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人事制度

公務員の年末年始休みは計画性が重要。仕事に悩む人はキャリアの振り返りを

公務員の年末年始休暇は12月29日〜1月3日の6日間

公務員の年末年始休暇は12月29日〜1月3日の6日間が基本です

その前後が土日に当たれば6日間の連休が更に伸びますが、土日が年末年始休暇にあたっても振替休日はありません。

年末年始休暇の注意点

仕事の締めがいつもより早い!

年末年始は仕事の締めが他の月に比べて早いです。

給料の計算など毎月決まった日までに業務をこなさなくてはいけない場合、スケジュールが非常にタイトになります。

年末年始休みに入るまでに計画的に仕事を終わらせましょう。

仕事が終わらなければ最悪の場合、年末年始に出勤するはめになります。

システム系の部署は年末年始の勤務が多い

実は、年末年始休みもすべての職員がお休みというわけではありません!

システム系の仕事を担当している人は大規模なシステムの改修作業を年末年始に行うケースが多いです。

「そんな仕事は平日に終わらせてやる!」と思っても、平日はお客様が来庁するためシステムをイジることがそもそもできません。

そのため、大規模なシステム改修は長期休暇中にしか行えません。

システム系の仕事を担当している人はある程度覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

年末年始の過ごし方は計画性が最重要

年末年始は暇が意外と油断大敵

年を通して働き詰めの公務員にとって、6日間の連休は意外と長いものです・

忙しかった日常が急に暇になると、生活リズムが乱れたり、気分が落ち込みがちになります。

後述しますが、年末年始を境に仕事に復帰できなくなる人はかなりいるので注意が必要です。

帰省して親孝行する

地方から上京している公務員は地元に帰省できる数少ないチャンスです。

年末年始休みを除けば、公務員はゴールデンウィークと夏季休暇くらいしかまとまった休みをとって帰省できるタイミングがありません。

つまり、定年を迎えるまで帰省できるまとまった休みを取れるのは年に3回までです。

「親孝行、したいときには親はなし」ということわざがあるように、地元にいる両親と顔を合わせるチャンスは実はそう多くありません。

ぜひこの貴重なチャンスを帰省して家族と過ごすために使うことをオススメします。

年末年始は新幹線や飛行機の席も混み合うため、十分余裕をもって座席を予約しおくことをオススメします。

旧友と遊ぶ

年末年始休みに地元に帰省する人は多いので、地元の友人達と遊べる貴重なチャンスです。

地方を離れている人はほとんどが年末年始休みお盆休みに地元に帰省します。

お盆時期に役所は通常どおり稼働しているため、公務員は夏季休暇をお盆時期にまとまって取得するのがかなり難しいです。

つまり、元を離れている友人と顔を合わせられるチャンスは唯一年末年始休暇だけです。

ぜひ旧友と遊ぶことをおすすめします。

旅行

年末年始は特に遠隔への長期旅行に出かけるのに適したシーズンです。

最低でも6日間の休みが確保され、有給を駆使すれば利用して多くの休みを取ることができるからです。

私もほぼ毎年、年末年始休暇に泊りがけでスノーボードに行っています。

注意点として、年末年始は旅行者が多いので旅行代金が通常時の1.5倍〜2倍程度に跳ね上がっています。

ですが、公務員は12月10日に冬のボーナスが入るため、年末年始旅行のお金に困ることはないです!

もし節約したいなら、あらかじめ余裕を持って安い旅行プランを確保したり、まとまった金額の貯金をしておきましょう。

年末年始は仕事を振り返るいいきっかけ

年末年始は新人公務員が仕事を辞めるきっかけが起きやすい時期

私の周囲を見てみると、年末年始は新人公務員が仕事を辞める契機となることが多い時期です。

ある年には、年末年始に愛知県の地元に帰省した公務員がそのまま職場のデスクに書き置きを残して失踪したり。

またある年には、秋田の地元に帰った同僚がなんの連絡もなく年始に1週間ほど無断欠勤したり。(結局1週間したら職場に戻ってきました。)

ほぼ毎年のように年末年始を契機に仕事に戻ってこない職員が何人か出てきます。(大丈夫か私の市役所。笑)

同じ職場の人や住民にとってはとんでもない話だと思いますが、個人的に年末年始に仕事に戻ってこない人がいてもいいんじゃないかな〜と思います

仕事を急にバックレる人の共通点は、「仕事が本当に嫌だけど、周囲に迷惑をかけたくないから我慢する」という人が多いように思います。

そういう人が我慢に我慢を重ねた結果、中年期くらいにうつ病などのメンタル的な病気にかかっているケースが多いです。

病んで社会復帰もまままならない状態になるよりも、早い段階で自分の人生を軌道修正できた、という点では決して悪いことではないのかと思います。

思うに、年末年始は新人公務員が仕事について振り返るのにベストなタイミングなのだと思います。

「公務員って思っていたのと違った。」とか「地元を離れて東京で公務員になってみたけど、家族も近くにいないし休日もつまらないしなんか辛いな。」

という心の声に耳を傾けるいい機会です。

自分の心の声に耳を傾けないで仕事をつづけて、10年後、転職が難しい年令になってから「やっぱりあの時やめておくべきだった。。」と後悔するよりは何倍もいいことだと思います。

仕事をやめて転職するなら、若ければ若いほど有利だからです。

辛かったら辞めましょう

自分の仕事を振り返ってみて、公務員の仕事を続けていく自信がなければ思い切って仕事を辞める決断をするのも一つの選択肢です。

上述した年末年始に失踪した公務員は、その後の便りでは地元の名古屋で民間企業に転職して元気に過ごしているそうです。

仕事をバックレて、その後うまく持ち直すことができたのも、決断を若いうちにできたお陰だと思います。

きっとこの人が30代後半で仕事を辞めていたら転職ができずに、元気に過ごせていたなかったと思います。

実際に私の職場では年齢が上がるにつれて仕事を辞める人は減っていき、30歳前半を超えると公務員を辞める人は基本的にいなくなります。

(仕事に満足しているから辞めないのではなく、辞めたくても転職先がないから辞めていないです。)

終身雇用の公務員を辞めるのに抵抗があるかもしれませんが、若い人なら仕事を辞める人は意外といますし、若いうちなら辞めてもなんとかなることが多いです。

年末年始休みを振り返りのきっかけとして自分のキャリアについて考え直すのをオススメします。

まとめ

公務員の年末年始休みについてまとめてみました。

年末年始休みは計画的に過ごしましょう。

また、自分の仕事の振り返りや将来のキャリアについて考えるいいきっかけだと思います。

ご覧頂きありがとうございました。

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