保育士公務員になりたいけど、どの予備校を選べばいいんだろう?
こういった疑問にお応えします。
保育士公務員は給料や有給取得など待遇面で私立保育園の保育士よりも恵まれている魅力ある職業です。
保育士公務員の給料は私立保育園より高い
平均年収 | 平均年齢 | |
公立保育士 | 629.7万円 | 42.7万円 |
私立保育士 | 355.6万円 | 36.7歳 |
保育士公務員の有給取得日数は私立保育園よりも多い
有給取得日数 | 公立保育士 | 私立保育士 |
2日以内 | 3.2% | 2.6% |
3日〜6日 | 40.7% | 23.9% |
7日〜9日 | 28.8% | 27.2% |
10日〜15日 | 17.9% | 30.7% |
16日〜20日 | 3.1% | 9.6% |
21日以上 | 1.4% | 1.9% |
その他 | 2.9% | 4.0% |
今回はそんな恵まれた保育士公務員になるためにおすすめの予備校を紹介します。
保育士公務員におすすめの予備校はクレアール
予備校 | 費用 | 特徴 |
クレアール | 【高卒程度/資格免許職コース】 ¥125,000(一般価格) ¥101,000(8月割引価格) 【 速修保育士・栄養士(資格免許職)コース】 ※2万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる(安心保証プラン) |
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LEC | 【保育士合格講座】 1科目¥6,000
【全科目を受講する場合】
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保育士公務員にクレアールとLECをおすすめする理由
保育士公務員にクレアールとLECをおすすめする最大の理由は、保育士公務員専用のコースが存在するのはこの2校だけだからです。
他の予備校は保育士公務員コースが存在しないため、保育士の専門科目試験を学習できません。
したがって、保育士の専門科目まで対策できるクレアールとLECが保育士公務員を目指す方にはおすすめです。
続いてクレアールとLECのカリキュラムを比較・検討してみましょう!
【第1位】クレアールのメリット・デメリット【保育士公務員】

- 面接対策の受講回数が無制限
- 一般教養科目もしっかりと対策できる
- 速修コースとじっくり学べるコースが2種類存在する
- 2万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる
- 特になし
【クレアールのメリット】面接対策の受講回数が無制限
クレアールは何度でも個別の面接指導や模擬面接を受けられます。
さらに受講生同士の合同模擬面接も実施しており、面接対策が充実している予備校です。
保育士公務員の面接試験の配点はとても高いため、これは大きなメリットと言えるでしょう。
LECは面接対策講義が一切ついておらず、今回紹介する予備校ではクレアールだけが面接対策を受けられます。
クレアールは対面で面接指導を受けるには東京都の水道橋へ通う必要があります。
クレアールの校舎は水道橋にしか存在していないからです。
ただし、水道橋校まで通えない人はメールや電話で面接対策を受けられます!
【クレアールのメリット】一般教養科目もしっかりと対策できる
クレアールは一般教養科目もしっかり対策できます。
保育士試験には、数的処理や文章理解などの一般教養科目も出題されるため対策できるのはありがたいです。
特に、初学者がつまづきやすい数的処理などの数学問題は、初歩から学べる「数学の基礎」講座もついており一般教養科目の対策もバッチリ!
一方で、LECには一般教養科目の対策がついていないため、初学者はクレアールの方がオススメです。
【クレアールのメリット】速修コースとじっくり学べるコースが2種類存在する
【速修保育士・栄養士(資格免許職)】
- 費用:¥95,000(一般価格)
- 必要最低限の科目だけを効率的に学べる
【15ヵ月合格コース 保育士・栄養士(資格免許職)】
- 費用:¥125,000(一般価格)
- 自然科学や人文科学などの一般科目も網羅した対策ができる
- 県庁・市役所(教養型)や警察官・消防士など様々な職種を併願できる
クレアールには、短期間の保育士公務員合格を目指す速修コースと、じっくりと学習して確実に合格を目指す長期コースの2種類が存在します。
あなたの考える合格スケジュールに合わせて受講するコースを選ぶことができます。
保育士公務員だけにターゲットを絞り、短期間での合格を目指す方は速修コースがおすすめです。
一方で、早めに保育士公務員の対策を始めたい方や、保育士公務員以外の併願先も視野に入れた勉強をしたい方には15ヶ月の長期コースがおすすめです。
いずれの場合でも、保育士公務員の受験に必要な科目の対策を行えるので自分のペースに合わせてコースを選択できます。
【クレアールのメリット】2万円の追加料金で受講期限を1年間延長できる
クレアールは2万円の追加料金で受講期限を1年間延長できます。
仮にあなたが保育士公務員試験に不合格になった場合でも、もう1年間クレアールに通いながら受けながら再チャレンジできます。
LECの場合、1年間受講期限を延長する場合、また同じ値段を払う必要があるので、これはお得です。
【第2位】LECのメリット・デメリット【保育士公務員】

- 圧倒的に費用が安い
- 必要な科目だけを受講できる
- 面接対策講義がついていない
- 教養科目講義がついていない
【LECのメリット】圧倒的に費用が安い
LECのメリットはクレアールよりも費用が圧倒的に安いことです。
クレアールが12万円程度かかるのに対して、LECはその半分以下の5万円程度で受講できるからです。
公務員受験には費用が大きくかかるため、少しでも節約できるのは就活生にとって嬉しいことです。
さらに、節約したお金を後述する面接試験対策のみを受けられる予備校に回すことでより戦略的に受験を行うことができます。
【LECのメリット】必要な科目だけを受講できる
LECは必要な科目を選択して受講できます。
保育士の専門8科目を1科目につき¥6,000で受講できるからです。
自分が苦手な分野を選んで受講することで、さらなる得点アップを狙えます。
1科目ずつ選択できるので、お財布にも優しい予備校です。
【LECのデメリット】面接対策講義がついていない
LECのデメリットは面接対策講義がついていない点です。
保育士公務員の試験では、面接試験の配点が高いため面接対策を受けられないというのはかなり致命的です。
そのためLECを受講する人は、必ずなんらかの方法で面接対策をすすめていく必要があります。
【LECのデメリット】教養科目講義がついていない
LECのもう一つのデメリットは教養科目講義がついていない点です。
保育士公務員の試験には、保育士の専門科目以外に、数的処理や文章理解などの一般教養科目も出題されます。
LECを受講する人はこれらの一般教養科目も自信で独学で勉強する必要があります。
LECのカリキュラムは保育士公務員の受験には少し不完全な部分も多いので、完全初学者はクレアールの受講をおすすめします。
ただし、今まで公務員試験を勉強したことがある人や、一般教養科目・面接試験に自信のある人はLECを受講しましょう。
保育士公務員の試験では面接対策が合否を分ける
保育士公務員の試験では面接対策が合否を左右します。
保育士公務員の試験では、面接の配点が非常に大きいからです。
- 【1次試験】
総合筆記試験:300 - 【2次試験】
個別面接・集団討論:700
上記は川崎市の例ですが、ほとんどの自治体は川崎市と似たような配点比率になっています
そのため、面接試験をいかに対策するかが公務員保育士の合格の鍵となります。
しかし、保育士公務員の面接対策には1つ大きな問題があります。
それは、保育士公務員の予備校はどれも面接指導を受けにくいという点です。
【悲報】保育士公務員の予備校は面接指導を受けにくい
残念ながら、保育士公務員の受験生は面接対策を受けにくい環境にあります。
- クレアール:東京都の水道橋校で面接対策を実施
- LEC:保育士公務員は面接対策を受けられない
つまり、LECはそもそも面接指導を受けられませんし、クレアールを受講していても水道橋校舎に通えなければ、対面で面接指導を受けられません。
そこで、保育士公務員が面接対策を行う方法も併せて紹介します。
保育士公務員が面接対策を行う方法

- 面接対策のみ受けられる予備校を活用する
- ジョブカフェや新卒応援ハローワークを活用する
- 学校の就職支援課を活用する
①【保育士公務員】面接対策のみを受けられる予備校を活用する
予備校 | 費用 | 特徴 |
EYE | 【個別授業パック】 ¥18,333(2コマパック) ¥48,888(6コマパック) ¥73,333(10コマパック) | ・面接対策の個別指導を受けられる |
資格の大原![]() | 【公務員オンライン面接対策】 ¥2,500(1回30分) 【直前対策パック(面接フォロー付)】 ¥69,200(一部の校舎で実施) | ・直前対策パックは一部の校舎のみで実施 |
LEC | 【模擬集団討論】 ¥12,000(一般価格) 【公務員面接プレミアムゼミ】 ¥31,000(一般価格) ¥15,500(コース生価格) 【面接必勝ストラテジー】 ¥7,200(一般価格) ※大学生協・書店を経由で最大5%オフ | ・定員20名 |
クレアール | 【直前対策パック(全職種共通)】 ¥45,000 | ・3回分のエントリーシート添削付き ・都内1校舎のみ (水道橋) |
TAC | 【対策セミナー(特別区・都庁)】 ¥8,000(一般価格) ¥4,000(TAC生価格) | ・特別区1類(事務) |
最もおすすめの方法は面接対策のみを行える予備校を活用することです。
費用はかかりますが、公務員試験のプロから直接指導を受けられるからです。
今回は面接対策のみを受講できる3校を紹介します。
保育士公務員には大原のオンライン面接指導が最もおすすめ
最もおすすめなのは大原のオンライン面接指導です。
スカイプを用いた面接指導により地方に住んでいる人でも受講できますし、相手の顔が見えるので的確な面接指導を受けられるからです。
価格も1回25分で¥3,000と、個別指導の中ではかなり安価な部類です。
EYEは対面で面接指導を受けられるが、校舎が都内にしか存在しない
EYEは対面で面接指導を受けられるので、面接対策としては最も効果的です。
ただし、注意点としてEYEは校舎が都内に3校(渋谷・池袋・水道橋)しかないため、対面の面接指導を受けるためには都内に通わなくてはなりません。
そのため、地方に住んでいる方にはおすすめできません。
(そもそも都内に通えるなら、わざわざEYEの面接対策を受けずにクレアール水道橋校で面接対策を受ければいいでEYEを利用する必要がないです。)
ただし、クレアールの講師と相性が良くなかったり、他の講師からの意見も聞きたい人はEYEの受講もおすすめできます。
LECでは直前対策講義で面接の個別指導を受けられる
LECは試験直前期限定で「公務員プレミアムゼミ」という少人数制の面接対策講義が開催されます。
メインターゲットは行政職ですが、保育士公務員のかたも面接対策に活用できます。
また、この講義はオンラインでも受講できるため地方在住の方でも気軽に受講できます。
ただし、直前対策講義なので、試験本番直前しか開催されていない点に注意しましょう。
②【保育士公務員】ジョブカフェや新卒応援ハローワークを活用する
国や都道府県が就労支援として、ジョブカフェや新卒応援ハローワークといった面接対策のサービスを提供しています。
無料で利用できるため、面接対策を完成させるためにぜり利用することをおすすめします。
③【保育士公務員】学校の就職支援課を活用する
現在、大学生や専門学生の方は学校の就職支援も活用しましょう。
ゼミや担任の先生に相談したり、学校内のキャリアセンターから面接対策のアドバイスを受けられます。
ただし、相談員が公務員試験に詳しいとは限らないので注意しましょう。
【保育士公務員】予備校費用を安くする方法


- 予備校の割引制度を利用する
- 資料請求でクーポンや割引情報のゲットする
【保育士公務員】予備校の割引制度を活用する
予備校の割引制度を活用しましょう。
クレアールはほぼ年間を通して割引キャンペーンを行っていますし、LECは「退職者・離職者応援割引」などの様々な割引を実施しています。
公務員予備校はどこでも割引を実施しているため受講する際は必ず活用しましょう!
【保育士公務員】資料請求でクーポンや割引情報をゲット
クレアールとLECはいずれの予備校も資料請求で割引情報をゲットできます。
また、どちらの予備校も時期によっては受講料割引のクーポンを配布していたことがあります。
保育士公務員の受験を考えている方は、まずは資料請求して割引制度やクーポンをゲットして少しでも受講料を抑えるのが経済的です。
【まとめ】保育士公務員は予備校と面接対策サービスを併用して受験に望むべし!

予備校 | 特徴 | おすすめの人 |
クレアール |
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LEC |
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保育士公務員を目指している人はクレアール・LECを受講しながら、面接対策サービスを活用することで合格に近づけます!
あなたの予備校選びの参考になれば嬉しいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。