年収・税金

薄給の若手公務員のリアルと貯金するための戦略を解説します

[say name =”” img=”https://taroling.com/images/nurseman-question.png”]若手公務員はどのくらい収入があって、どのくらい貯金できるんだろう?
貯金するためにどうしたらいいの?具体的な方法を知りたい。 [/say]

こういった疑問にお答えします。

若手公務員の貯金額

ある程度職歴があって年収が高い公務員はともかく、給料が少ない若手公務員に限って言えば、毎月の貯金額は「マイナス〜10万円程度」の範囲が平均です。

人によって大きく貯金額にばらつきがありますが、貯金額が少ない人にはある共通点があります。

公務員が貯金できなくなる原因

貯金できない公務員に共通する点、それは「一人暮らししている」という点です。

反対に多く貯金をしている公務員に共通しているのは「実家暮らしをしている」という点です。

なぜならば、一人暮らしは毎月の出費が多いせいでほとんど貯金ができないからです。

具体的に、実家ぐらしと一人暮らしで毎月の生活費がどのくらい違うのか具体的に考えてみます。

実家ぐらしの生活費

家賃・食費・水道光熱費・日用品費など :¥30,000~¥50,000

実家ぐらしの公務員は家賃と食費など諸々の生活費込みで、月3万円〜5万円ほど両親に渡しているケースが多いです。

実家ぐらしの人の毎月貯金額が多い人が多い理由は「生活費を両親が負担してくれる」からです。

私の周囲の若手公務員も実家ぐらしの人は、平均で月5万円は貯金しており、多い人だと月15万円程度貯金している人もいました。

(遊びすぎてマイナスの人もまれにいますが。笑)

一人暮らしの生活費

私も一人暮らしをしていた若手公務員なので、私のケースを当てはめて貯金額を考えてみます。

家賃:¥60,000

東京都内に一人暮らしをする公務員であれば、場所にもよりますが大体安くても5万円以上かかります。

さらに2年ごとに、家賃1月分の更新料がかかるため、さらに出費がかさみます。

私が住んでいた賃貸物件は立地の割に安い方だったので、人によっては10万円の賃貸に住んでる人もいます。

食費:¥30,000

一人暮らしの場合、毎日自分で食料を買う必要があるため毎日必ず出費があります。

光熱水道費:¥10,000

水道光熱費は月1万円程かかります。電気代・ガス代が3,000円強、水道費が1月あたり2,000円程度(実際の請求は2月ごとで、1回あたり4,000円程度)かかります。

スマホ・インターネット回線代金:8000円

スマートフォンとインターネットの回線料金が8000円程度かかります。

近年は格安SIMも出回っており、私も使用しておりますが月に3000円強かかります。

さらにモバイルルーターは月5000円程度かかります。

スマホ・インターネット代を節約するのにオススメの記事はこちらです。

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日用品など:¥5,000

トイレットペーパー、シャンプー、歯ブラシなど日用品は月5000円程度かかります。

このように、生活に必要なものを最低限揃えるだけでも、最低10万円以上かかってしまうため、当然毎月の貯金額は少なくなります。

実家ぐらしは一人暮らしより月8万円のアドバンテージがある

ここまでの出費を当てはめてみると、実家ぐらしと一人暮らしの貯金額は大きく異なります。

実家ぐらしの毎月出費

両親に渡す生活費:¥30,000

一人暮らしの毎月出費

  • 家賃:60000円
  • 食費:1日1000円×30日=30000円
  • 水道光熱費:10000円
  • インターネット回線:8000円
  • 日用品:5000円
  • 合計:110000円

若手公務員の手取は、実家ぐらしであれば月17万円、一人暮らしであれば18.5万円程度(家賃補助がつくため少し多い)です。

つまり、実家ぐらしであれば月14万円使えるところ、一人暮らしは月7.5円しか自由に使えません。

しかもこれは毎月最低限の生活費のため、休日にお遊びにいたり飲みに行ったりすればさらに貯金額は減ります。

そのため、一人暮らしの公務員は貯金が非常に難しくなります。

貯金額を増やすためには「いかに支出を減らすか?」がポイント

安定して毎月の貯金額を増やすためには、「いかに支出を減らすか?」という点にかかっています。

仕事で大きな成果を出したとしても増加する収入は微々たるもので、公務員の収入額は横並びで一定だからです。

資産運用でお金を増やすことも可能ですが、損失を生む可能性が高かったりして安定的ではありません。

支出を減らす方法をいくつかご紹介します。

1.実家に住む

自宅から職場に通える人は実家に住むのが最もコスパが良いです。

家賃・食費などの生活費を大幅に減らすことが可能だからです。

ただし、地方から上京している人にとって実家に住むという手段は取れなくなってしまいます。

2.職員寮に住む

実家に住めない人は職員料に住むことをオススメします。

公務員はどの組織でも基本的に職員寮を持っています。

大抵は、駅や職場から近い便利な場所に安価で住むことができます。

例えば、わたしの市では月3万円程度で職員寮に住むことができます。

ただし、職員寮には定員数が決まっており、必ず入居できるわけではありません。

また、同じ建物内に職場の人が住んでいるため、ある程度気を使う必要があります。

プライベートも気が休まらないというデメリットがあります。

3.友達や彼女とルームシェアする

職員寮に住みたくないという人は友達・彼女とルームシェアすることをオススメします。

家賃だけでなく、食費や水道光熱費も折半できるのでコストが下がります。

ただし、この方法も一人の時間がとれないというデメリットがあります。

4.結婚する

生活費を折半できるだけでなく、扶養手当などの手当金をもらえたり、配偶者控除などの税制上の優遇を受けることができます。

5.労働組合を脱退する

毎月給料の1%程度徴収される労働組合を脱退するのも節約に効果的な方法です。

若手公務員でも毎月2000円くらい引かれています。

私が労働組合を脱退したときのことを記事にしているのでよければご覧ください

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6.ふるさと納税をする

税金を安くした上で返礼品を得ることもできます。

返礼品には食料品などもあるため、一人暮らしにとってはありがたい制度です。

ふるさと納税の食料品は一度に大量に届くため、食べきれないのが難点ですが、同じ一人暮らしの人と食料品をシェアすれば食料品を腐らせずにいろいろな食料を食べられるので一石二鳥です。

↓ ふるさと納税の記事はこちら

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7.4月〜6月の残業を減らして社会保険料を下げる

公務員が支払う社会保険料は4月〜6月の給料額で決まります。

この期間に給料が多いほど、その歳の社会保険料が多くなる仕組みです。

つまり、3月〜5月の残業を極力減らすことで社会保険料を安くできます。

ただし、公務員にとって年度末や年始は忙しいことが多いので、残業時間をコントロールするのが難しいケースも多いです。

公務員が収入を増やす方法

支出を減らすのよりも安定的に稼げる手段は多くありませんが、貯金を増やすために収入を増やす方法も解説します

1.意図的に残業する

部署にもよりますが、ある程度自分の裁量で残業することが可能なので計画的に残業して残業代を稼ぐことが可能です。

ただし、明らかにだらだらと残るのは周囲の職員の目につくので乱用に注意しましょう。

また、社会保険料が増えないようにするため、3月〜5月の残業は避けましょう。

2.株式投資を行う

資産運用を行うのも収入を増やす方法です。

公務員は副業が禁止されていますが、資産運用は禁止されていないからです。

さらに、現在はNISA制度も創設されており、株式投資の利益に対して税金がかからないです。

個人的に公務員におすすめなのは、配当金が多く出るタイプの株式です。

株式投資は損することもあるというのがデメリットですが、配当金が多いタイプの株式を持っていれば評価額で損が出ても配当金をもらうことができます。

株式投資にがっつりコミットして短期売買を繰り返して稼ぐ手段もありますが、仕事中に株価が気になって仕事に集中できなくなったりしたのであまりオススメしません。

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※FXはもっとオススメしない

公務員はFX投資を行うことも可能ですが、個人的にFX投資はあまりオススメしません。

株式よりも短期的に損益が激しく動くため、日中に仕事をしなくてはいけない公務員にはあまり向いてないからです。

たった5分で5万円のプラスが、一転して5万円のマイナスに転じることは普通にあります。

さらに、マイナスが大きくなると強制的に決裁がされる「ロスカット」も存在しています。

すすむ
すすむ

一時期FX投資を行いましたが、損益が気になって仕事に集中できませんでした。。。

仕事に悪影響が出てしまったら、少額の利益を得たとしても仕事で大きな信頼を失うリスクがあります。

よほどメンタルや損益管理に自身がある人でなければFXにはあまり手を出さないほうが懸命かもしれません。

3.不動産投資を行う

公務員は一定規模の不動産投資であれば認められています。

公務員が不動産投資を行うための条件は次のとおりです。

  • 「5棟10室以下」であること
  • 管理業務を管理会社に委託すること
  • 年間家賃収入が500万円未満であること

また、不動産の運営を行う場合、事前に職場に不動産投資をする旨を届け出る必要があります。

※無許可で不動産投資をする場合、懲戒処分の対象となります

不動産を新規で取得して運営する人は少数で、両親が所有している不動産を相続などで受け継ぐ形で不動産運営をしている人が大多数です。

不動産を取得するために一定金額の頭金が必要となるため、気軽に始められる投資ではありませんが、公務員が金銭を稼ぐ貴重な手段です。

最もコスパがいいのが「子供部屋おじさん」

公務員が貯金をするために最もコスパの良い方法は「子供部屋おじさん」( = 実家暮らしをすること)です。

公務員の毎月の生活費の中で最も支出が大きいのが家賃だからです。

周囲の人
周囲の人

いい歳して実家暮らしなんて、大丈夫、、、?

このように実家ぐらしの人を「子供部屋おじさん」と揶揄する風潮がありますが、子供部屋おじさんこそ貯金には最強の手段です。

見栄を張って一人暮らしをする人たちと比べると年100万円くらい貯金額で差が付きます。

できるだけ名を捨てて実をとるようにしましょう。

【まとめ】工夫次第で薄給公務員でも安定して貯金ができる

若手公務員の貯金額は「マイナス〜10万円程度」と人によってばらつきがあります。

貯金額で差がつく最も大きな原因は家賃で、そのほか様々な工夫によって貯金額を増やすことができます。

若いうちから貯金を心がけて将来に備えましょう!

ここまでご覧いただきありがとうございました。

ABOUT ME
susumu
都内の某市役所で勤務していた元地方公務員のススムです。 勤めていた市役所を主席(1位)合格しました。 公務員を目指している受験生や公務員への転職を考えている人に向けて、公務員の採用現場の裏側や人事制度・仕事についてリアルな経験をもとに書いていきます。
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