットは費用が高い点です。
他の予備校と比較して約1.5倍程度の費用がかかります。
大栄は全国各地に校舎があり、人件費や設備投資に費用がかかってしまうからです。
しかし、論文や面接対策は他の予備校以上に手厚いですし、地方に住んでいる方でも通える校舎の多い予備校です。
若干費用が高くても、合格可能性を大幅アップできる大栄はおすすめできる予備校です。
20万円〜30万円程度は公務員になればボーナス1回で元が取れますよ。
また、大栄は頻繁に受講料割引キャンペーンを行っています。
以下のリンクから資料請求をすれば割引クーポンをゲットできることも。
\割引情報・割引クーポンをゲット/
【氷河期の公務員予備校】東京アカデミー
- 面接対策が充実している
- 面接対策のサポートが手厚い
- 費用が若干高い
順番に解説していきますね。
【東京アカデミーのメリット】面接対策が充実している
東京アカデミーは面接対策が充実しています。
具体的には、次のような特徴がありますよ。
- 面接練習が回数無制限
→何度でも納得いくまで面接対策できる - 複数の先生と面接練習ができる
→多方面からフィードバックを受けられるため、面接の質を向上できる - 集団討論・グループワークの実践講座がある
→一人では対策しにくい面接対策 - 面接練習の予約が取りやすい
→他の大手予備校では面接対策の予約が1ヶ月先までかかることも。 - 受講特典で東京アカデミーオリジナル教材がゲットできる
→面接対策の情報を網羅した非売品の教材が手に入る - 面接対策の単科講座がある
→東京アカデミー以外の受講生でも面接対策を受けられる
上記のように、東京アカデミーは面接対策で強みを持っている予備校です。
【東京アカデミーのメリット】面接対策のサポートが手厚い
東京アカデミーは面接対策のサポートが手厚いです。
東京アカデミー受講生の中にはこんな声がありました。
私が一番東京アカデミーを利用してよかったと感じた点は、二次試験で必要な面接試験の対策で手厚いサポートをしてくださった点です。
周囲からは、二次試験前に十分な面接対策ができなかったという声を聞いたことがありますが、東京アカデミーでは自分自身のスケジュールに合わせて、何度も面接対策をしてくださいました。
大手予備校では、受講生が多いため面接対策の予約がなかなか取れず、十分な面接対策をできないという声もよく聞きます。
そんな中で、東京アカデミーは予約が取りやすく、何度でも面接対策をしてくれるため、万全の状態で面接試験本番に臨むことができますよ。
【東京アカデミーのデメリット】費用が若干高い
東京アカデミーの通学講座は他の公務員予備校に比べて費用が若干高めです。
国家一般職・地方上級を目指すコースの料金は35万円前後です。
一方で、東京アカデミーは40万円前後の費用がかかります。
ただし、東京アカデミーは各種割引制度が豊富にあり、資料請求で割引情報をゲットできますよ。
\校舎ごとのカリキュラムを把握できる/
【氷河期の公務員予備校】EYE
- 中堅大学の学生を中心に優れた合格実績を上げている
- 合格実績を正確に公表していて信頼できる
- 少人数制できめ細かい受験指導を受けられる
- 校舎が東京都内にしか存在しない
詳しく解説していきますね。
【EYEのメリット】中堅大学の学生を中心に優れた合格実績を上げている
※合格者数は実人数でカウント。EYEで個別相談を3回以上受けて受験した人で算出。
EYEは公務員試験で高い合格実績を出していますが、なんとこの合格実績は中堅大学の学生が中心です。
EYEの受講生は日東駒専や大東亜帝国などの中堅大学生が非常に多いです。
その一方で、公務員試験の合格者は難関大学出身者が多いです。
実際に、ぼくが合格したいくつかの役所は国立大〜マーチレベルの大学がボリューム層でしたが、EYE出身の内定者はそれより偏差値の低い大学の方が多かったです。
実際の公務員試験の合格率の平均が10~20%程度ということを踏まえると、平均の3倍以上の合格者を輩出しているEYEは非常に優れた予備校であるといえますね。
【EYEのメリット】合格実績を正確に公表していて信頼できる
EYEは合格者数を正確に公表していて信頼できます。
EYEは全受講者の受験結果を実数ベースで公表しているからです。
1人の受験生が10個の公務員試験に合格して、9人が不合格だった場合…
- 【EYE】⇨合格率10%(合格者数1人とカウント)
- 【他の予備校】⇨合格率100%(合格者数10人とカウント)
他の予備校が合格者総数を1人でも多く見せようとしている中で、EYEは合格者の水増しをせず全受講生全員の合格実績を完全に公表しています。
【EYEのメリット】少人数制できめ細かい受験指導を受けられる
EYEでは、担任講師が受講生一人ひとりがきめ細かい指導をしてくれます。
EYEの受講生が200〜300名程度と少人数制で運営されており、講師の目が行き届きやすいからこそ実現できています。
- 受験勉強の進め方
- 問題の質問
- 面接対策
これら公務員試験のあらゆる疑問を親身になって相談に乗ってくれます。
他の大手予備校では、担任講師に対して受講生数が多くてなかなか担任相談の予約が取れないという話もよく聞きます。
EYEは受講生数が絞られているため面談予約は比較的簡単に取れますよ。
【EYEのデメリット】校舎が東京都内にしか存在しない
EYEのデメリットは校舎が都内にしか存在しない点です。
(水道橋・池袋・渋谷の3校舎のみ)
原因はEYEは小規模できめ細かい指導をウリにしており、校舎数を絞っているからです。
校舎に通えない方は通信講義で受講することになりますが、校舎に通えないとそのメリットも半減。
とはいえ、校舎に通えなくてもきめ細かい指導を受けられるのに変わりありません。
校舎に通えない人でも担任講師とメール・電話・LINE通話で面接相談できます。
その証拠に、EYEのパンフレットには地方在住の合格者が多数掲載されています。
\無料面談で「公務員役立つリスト100」が手に入る/
【氷河期の公務員予備校】大原
- いつでも何度でも模擬面接・面接対策ができる
- 面接対策の予約が若干取りにくいという口コミも
順番に解説していきますね。
【大原のメリット】いつでも何度でも模擬面接・面接対策ができる
大原は模擬面接・面接対策の相談回数が無制限です。
さらに、大原は校舎に担任講師が常駐しているためいつでも気軽に面接対策の相談を行うことができます。
(他の公務員予備校は、1人の講師が複数の校舎を担当していることが多いため、気軽に相談しにくいです。)
疑問点をいつでも質問・相談できる環境は面接対策で高得点をゲットするのにとても重要なポイントです。
【大原のデメリット】面接対策の予約が若干取りにくいという口コミも
大原は面接対策の予約が若干取りにくいという口コミもあります。
しかし面接や論文指導が少ないのでもっとしてほしかった。
予約しようとしても講師が少なくて予約できるのは1週間後と言われた時もある。
エントリーシートの提出に間に合わないから結局1回しか見てもらえなかった。
また、論文や面接カードの添削指導の際、「これじゃダメだよ。でも何て言ったらいいのかな。どうしたらいいんだろうね~」とぼやいて指導してもらえない時もあった。
次第に添削指導を大原に予約しなくなって、自分で指導してもらえるところを探したので何のために公務員学校に通ったか最後の方は分からないまま終わりました。
講師の多い学校に通えば、こんなことはないと思うので、よく調べた方がいいです。
校舎や時期によっては面接対策の相談予約が中々取りにくいこともあるようです。
ただ、ぼくが通っていたTACではエントリーシートの提出があるような試験直前期は予約が2週間先にならないと取れなかったため、大原の1週間待ちはむしろ早いほうだと感じます。
とはいえ、大原は1次試験合格者しか面接対策の予約をとれない校舎もある、との話をぼく自身も聞いたことがあります。
【氷河期の公務員予備校】LEC
- 面接指導を行う担任講師が優れている
- 過去の面接情報データベースを無料で閲覧できる
- 講師の質にバラツキがある
順番に解説していきますね。
【LECのメリット】面接指導を行う担任講師が優れている
LECは面接指導をおこなう担任講師が優れています。
LECは実力主義の社風であるため、講師一人ひとりの指導力が他の予備校に比べて圧倒的にハイレベルです。
ぼくが某LEC講師の面接指導を受講した時は、私が半泣きするくらい全力で怒鳴られるというものすご〜く熱のこもった指導を受けることができました。笑
その講師に怒られたくないがために、お尻に火がついたように死に物狂いで面接対策を行ったことで、特別区や市役所の面接試験で1位合格を達成できました。
(もちろん厳しいだけではなく、アドバイスも的確でした。)
別の講師に横浜市の面接相談したときは、志望動機に基づいて街歩きの具体的なルートを細かくアドバイスしていただいた結果、横浜市を上位の成績で合格できました。
LECは他にも様々な面接官がおり、どの人も非常にハイレベルな面接対策のアドバイスをいただけます。
筆記試験対策だけでなく、面接試験対策も充実しているLECが最もおすすめの予備校です。
具体的には、以下のよう各業界で経験や実績を持つ講師陣をそろえています。
- 公務員専属担任講師
- 現役のキャリアカウンセラー
- 元公務員や人事採用経験者
公務員専属担任講師がいる
公務員を志望している人が周りにおらず、悩みを相談できないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方にとって、専属の担任講師がいるのはとても心強いです。
筆記試験から面接試験まで受講に関する相談や学習スケジュールの相談をできます。
ぼくはLECの担任講師との面談は主に面接対策やエントリーシート作成の際に大いに活用しました。
どうしても独りよがりになりがちな志望動機やエントリーシートを、専門知識を持った第3者から見てもらえるのは本当に貴重です。
公務員受験生は面接対策を乗り切るために予備校を活用すべきであるといっても過言ではありません。
現役のキャリアカウンセラーから面接指導を受けられる
担任講師だけでなく、現役のキャリアカウンセラーが面接指導を行っています。
ハローワークなどの実際の就労支援の現場で経験を積んだカウンセラーが面接対策やエントリーシートの指導を行ってくれます。
LECは公務員対策事業以外にも就労支援事業などを行っており、面接指導経験が豊富なカウンセラーとのネットワークを持っています。
元公務員や人事採用経験者と回数無制限の面接練習ができる
LECでは、元公務員や人事採経験者とweb上で面接練習を行うことができます。
面接官は公務員や元企業の採用担当を務めていた50代〜60代くらいのベテラン面接官ばかりです。
しかも、面接練習は無制限で何度でも受講できます。
パンフレットに載っているだけでも20名以上の面接官がおり、マンネリ化せずに新しい気持ちで面接練習に臨むことができます。
面接練習は回数を重ねるほどの上達していくため、多くの面接経験を積むほどに合格可能性がアップしていきます!
【LECのメリット】過去の面接情報データベースを無料で閲覧できる
LECでは過去の本番面接で質問された内容をデータとして蓄積しており、LECの公務員本科生は無料で閲覧できます。
LECは過去30年以上も公務員対策をおこなっているため、それまで受験してきた受講生の面接ノウハウが蓄積されています。
特に近年の公務員試験は面接試験の比重が高く、受験生にとって面接対策の重要性が高くなっています。
面接試験本番で失敗しないためにも、面接情報データベースを閲覧できるのは非常にメリットが大きいですね。
【LECのデメリット】講師の質にバラツキがある
LECのデメリットは講師の質にバラツキがあり、人によって相性が大きく異なる点です。
LECは実力な社風のため良くも悪くも尖った講師が多いからです。
もちろんどの予備校でも講師の性格や相性の問題はありますが、LECでは特に講師のクセが強いように感じました。
(ただし、その分しっかりとした志望動機を作れるようになりました。)
【氷河期の公務員予備校】TAC
- テキストの質が優れている
- Webフォローが有料
順番に解説していきますね。
【TACのメリット】テキストの質が優れている
TACはテキストの質が高いです。
TACが提供するVテキスト過去問は非売品で、他の市販の過去問と比べても断然解説がわかりやすいです。
特に、論文試験の回答や問題集が充実しており、論述試験が課される試験で多いに役立ちますよ。
【TACのデメリット】Webフォローが有料
TACは通学受講生の場合、Webフォロー(講義をWeb上で視聴できるサービス)が有料となり、追加で約3万円かかります。
他のほとんどの予備校ではwebフォローが標準装備のため、デメリットといえるでしょう。
講義を欠席した時の保険や講義の復習のためにwebフォローをつけるのはほぼ必須なので、実質的に受講料が高くなってしまいます。
氷河期採用枠の公務員試験とは?
「就職氷河期世代枠」とは、就職氷河期の時期に新卒であった30代から50代を対象とした公務員試験の区分です。
就職氷河期世代とは、企業の新卒採用者が激減していた1970年頃から1980年頃までに生まれた世代をさします。
2019年の宝塚市が開始したのを皮切りに、内閣府や厚生労働省・各地方自治体が続々と募集を開始しました。
就職氷河期採用を国が行っている理由
公務員の就職氷河期採用を国が行っている理由は大きく分けて次の2つです。
- 就職氷河期世代の救済
- 優れた人材の発掘・登用
順番に解説していきますね。
理由①:就職氷河期世代の救済
氷河期採用枠の一番のの目的は「氷河期世代の救済」です。
氷河期世代は「ロストジェネレーション(失われた時代)」とも呼ばれ、ちょうど新卒採用時期が「バブル崩壊」と重なります。
バブル崩壊期には、企業の新卒採用者数がぐっと絞られた時期で、多くの新卒社会人が就職できませんでした。
というように不況でなければ起こり得なかったことが起きていたようです。
そのような人材にチャンスを与えるのが氷河期世代枠の目的ですね。
理由②:優れた人材の発掘・登用
氷河期採用枠のもう一つの目的は「優れた人材の発掘・登用」です。
一方で、日本は「新卒一括採用」をおこなっていたため、新卒時に職にありつけないとその後もずっと正規社員になりにくい社会構造があります。
不景気でなければ中小企業に就職できていたような人が、バブル崩壊後の不景気で中小企業にすら就職できず無職のまま歳をとっています。
就職氷河期世代は、他の世代と比べて能力がありながらも時代のせいで就職できない人が多いです。
こういった人材を発掘・登用することは国の利益にも繋がりますね。
氷河期世代が公務員受験で抑えるべきポイント
- 受験資格の確認
- 氷河期採用枠が募集されている役所
- 国家公務員の氷河期採用募集状況
- 地方公務員の氷河期採用募集状況
- 就職氷河期枠の筆記試験の特徴
- 氷河期世代の面接試験の内容
- 公務員試験の倍率は?
- 就職氷河期枠の配点は?
- 氷河期枠と中途採用枠の違いは?
- 社会人経験者枠と氷河期採用枠のどちらで受験すべき?
- 予備校と独学はどっちがよい?
続いて、氷河期採用枠を狙う人が知っておくべきポイントをご紹介します。
このハンドブックには最新情報が記載されています。
受験資格の確認
まず最初に確認すべきはあなた自身に氷河期採用枠の受験資格があるかどうかを知ることです。
氷河期採用については、人事院が次のような基準を公表しています。
1966(昭和41)年4月2日~1986(昭和61)年4月1日生まれの者
(ただし、次のいずれかに該当する場合は受験できない)
- 日本の国籍を有しない者(二重国籍もNG)
- 国家公務員法第38条の規定により国家公務員となることができない者
・禁錮以上の刑を受けている人(執行猶予中を含む)
・国家公務員として懲戒免職されてから2年間は受験できない
・反政府組織に加入している人- 準禁治産の宣告を受けている人(財産管理能力がないことを裁判所から認定されている人)
引用:人事院
上記からわかるとおり、氷河期採用枠の受験資格は1966年〜1986年の間に生まれた人のみを対象としています。
(ちょうどこの年代の方々が氷河期世代として、定義されている時期です。)
この記事を読んでいるほとんどの人は、
- 日本人
- 国家公務員法第38条に抵触しない
- 準禁治産の宣告
これらに該当しないはず。
唯一注意すべきは、生年月日です。
1966(昭和41)年4月2日~1986(昭和61)年4月1日生まれ
この年代に該当していない人は残念ながら、氷河期採用枠の受験資格がありません。
氷河期採用枠が募集されている役所はどこ?
氷河期世代の募集は以下の場所で行われています。
- 国家公務員
→ほぼ全ての官公庁で実施 - 地方公務員
→主に首都圏や地方都市など大規模な役所が実施
国家公務員は、ほぼ全ての官公庁で氷河期採用試験を実施しています。
(ただし、採用数が極端に少なく、採用意欲の低い官公庁もいくつかあります。)
地方公務員は、多様な人材を確保できるほど定数の多い(=規模の大きい)首都圏や地方都市の大きい役所がメインで採用をおこなっています。
【国家公務員】氷河期世代の中途採用試験の実施状況
国の省庁別の採用予定者数は上記のとおりです。
この表からわかることは省庁によって、採用者数に大きな差がある点です。
ここからはぼくの私見ですが、国の省庁の氷河期世代採用は
- 積極的な省庁
- 消極的な省庁
に分かれているように感じます。
氷河期世代の採用に積極的でない省庁
- 環境省
→今後2年間で1年当たり1名以上の採用予定
(過去3年間の35歳〜49歳の中途採用実績は46名)
→中途採用のうち、1年当たり約6.5%以上を氷河期枠で採用予定 - 防衛省
今後2年間で1年当たり2名以上の採用予定
(過去3年間の35歳〜49歳の中途採用実績は148名)
→中途採用のうち、1年当たり約4%以上を氷河期枠で採用予定
上記のような、中途採用者の実績が多い割には、氷河期採用枠の採用予定者数が極端に少ない省庁はあまりお勧めできません。
こういった省庁はシンプルに倍率が高すぎるので合格しにくいかもしれません。
何よりも、氷河期枠採用に後ろ向きな考えを持っているからこそ、氷河期枠採用者の割合が少なくなっているため、採用後の待遇も疑問視されます。
氷河期世代の採用に積極的な省庁
- 厚生労働省
今後2年間で1年当たり31名の採用予定
(過去3年間の35歳〜49歳の中途採用実績は483名)
→中途採用のうち、1年当たり約20%を氷河期枠で採用予定 - 農林水産省
今後2年間で1年当たり4名の採用予定
(過去3年間の35歳〜49歳の中途採用実績は13名)
→中途採用のうち、1年当たり約90%を氷河期枠で採用予定
一方で、厚生労働省や農林水産省などは氷河期枠の採用予定者の割合が非常に多いです。
採用数が多いため合格倍率も低くなり、氷河期採用枠のキャリアパスもある程度考慮されているはず。
【地方公務員】氷河期世代の採用募集をおこなっている役所
- 北海道
- 京都府
- 埼玉県
- 川崎市
- 横浜市
- 東京都特別区(23区)
- 長野県
- 大阪府
- 宝塚市
- 福岡市
地方公務員の氷河期採用試験の実施状況は総務省でも公表しています。
とはいえ、ここに載っているのは、総務省が各地方自治体から情報提供を受けたもののみ。
調べてみるとか他にもかなり多くの役所で氷河期世代の募集をしています。
ほかにもいくつかの役所が採用を行っていますね。
※氷河期世代の公務員採用は宝塚市が全国に先駆けて行っており、現在は全国177自治体が導入していますよ。
ポイント②:就職氷河期枠の筆記試験内容
氷河期世代の試験科目は大きく分けて以下の問題が出題されます。
- 筆記試験
→教養試験(多肢選択式)+作文 - 面接試験
→社会人経験を問われないのが特徴
氷河期採用枠で出題される筆記試験のポイントは次のとおり。
- 試験の難易度は高卒程度
- 基礎能力試験(教養科目)
- 作文試験
氷河期世代の筆記試験の難易度は高卒程度
高校生でも解けるような難易度の筆記試験です。
そのため、そこまで難易度が高いわけではありません。
国家公務員
- 基礎能力試験(多肢選択式) 40題(制限時間90分)
- 知能分野20題
- 知識分野20題
- 作文試験 1題(制限時間50分)
【公務員の氷河期採用枠】基礎能力試験の例題
ある会社で,社員の新聞の読み方について調査したところ,次のことが分かった。
これらのことから 論理的に確実にいえるのはどれか。
○ 社会欄を読む社員はスポーツ欄も読む。
○ 文化欄を読む社員はスポーツ欄も読む。
○ 政治欄を読む社員は社会欄も読む。1.社会欄を読む社員は,みな文化欄を読む。
2.政治欄を読む社員は,だれも文化欄を読まない。
3.政治欄を読む社員は,みなスポーツ欄を読む。
4.スポーツ欄を読む社員は,みな社会欄を読む。
5.スポーツ欄を読まない社員は,みな文化欄を読む。
引用:人事院
ちょうど高校で習う数学の「集合・論理」に似た課題が出題されています。
作文試験の例題
言葉の大切さについて思うこと
上記のように筆記試験の難易度はそこまで高くありません。
その他に特徴としては、専門科目が出題されないため、筆記試験対策に割く時間は比較的少なくても問題ありませんね。
いずれにしても筆記試験であれば特に問題はありませんね。
氷河期世代の面接試験
氷河期世代の面接試験は、次のように定められています。
各応募者個 人の適性や能力等を可能な限り細かに見た上で、判断することとする。
(1) 自身の経験や苦労を踏まえ、公務に対する強い関心と全体の奉仕者と して働く熱意を有する者
(2) 採用後の研修又は職務経験を通じてその知識及び能力の向上が見込ま れる資質を有する者
(3) 行政課題に取り組むに当たり重要となる論理的な思考力、判断力、表現力などについて基礎的な能力を有する者。
また、単に受験者が高齢であることをもって採用を忌避するといったことが ないように留意する。引用:総務省
上記を要約すると、氷河期世代の公務員試験は職歴の有無を問われません。
その代わりに、社会人として働く上で基本的な能力である以下の要素を問われることとなります。
- 熱意
- 資質
- 基礎的な能力
つまり、社会人経験がなくても採用されるチャンスが十分にあるということです。
とはいえ、社会人経験がなくともそれまでの経歴をしっかりと話せるようにする必要があるため、面接対策は必須です。
【就職氷河期世代】公務員試験の倍率は?
令和元年度の氷河期採用試験倍率
- 宝塚市
定員3名/応募者1,816名(倍率600倍)
令和2年度の氷河期採用試験倍率
- 厚生労働省
定員10名/受験者1436人(倍率140倍)
令和3年度の就職氷河期採用試験
- 北海道(一般行政)
14.8倍(合格者20人/応募人数296人) - 東京都特別区(事務)
32.3倍(合格者42人/応募人数1,359人) - 神奈川県川崎市(行政事務)
85倍(合格者5人/応募人数425人) - 長野県(行政)
138倍(合格者1人/応募人数138人) - 大阪府(行政)
45.2倍(合格者12人/応募人数435人) - 福岡県福岡市(行政)
30倍(合格者6人/応募人数180人)
引用:総務省
令和4年度の就職氷河期採用試験
- 特別区
16.1倍
氷河期採用試験の倍率は非常に高いです。
全国で初めて開催された兵庫県宝塚市の氷河期採用試験では600倍もの倍率がありました。
その後年々減少傾向にはあるものの、約15倍〜約140倍ほどと社会人経験者採用と比べても非常に高い倍率です。
【補足】氷河期公務員の倍率は職種によって大きく異なる
実は氷河期公務員の倍率は職種によって大きく異なります。
神奈川県相模原市を例にとって解説してみますね。
事務職と技術職の倍率の違い
- 事務職
一般事務:101倍(合格者4名/応募者405名) - 技術職
環境整備員:5倍(合格者9名/応募者46名)
道路技能員:10.5倍(合格者2名/応募者21名)
保育調理員:5.3倍(合格者6名/応募者32名)
職種によって倍率に差が出る理由は以下のとおり。
- 事務職
→誰でも応募できる - 技術職
→技術職の学位等が必要 - 専門職
→保健師免許などの専門資格が必要
上記のように、事務職の方が採用の門戸が広いため、必然的に応募者が多くなる傾向にあります。
【注意】技術職・専門職種は採用募集を行なっていない自治体が多い
合格倍率の低い技術職・専門職ですが、一方でほとんどの役所が氷河期採用枠の募集を行なっていません。
全国的に募集状況を調べてみましたが、技術職・専門職で募集を行なっている役所は、事務職の5分の1程度しかありませんでした。
技術職・専門職で氷河期採用試験を受ける人は、受験のチャンスを増やすためにも募集を行なっている役所を少しでも多く知っておく必要がありますね。
国家公務員(氷河期世代枠)の採用要項
国家公務員では、内閣府が打ち出した以下の要項に基づいて各省庁が採用活動を行います。
就職氷河期世代試験の実施に当たっては、就職氷河期世代の方々の活躍の場を広げることが本旨であることを踏まえ、取り組むことが必要である。
また、この世代は、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代であり、希望する就職ができず、現在も、不本意ながら不安定な仕事に就いている、無業の状態にあるなど、様々な課題に直面している方がいることも踏まえ、試験の際には、職歴がない、あるいは少ないといった外形上の要件のみにとらわれることなく、各府省における面接を通じて、例えば以下に掲げる人材など、各応募者個 人の適性や能力等を可能な限り細かに見た上で、判断することとする。引用:内閣官房
氷河期世代の面接試験は以下のような内容です。
就職氷河期枠の配点
国家公務員については、残念ながら配点基準等については公表されていませんでした。
一方で、地方公務員ではいくつかの役所が配点を公表していたため、それら例に挙げて紹介します。
就職氷河期枠の配点①:熊本県
- 1次試験(200点満点)
出題数50題(解答時間3時間)
語学の有資格者は20点加点 - 2次試験(300点満点)
- 作文(50点満点) 一般的な課題により、文章による表現力などについて、記述式による筆記試験
面接試験(250点満点)
解答時間1時間 面接試験 口述試験を通して表現力、積極性、協調性、堅実性、理解力を測る - 合格者の決定方法
1次試験と2次試験の総合特典の高い順に決定。
ただし、①基準点に満たないもの、②平均点または配点の4割未満の成績、③面接試験で6割未満の成績のいずれかの場合は不合格。
就職氷河期枠の配点②:川崎市
- 第1次試験(300点満点)
- 第2次試験不合格者(700点満点)
どの試験も筆記試験より面接試験の配点が大きくなっています。
氷河期世代採用と社会人採用の違いは?
氷河期世代採用と社会人採用の違いは次のとおり。
採用側の違い
- 社会人経験者枠
→即戦力・専門スキルの活用 - 就職氷河期枠
→社会的弱者の救済
就職氷河期枠の主な目的は社会的弱者の救済がメイン。
そのため、経験者枠と異なって即戦力にならない人でも採用されるチャンスはあります。
応募者側の違い
- 社会人経験者枠
25歳〜59歳
5年以上の社会人経験者 - 就職氷河期枠
1966年4月2日~1986年4月1日生まれ(就職氷河期世代であること)
社会人経験は不問
多くの役所では上記のような条件で募集されています。
そのため、氷河期採用では社会人経験者でない人も多く受験する見込みがあるため、必然的にライバルが多くて倍率が高くなります。
社会人経験がある人は経験者枠と氷河期枠どちらで受験すべき?
社会人経験者は経験者枠と氷河期枠どちらでも受験できるため、
こう考える方も多いかと思います。
個人的なおすすめは社会人経験がある人は社会人経験者枠で受験することです。
理由は以下のとおり。
- 社会人採用枠の方が氷河期枠より倍率が低い
→特に面接試験は水物(面接官との相性や質問される内容に左右される)なので運による要素が大きくなりがち - 社会人経験者が氷河期枠を受験する理由を説明しにくい
→社会人経験豊富で社会で活躍している人は氷河期採用枠の趣旨に沿わない
氷河期世代におすすめなのは予備校?独学?
予備校に通う場合のメリット・デメリットは以下のとおり。
- 効率的に学習できる
- 正しい学習方法を知ることができる
- 費用がかかる
一方で、独学する場合のメリット・デメリットは以下のとおり。
- 費用を節約できる
- 学習方法が非効率になりがち
上記の特徴から、個人的には氷河期世代は予備校に通うのがおすすめです。
理由は以下のとおり。
- 氷河期採用枠は倍率が高い
→生半可な対策では合格点を取ることが難しい。 - 面接試験が重視されている
→面接試験は独学が難しいため、高得点を取る難易度が高い。 - 氷河期世代枠受験者の世代(30代〜50代)は公務員を目指す人の割合が少なく、情報や刺激を得にくい
→サポートしてくれる環境は必須。
公務員予備校であれば、これらをオールインワンでカバーしてくれますよ。
たしかに予備校通学には、唯一費用がかかるというデメリットがありますが、公務員のボーナス一回分で返済できるます。
それよりも、難関の採用試験に合格することに全力を投じた方がコスパが良いかと。
氷河期枠の公務員予備校選びで資料請求すべき理由
資料請求には次のようなメリットがあります。
- 公務員予備校の割引情報を入手できる
- 費用を抑えられる
- 予備校の雰囲気を知ることができる
公務員予備校の資料請求では上記のような役立つ情報を得られるので請求は必須ですね。
【無料】就職氷河期枠の悩み解決には「転職ハンドブック」がおすすめ
今回紹介した氷河期採用枠の疑問点を解決するのにおすすめなのが公務員転職ハンドブックです。
転職ハンドブックの内容
- 氷河期採用をおこなっている役所の一覧が載っている
→あなたの受験先を決めるのに役立つ - おすすめの学習スケジュール
→学習期間の目安を把握できる - 合格者の体験談
→体験談から合格への最短ルートを知ることができる
氷河期採用に合格するためには知っておくべき内容が満載です。
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【まとめ】氷河期世代がやるべきことは「情報収集」
氷河期世代がやるべきことは「情報収集」です。
氷河期採用試験の全体像を把握し、どの予備校で学ぶかをできるだけ早く決める必要があります。
特に、氷河期採用試験はとにかく面接試験をいかに突破出来るかが鍵です。
そのため、資料請求で面接対策に強い予備校を見つけるのがおすすめです。
- 【おすすめ】大栄:2次試験対策(面接・論文試験)に力を入れている予備校。全国各地に校舎があるため、地方在住者にも通いやすい。特に、警察官・消防士の合格実績に優れている。
- 【おすすめ】クレアールの資料請求:オンライン特化型の予備校。費用を抑えて公務員受験をしたい人におすすめ。資料請求で割引クーポンがついてくる。
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- TAC:国家総合職〜市役所まで幅広く対応している予備校。外務専門職の受験に対応している。
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